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占い師を目指す【大アルカナⅠ 魔術師】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

年明けのSNSを見てみると(被災事故以外)
新年の占いを掲げる人が多く目に留まります。
Mahou自身が占い師ですから、レコメンドされてそう言った記事が上がってくるのは承知しておりますが、昔の知り合いがいつの間にか占い師になっていたり、
ヒーラーになっていたり、スピリチュアルに傾倒している変化を
目の当たりにしました。

同世代が、人生経験を積み占い師になっていく、という流れはわからなくはありません。
不安定な世の中だからこそ、占いの勉強をして先を読む力をつけて、
占い師になっていく、これも王道の成長です。
感受性の強い人が、SNSの発信の力を身につけて、感じることを拡散していく。
これも現代ならではの流れです。

同じ「占い師になる」でも、ルートが違います。
それがこの新春に多く目に映りました。

【大アルカナⅠ 魔術師 技を鍛える】

占い師を目指すみなさんは、とにかく実践にチャレンジして欲しいと思います。
長きにわたる歴史がある職業ですので、勉強に終わりはありませんし
昔々の占いの方法と、令和現代の占いのあるべき姿が違いますので
あまりにも昔のやり方を体得する必要はないのではないか?とも
一個人としてはあります。

もちろん昔の占術は、知識としてはあったほうが良いのですが、
真面目なみなさんの習慣で
「全部知ってから、実践に移りたい」という気持ちもわかります。
が、いつも言うように

『占いができるのと、占い師になるのは違う』のです。

今、自分に何が必要なのか?を自分自身で理解するのは、
まず実践でやってみてうまく話せなかったり、伝えられなかったり、
思いっきり外れたり、奇跡的に当ててみたり、と経験値を持って、
「次、何を学ぶと良いのか?」が見えてくると思います。

「人のために役に立ちたい」と思うからこそ
相談者の方が何を必要としているか?をリアルに感じると、
かなり実力が上がってくると思うのです。

Mahouもたくさんの生徒さんと関わってきて、試行錯誤を繰り返していますが
今日現在行き着く答えは、『実践の経験値』であります。

以前、すでに占い師としてデビューしている方からメールが来ました。
占い師として1年以上活動しているが、どうにもリピートがつかない、と言うことです。

その方は、所属している占い会社のスクールをしっかり受けていて
その知識をもとにプロになったので、基本的な知識はすでにありました。

Mahouは個別レクチャーのみ自分で開催しているので
(外部にて依頼されることもありますが)
ワンクール(20時間)その方のレッスンを開催しました。

何故、その方が改めてMahouのレクチャーを受けたいと言ってきたのか?

それは、一年の実績の中で、どうしてもうまくいかないスキルが『明確』に
あると自分で理解し、所属しているスクールではなく、外部で現役活動しているMahouを探し出したようです。

この話も良い例になると思います。
自分で『必要』を感じないと、お金を払って学習しても、ノートに書き留めてまとめるだけでは、身につかないのです。

その方は、Mahouのレッスンを受けてすぐに実践で活用する日々でしたから
理解は早かったです。

今、占い師を目指している方は
すぐに実践ができない方も多くいらっしゃると思います。

その場合は、口語(話し言葉)のまま、ノートにまとめたり
自分で話している声を録音したりして、見直したり、聞き直したりして
自分が何を言っているか?ロールプレイングをして下さい。

Mahouが毎日ブログを書くのも、その練習なのです。訓練、修練の域です。
自分が何を言っているか?ちゃんと伝わっているか?
あれそれこれ、を言葉に直しているか?

定期的に小説を読んで、映画を見て「新しい言葉、表現」をインプットしているか?

占い師だけではなく、すべての道は、コツコツ地道に続けていけるかどうか?
なのです。
あなたの勤勉さを、自分だけの修練と、社会的な経験値の『両方』同時に
積み重ねていくことがポイントです。

両方バランス良く、です。

必要な方に届きますように。

タロットMahou


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