元在日韓国人の韓国大統領選挙投票記

初めましてなのだ。ツイッターではアライグマの毛皮を装備している一般人なのだ。トレンドで在日韓国人の選挙権について少々話題になってたので、鉄イさんが昔日本国内で朴槿恵時代に投票したお話を書いていくのだ。尚、ここからは普通の文体で書いていくのだ。
①懇願された選挙権登録のお願い
あれは2011年頃だったと思いますが、在外韓国人が選挙権を得ることができ、先ずは選挙権の登録をというときだったと思います。私はパスポートの更新のために折角なので旅行がてら有給を使って、新潟領事館に行くことにしました。そのときについでに選挙権の登録もしてしまおうと思い、朝から新潟まで行くことにしました。
今はどうか知りませんが、当時の新潟の韓国領事館はビルの中にあり、ロシア領事館も同じビルにオフィスを構えていました。そして領事館でパスポートの更新依頼を終え、次は選挙権の登録をと思ってたときに、女性の職員の方から選挙権登録のお願いをされました。その時の状況は未だに覚えてるのですが、野獣先輩も後退りするレベルで懇願されるレベルで非常にびっくりしたのを覚えています。
私は登録もしにきたんですよと伝えると、女性の職員の方は大層嬉しかったのか、何度も感謝の意を伝えてきたので、余程登録する人が少ないんだなと同情せざるを得ませんでした。
②投票に行こう!
さて、しばらく後に韓国大統領選挙が告知され、日程が公示されたので、指定された投票場所が日本国内では全ての領事館となっていたために、今度は又観光がてらに大阪領事館で投票を行うことにしました。
投票自体生まれた初めてだったので、少し楽しみだったのは覚えています。選挙当日の朝は早めに起床して特急電車に揺られて大阪に到着。そのまま地下鉄に乗り換えて大阪韓国領事館に到着しました。領事館は周りに日本の警察が警備に当たっており、物々しいが大変だなと当該警察官の方たちにはお疲れさまと心で呟いておきました。投票場所は領事館の地下になっていて領事館職員の指示に従い、地下に降りました。投票場所はほぼ日本の投票所と同じ感じだったと思います。降りたあとは日本語と韓国語で外国人登録証明書又はパスポートの提示を指示されたので、両方とも提示後にサインをお願いしますと言われ、タブレットにハングル文字で名前を記入しました。記入後は投票用紙を手渡されたのですが、ズラッと候補者の名前が書いてある上に(無論名前はハングル文字が書かれています)、空白のマスがあったので少し?になりましたが、あそこの記載場所で記入をお願いしますと言われ、記入場所に行くことにしました。記入場所に行くと判子が置いてあったので、職員さんに空白のマスに捺印するのですかと聞くとそうですと言われたので、この辺は日本と違うんだなと少し制度の違いを感じながら、改めて投票用紙を見たのですが、候補者がすごく多く(十名以上いたはず)、こりゃ韓国でも泡沫候補は日本と同様に誰が誰だかわからないぞ思いました。

③投票!そして帰宅。
それから候補者の名前を確認して朴槿恵候補の名前があったので、名前の上の空白のマスに捺印したのですが、○の中にカタカナのトのような文字が印字されてました。後は半分に折りたたんで投票箱に投票してから職員さんたちに一礼してから会場を後にしました。その後は、難波まで行き軽く観光をしてからホテルで一泊して翌日帰路につきました。
こんな感じで初めての投票でしたが、捺印は高齢者にとっては便利だなと思ったのが感想でした。
以上、ここまで拙い文章を閲覧していただき誠に有難う御座いました。

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