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やる気を引き出す【大アルカナⅦ 戦車】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

鑑定や講師業を続けていくと、いかに目の前の方のやる気を出させようか?と
毎回集中して考えます。

みなさんが、自力でMahouの前に来てくれると言うことは
「自分を変えよう」「学ぼう」と言う意思があることは明確です。
無理やり連れて来られる人は、そういません。

だからこそ全力で臨むわけですが、
やはり手に取るようにご本人の『やる気』を感じるわけです。

特に講師業は『学ぶ』と言う明確な目的があり、本人もしっかり自覚していますので、『学ぶためにはどうすればいいか』が焦点となります。

宿題や、日々の自主練習、自己鍛錬をやっているか否か?は
ご自身が一番わかっているので、少し先に経験値を積んでいる立場のMahouとして、「こうしたほうがいい」とアドバイスをさせていただきます。

素直に取り入れる人もいますし、自分でチャレンジして決めたい人もいますが
概ねみなさん前向きです。

講師業で教えていて毎回思うのは、
「学びたいのに、どうしていいかわからなくなって、迷い込んでしまう」と言う
挫折につながっている人が多い。

経験者からすれば「練習あるのみ」「練習しているうちにわかるようになる」
と言うひと言にまとまってしまうのですけど、
ご本人にしてみれば、「いつまで迷い込んでいるんだ?」と
さらに不安が増してしまいます。

やはり、経験者のちょっとしたアドバイスが、
ご本人の心の救いになるのかもしれないな?と思うのです。

とある方の学んでいる姿をずっと陰ながら見ていると
(実際に視覚で様子を見ている)、
一生懸命自分で考えながら、研究しているのですが、
途中でわからなくなってしまい、混乱していたのです。

途中で、声はかけずに、最後に声をかけました。

『すごく一生懸命頭で考えているのだと思います。
ただ、頭で考えてしまって、その時何を感じたか?考えたか?を記憶に残る前に、
次々と例題をチャレンジしてしまうので、頭で何を考えたか?を忘れてしまうのではないかしら?
だから、面倒でも、いちいち紙に書き留めて、
「この例題はこうやってみた、その時こう思った、だから次はあのやり方で試す」を記録を残せば、何度も同じことを繰り返えさず、次に進めると思います』

【大アルカナⅦ 戦車 前進あるのみ】

生徒さんのお顔が「はっ!」としました。
そう生徒さんは一生懸命取り組んでいるものの、最後の「よくわからない」と言う感想だけが強く記憶に残ってしまっているのです。

「よくわからない」と言う感想に至る前に
「こうしたらどうか?」「あれをしたらどうか?」「今回はよく出来た」
「今回はよく出来なかった」と言う『感想』すらも
最後の「よくわからない」ブラックホールに飲み込まれてしまい、
パニックになってしまっているので、いかに自分が何か感じているか?を
紙に書き留めて『検証』していく方式を取り入れれば、自ずと新しいやり方なり、成功した傾向が事実として紙に残ります。

急がば回れ、とは、こう言った表現なのかもしれません。

一生懸命トライしている方々に、お役に立ちたいと、願います。
色々な経験ができることに感謝しております。

タロットMahou

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