子供がソシャゲーで課金することの意味を考えさせられるようにする方法の考察

今回は自分で書いてみたかった子供がソシャゲーで使うお金について、子ども自身が自分たちで少しでも考えられるようにするにはどうしたらいいかを自分なりの考えで書いていきます。
①平均と天井までの金額を子供と一緒に計算しましょう。
あるソシャゲで欲しいキャラクターの出現確率が3%で天井が200回の試行で、1回試行する場合300円かかると設定します。さて出現確率が3%ということは分母に直すと33分の一、つまり平均で33回す必要があります。ということは平均で当たると仮定した場合キャラクターが出るのに9900円かかる計算になります。又、運悪く天井まで行った場合は200*300=60000 つまり6万円かかることになります。
②ガチャを回すお金を得るのにどれだけ労働すべきかを理解させましょう
さて、金額が分かった後はその金額を稼ぐのにどれだけ時間がかかるかを子供に教えるために計算する必要があります。
ここは仮に大黒柱が四十代であり、年収は440万円と仮定しましょう。
当然給与というものは様々な控除があり、440万円の場合手取りはおおよそ347万円で、月換算なら29万円程度です。
これが仮に月22日労働であれば一日あたり1.3万円を手取りで得られる計算になり、9900円を得るには実質1日弱、天井までなら五日間必要になります。
子供さんにはこれくらいお金を得るのは大変だぞとちゃんと表示すると、理解をえやすいと思います。
③9900円(若しくは天井の6万円)で何ができるかを一緒に考えましょう
これはなんでもいいと思います、例えば家から電車でどこまで行けるか?旅行だとどういう旅行ができるか?有名料亭の食事料金はいくらだろうか?等等…様々な方向から調べてみると非常に面白いのと、子供さんにとっても新しい発見になると思います。
④ソシャゲを計画的にやってみましょう
ここまで来るとお金を稼ぐということが大変だぞと子供さんは多少なりとも理解できるようになると思います。そこで一例としては欲しいキャラクターが性能面から考察して、不要ならそのガチャは回さない、欲しいが今は予算が…といった場合、将来的におおよそ来るであろう入手方法を調べてみましょう。そうすると無償ボーナスをこれだけ貯めればとか、有償限定ガチャでお安く手に入るかも等など色々な方法が考えられるので、実際に子供さんに計画を作ってもらって実行してもらいましょう。どれだけガバガバでもいいのです、まずは子供さんなりに計画を立案させることです。
⑤出現平均の金額(若しくは天井分の金額)で実際に何かをしてみましょう。
③で考えたことを実際に行動してみましょう、実際にレストランに食べに行ったり、本当に旅行を計画して行ってみたりと行動を起こしましょう。新たな発見が子供さんにとって良い影響になるかもしれません。

以上、最近のソシャゲーの課金について子供さんさどういうふうにしたらいいかを自分なりに考察してみました。ここまで読んでいただきありがとうございました。


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