皆様、こんにちは。

今、アメリカの富豪であるキム・カーダシアンが25日に「Kimono」という名前の下着ブランドを発表し、商標登録申請中との事で波紋を呼び過ぎております。

え？　着物？　Kimonoですって？

着物は日本人の伝統的な召し物であります。今まさに話題真っ只中なので、TwitterやInstagramなどで検索すると次々に出て来ます。

セレブのやる事はゴリ押しが多い。特にアメリカ！

日本と日本の着物への尊重はないのか？

わたしは長年着物を着てパフォーマンスをする身ですので、今回の件はどうしても見逃せませんでした。

キム・カーダシアンの Kimono 商標登録が認められれば、米国で日本の着物を扱う事業者は kimono として宣伝・販売出来なくなる可能性もあります。

こちらの記事で書いてありますが、周囲の反対を押し切って決めた事、すなわち変更する意思がないとわたしは思いました。

Instagramには沢山の批判のコメントが書き込まれています。わたしも彼女のInstagramにもコメントしましたが、どうやらネガティヴなコメントは削除されている様です。

わたしは商標登録もそうですが、何より日本へのリスペクトなし、そして日本のカルチャーを侮辱されてる気分になりました。彼女が下着のブランドを立ち上げ、売る事にはなんの批判もありませんが、Kimonoと言うネーミングを使用するのは断固反対です。

名前だけじゃないの！と言う人も多いみたいですが、本当に名前だけでしょうか？　いつから日本は日本文化を大事にしなくなったのでしょうか。

着物と言う名前が使われる様になれば、本来の着物のイメージにも影響が出るかもしれません。そして勿論文化盗用に当たります。

わたしは単純に、とても不愉快になりました。

何故なら日本文化である着物が好きだから。

日本の文化に誇りを持っているから。

大事に思ってる方々はすでに行動しており、各SNSは着物で溢れています。わたしも全てのSNSで発信しました。

現在日本だけでなく沢山の方が話題にし、他国からは批判の声が相次いでいます。これは嬉しいですね。

こんな事しても無駄だわ、とわたしも何処かで思う所はあるのですが、冷ややかに黙って見てるだけでは何も始まらないんですね。

イギリスでBBCのニュースキャスターをされてる日本人の大井真理子さんもTVで訴えてくれています。こういった影響力のある方、メディアに出てる方がコメントして下さるのはとてもありがたい！（英語です）

そして署名運動もあちこちで起きています。わたしも勿論署名しましたが、一人でも多くの方が声を上げてくれたらとても嬉しいです。

そして京都市も声明文を発表しました。

彼女はもう名前を変更する気はないだろうし、無駄なのも承知ですが、黙って見てるよりはNOとはっきり言う人でありたいです。

今回はこの一連のニュースを知らない方に、そして一人でも多くの方に読んで頂きたく書きました。

丸く解決はしないと思いますが、自分が出来る事はしていきたいと思います。

自分に恥じない自分でありたいです。

また近々お会いしましょう🌹

©2010-2019 Maico Tsubaki