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【社会人ワーホリ】私がとりあえず1年間会社員生活から離れてみようと思ったワケ

こんにちは。パソコンのデータ整理をしている最中でカナダ渡航前に書いたメモを見つけたので、当時の考えとそれに対する今の考えの変化などを記事にすることにしました。

特に、会社を辞めるという決断についてです。

2022年7月末〜、2019年から新卒で入った会社を辞めて行くことを決心をしたカナダへの渡航・ワーキングホリデー。一度学生時代と社会人時代の間でやろうとして、やらずに終わった海外での生活。

いつ行こうか、どんな手段で行こうか、何をしようか、何をゴールに設定しようか、その後どうしようか、、、

そんな計画を長い時間かけて練ってきた気がします。
と言っても、結局は来るべき時に決心が出来ましたし、「とにかくやってみたい」の気持ちが大きくて、長い時間をかけたからといって綿密で壮大な計画が完成したわけでもないのですが。笑

そう、私の場合は社会人としても色々経て、ポジティブに辞めることに対して納得がいったのです。もちろん、辞めないで続ける決断をすることも同じくらい大事な決断。状況は人それぞれですし、それぞれに辞めたい理由・辞めたくない理由があることは十分理解した上で、私の気持ちは以下のようなものでした。

1、会社員として働く”以外の選択肢も試したい。(その後会社員として働く決心をつけたい)


社会人として会社に属して3年間働いてみました。
同時に元々の想い、いつ海外に行こうかとあたためてきて早3年。
ようやく、と本当に海外での生活を形にしてみるようになったのは、一度会社員として働いてみたからこそ自分のやりたいことたちが少しずつ明確になり、あとで行かずに後悔するならばと強く思えたからです。

そう強く思ったきっかけは、コロナウイルスの影響で舞い降りてきた社外出向の経験が大きかったなと思います。
年数も短いので経験としては弱いかもしれませんが、2021年度末まで、1年4ヶ月弱社外出向をしていました。
それまでと全く違う業種・職種であることはもちろん、働き方も関わる人も違う毎日を過ごす中で、自分が見てこなかった世界があることも知ったし、ようやく一人のビジネスパーソンになれた気がしました。
懐の広い受け入れ先ゆえに、なかなか経験出来ないことをたくさん与えてもらって、色々な繋がりも生まれたことが何より財産だと思っています。

もっと世界は広いんだから、もっと視野を広くしていたい。
もっと、もっと、好きに生きてみても良いのかもしれない。

こうした経緯かつそこまで堅実な道にあまり興味もなかったので、他の道を試すには良いタイミングかなと思って決断しました。

2、全体的な疲れ、責任や仕事からの逃げたいという気持ち(やらなきゃの気持ちに急かされていて、ジブンゴトしきれない)


楽しかったり、忙しかったり、バタバタな日々に疑問を持つことが増えました。「なんで私、今これをやっているんだっけ」という風に。

出向期間は学びの機会も多かったのと同時に、裁量があるゆえに責任も感じるし、刻々変わる状況やトラブルに振り回されたり自分で乗り越えられるかわからないレベルの壁を前にしてモチベーションが下がったりすることもありました。
本籍でずっとやってきたような、足並み揃えて決められた型で働くことで得られていたものもあったことにも気付きました。
ですが、さらに帰任した後の生活においてもやはりどこか上の空でした。

仕事だから、やらないといけないから、やるしかない。
それは社会人として当たり前なことなのかもしれないのですが、
出向後半と本籍帰任後あたりから、「仕事が楽しい」という感覚が減ってきたもしくはなくなってきていたなと思います。

社会人大先輩が聞いたら「この甘ったれがー!」と言われること間違いなしですが(笑)、20代独り身という自由な身なので、もう許してください😆

振り返ると、一度立ち止まって、たっぷり時間を取って休みたいんだって
そういうタイミングだったんだろうなと思います。
”何も気にすることなく、好きなことを思いっきりする期間を作る”ことで、自分の心の中のワクワクした気持ちを取り戻したいと思ったのです。


3、「こんな自分でいたい」場所として違和感を感じたから。


辞めることに躊躇しなかったの?休職とかは考えなかった?と聞かれますが、後悔はありませんでした。
楽しかったし、大切な人に沢山出会えた。だけど当時は自分が進む方向がブレかけていたから、もしそのまま居続けていたら迷子になってなり続けていたと思う。

それに期間は短いとは言えど外に出て、自分の実力や強み弱みを知って、ある意味自信も付いた、自分を少し深く知った。

私は行動を起こすことなく現状に愚痴をこぼすだけのスタンスが我慢ならないので、混沌とした環境のなかでの解決策を探してみたけれど。
きっと他にも選択肢って沢山あるよなと気付いたし、長い目で見たとき「自分がどんな人になっていたいか」という軸で考えるようになって、固執する必要なんてないなと思ったのです。


まとめ

ずっと同じ環境にいると、人は視野が狭くなる。
特に取り巻く環境が特殊であればあるほど麻痺もしていく。
それは当たり前のことだし決してネガティブな意見というわけではなく
それは居心地の良さに繋がる要因とも言えると思う。

だけど、私の場合は
・まだ知らない、見ていない世界がありすぎる!
・このままでは死ねない(熱血?)笑
・”こうでないといけない”という呪縛からの解放

という想いが強く、

会社員を辞めるのは不安もあるけれど、辞めるという判断は自分のためにやらないといけないなとも感じました。

「もし上手くいかなかったらどうするの」
そんな声ももらったりしたけど、やってみなきゃわからなくない?と思っていました。
上手くいかなかったら、その中で最大限出来ることを探すし
もうどうにもならなくても、もはやそれすらもチャレンジの経験として”おいしい”とさえ感じるけれど、これはちょっとバグですね。笑

私の周りのみんなは頭も良くて上手く生きている子も多くて、時々何がこんなに違うんだろ(お手上げ)みたいに思うこともあって、自信を無くしていた時期もあったけれど、私は私のインナーボイスに真摯に向き合って、自分を幸せにしてあげようと日々過ごせていることを今は誇りに思っています。

「何かを得るためには、何かを捨てる必要がある」
等価交換の法則なんて、わかっていたはずだけどようやく少し本当の意味がわかったと思います。
欲張りだから、どちらかを我慢することよりもどちらも取るという生き方をしてきた。
仕事の選択においても同じで、全てを満足させるよりも、絶対譲れないことを明確にして優先順に沿う方が自分を幸せに出来ると思った。
全てを手に入れることへの熱意は素晴らしいと思うけど、そうするといつも満足していない自分を生むことにもなる。

自分に必要なものを知って、幸せを感じられる自分にしてあげたいな〜”

と今の私はそう思っています🌿


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