遺跡から光

その2:海外ラーニングプログラム【breath】の「感じる力」ってどういうこと?

カンボジアの遺跡と村を舞台にした人財育成プログラム【breath】
その中で繰り返し登場するキーワードが「感じる力」「直感」「感性」。
プログラム中にさまざまな形で”感じること”に意識を向けていったメンバーたち。帰国後の日常は、どんなふうに変化したのでしょう?
前回の【Q1】プログラムを終えて変わったな、と思うことは?はこちら!

Q2】「感じる力」が高まるとどんなことが起こる?

「目に映る日常が豊かになった」 大学3年女子

通学中に歩いているとき、今まではいかに早く歩くかの勝負だった。プログラムから帰ってきて、ゆっくり周りを見ながら歩いてみたら、意外に東京にもこんなに自然があるんだとか、あ、ちょうちょ飛んでるとか、気がつくようになりました。

不思議なのは、早く歩こうと考えれば考えるほど時間が経つのが遅く感じるのに、ゆっくり歩くと、発見とか吸収することが多くて、時間が経つのが早いんです。

今までは不快に思ってた工事の音も、風の音も同じように耳に入ってくる。感覚が広がっていく感じです。なんか豊かになっていくのが、面白いなと。

「偶然そこにいる人と、つながっている」 大学1年男子

村の人たちが、突然村にきて偶然出会った自分にすごく関わってくれたことが強く記憶に残ってるんです。

カンボジアでも、そのあとに行ったアメリカでも、バスで一緒に乗っている人やお店の店員さん同士がすごくよく話すし、僕は英語あんまりわかんないのに、それでも自然に話しかけてくれる。

そのとき偶然、その場にいる人たちがつながってるなぁっていう感じがして、それがすごく心地よかった。

日本に帰ってきて、人と人の間に距離を感じて。前はそれを”礼儀正しい”と感じていたんですが、自分も電車の中とかであんまり人に興味を向けていなかったな、閉じていたなと発見しました。

偶然の出会いが生まれないのはもったいないから、自分から開いていく、つながっていく感覚を大事にしたいなと。

「顔をあげて、前を見たら、出会った」 社会人女子

プログラムが始まっても、つながるという感覚がわからなくて不安でした。ずっともやもやしていて、日本にいるときの感覚が全然抜けなかった。その時に「もっと顔を上げて前を見れば、世界は広がっているよ」という言葉をファシリテータからもらって。

だから、顔を上げるということを意識してみたら、今まで見えていなかったものが見えてきたんです。

そのうちに「あ、自然とつながった」っていう感覚が湧き上がってくる瞬間がありました。そのときに「ついに感覚を手に入れた!」と体の内側から思ったんです。

だから、日本に帰ってきてからも自然とつながる自分で居たいなと思って。

今までなら車での通勤中はクーラーも音楽もガンガンだったんですが、窓を開けて外から入ってくる風とか音とか、そういう飛び込んでくるものを楽しみたいと思うようになりました。

感覚に耳を傾ける

目の前にあるけど目を向けていないものや、目に見えないもの、わかりにくいものに自分からそっと歩み寄って、それに耳をかたむける。そして、感じとったことを誰かに伝えてみる。

日々の暮らしの中で”ロジカル”や「一般的には・・」の向こう側に追いやられている”自分の感覚”を呼び醒まして、取り戻してあげるのもこのプログラムの学びのひとつです。

次は、もうひとつの核となる学び「しなやかな強さ」について。
海外ラーニングプログラム【breath】で学ぶ「しなやかな強さ」って?

【breath】第3期は2019/12/29-2020/1/4に開催予定です。
詳しく上記サイトから「オンライン説明会」へ!
*10/31までプログラム費用が2万円お得になる早割実施中!


5つの質問へはこちらから。
【Q1】プログラムを終えて、変わったなと思うことはありますか?
【Q2】「感じる力」が高まるとどんなことが起こる?
【Q3】「しなやかな強さ」ってどういうこと?
【Q4】 実際のプログラムではどんなことをするんですか?
【Q5】 このプログラムをこんな人に届けたい!

サポートいただいたら、私たち家族とその仲間たちのカンボジアライフがちょっとほっこりします☆