1995年生まれのひとりごとです。ポジティブ人間。

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最近の記事

劣等感の調理法

劣等感と聞くと、ネガティブな印象を抱く人が多いが、実際は悪いことばかりではない。劣等感がどんな成分でできているか、どんな味なのかを分析して、適切な方法で調理すれば必ず美味しくなる。 劣等感は、他者と自分を比べて、自分が劣っているように感じることだ。小さい頃から兄弟と比較されたり、生活の中で悔しい思いをしたりする経験が多いと、自己肯定感が低くなりやすい。この自己肯定感の低さが、劣等感にも繋がっている。 辛い経験をした結果、劣等感を持つことが多いが、劣等感をバネに努力して

    • 大好きな人

      私には、恋人がいる。 好きなところはたくさんある。 ふんわりした顔立ち、優しい笑顔。 誰にでも分け隔てなく接し、周りから愛されるところも好きだ。私の知り合いに会わせても、初対面なのにしっかりコミュニケーションをとっている姿は頼もしく、すごいな、とも思う。 彼はよく食べる。 本人は痩せようと思っているらしく、ジムに行く日もある。ジム終わりは、満足げな顔で帰って来て、その後はいつも以上に食べる。 頭が良く、回転が早い。 会話の切り返しはいつも面白い。 私の

      • 愛されない人間だと思っていた過去の話 〜家族編〜

        数年前まで自分のことを「ハズレくじを引いて生まれてきた人間」だと思っていた。 家に帰っても、大人に心から甘えられることは無かった。 父は、機嫌が悪いと大声で怒鳴り、物を投げた。幼稚園の頃、父が母の目覚まし時計を投げて、部品が弾け飛ぶ光景は今でも鮮明に思い出せる。 小学校で九九を習う時期、風邪で学校をお休みしてしまったので、リビングで一人でその日習うはずだったところを練習していた。すると父がリビングに来て、「〇の段を言ってみろ」と言った。習っていないところだったので、序

        • 愛されない人間だと思っていた過去の話 〜学校編〜

          数年前まで自分のことを「ハズレくじを引いて生まれてきた人間」だと思っていた。 不当な扱いをされたとき、理不尽なことがあったとき、怒りや悲しみの後に湧き上がる、「どうして私だけこんな辛い目にあってるんだろう?」という疑問に、自ら出した答えだった。 小学校と中学校では、いじめられたことがあった。当時、私の他にもいじめを受ける子はいたけど、他の子に比べて圧倒的に私が対象にされる時間が長かったように思う。 学校が辛くて、2.3日お休みしたことがあった。急遽、親と私は学校に

        劣等感の調理法

        • 大好きな人

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        • 愛されない人間だと思っていた過去の話 〜学校編〜

          私に鈍感な私

          心の状態を表す言葉は、いつだって抽象的だ。 心について少しだけ専門的に学んだが、辞書や本を読んで、さらに自分の中で反芻してやっと理解できる感情がたくさんある。 私は人の感情を敏感に察知することができる(と人から頻繁に言われる)が、最近、自分自身の気持ちには鈍感であることに気付いた。 私は、昨年の秋、複数の身体症状に悩まされた。喘息の発症、原因不明の高熱、全身の発疹など、一つの症状が落ち着き始めるとまた新たな症状が現れた。呼吸器科、内科、皮膚科のお医者様から共通して、

          私に鈍感な私