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ヘアメイク1

皆様、こんにちは。

今日はよくよく聞かれるヘアメイクのお話をしたいと思います。

わたしの撮影、パフォーマンスのヘアメイクは99%セルフです。ヘアメイクさんにお願いする事はごく稀。

どうやってるか教えて欲しい、何を使ってるか教えて欲しい、とよく言われますが、髪質髪型も違えば顔も違う。参考になるかどうかはわかりませんが書いてみたいと思います。

まずはメイク。

メイクは基本、盛る時でも通常時でも自分の顔、目、眉の形に合わせてメイクして見て下さい。

ショーをやる方は是非一度は習って欲しいメイクレッスンがこちら。ちなみに普通のメイクレッスンもやって下さると思います。以前美容で書いたオーガニック石鹸の販売元であるスカーレット様がやっており、顔の形に合わせたメイクの基礎を教えてくれます。

わたしは過去に2回、レッスンを受けました。

敷居が高いわ!と言う方は、デパートの化粧品売り場などで沢山メイクをしてもらうといいと思います。でもされてる時はしっかり鏡を見て勉強しましょう。

あとはもうひたすら自分でレッスンあるのみ。今はネットが主流なので、検索すると実に沢山のメイク動画、画像が見れちゃう、いい時代ですね。

自分の好きなメイクが自分の顔に合うかどうかは、メイクをしてみないとわかりません。やってみたけどどうもしっくりこない、と言う方も多々いらっしゃるかと思います。そして色を使う場合、肌の色との関係性もあります。

例えば、外国人のメイクアップ。二重が太く、目のくぼみが大きい外国人のメイクは同じ様にやると日本人にはハマりません。同じ様な目の構図の方は大丈夫かと思いますが。
(わたしが貼ってるInstagramはただの見本として貼っています)

こういった目ですね(もう少し分かりやすいの探したけど、見つけられず)。この二重…よりもう少し幅の広い二重は日本人には少ないタイプ。なので同じ様にメイクするとハマらないんですね。色を参考にしたり、自分の目の形に合わせて上のオレンジの部分を狭くしたり形を変えてみたり、変化をつけていくといいかと思います。こんなに丸い目じゃない方は細長く塗ってみたりとかね。

このタイプのメイクなら、日本人にもハマります。でもこれも、同じ様に塗らず自分の目の形に合わせつつ塗ってみる。

どのメイクもそうですが、全ては自分の顔を知っていないと出来ません。

あとは盛ってるけどベタッとしてて下手だな〜と言う方もよくみます。

塗り込む時は、ぼかしましょう!

綺麗なグラデーションが作れると美しく見えます。ぼかしてないとただ塗った感が強くて本当に綺麗に見えないんですね。

ちなみにわたしはこの手の塗り込みメイクは滅多にしません。この手のメイクって眉毛を写真の様に釣り上げないと目と眉の幅が作れず、バランスも悪くなります。この眉の形がハマる人は似合いますが、似合わない顔立ちの方には難しいかと思います。あとは目の彫りの深さも関係あるので、わたしには合わないのです。それか色だけ参考にして切れ長に塗り込むか。どの道眉毛の下にハイライトを入れた方がより美しいので、目と眉の幅は必要です。

あとはわたしがオススメなのが、Twitterのこちら。と言っても外国人メイクですが、動画で紹介されてるので勉強になります。ベースからアイメイクまでバッチリ紹介されているので、お好きな方は是非見てみて下さいね。


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わたしはと言うと、ちょこちょこ変えたりしていますが、ベースのメイクはこちら。書き過ぎないアイホールラインとハイライト、黒のアイライン、つけまつ毛で仕上げています。眉毛は真っ直ぐに見えますが、わたしの元々の眉毛はつり眉。なので少しつり目に書いております(角度によって真っ直ぐに見えるだけ)。眉毛って、出来たら元々の眉毛に少し合わせた方が顔に馴染みますよ。無視して思い切り変化させるとしっくりこないんですね。少し変な感じになります。気がついていない方も多いんですけどね…。

なので、理想はあったとしても元々の作りをベースにしてみて下さい。

わざわざ真っ直ぐ、もしくはたれ眉に書いてる人を見て、馴染んでないどころか美しくもなんともない塗ったメイク、と言うのを見かけました。あとは眉と眉の間がおかしな距離だったり。

コスプレなどは眉毛を潰して書いたりしている方も多いと思うので、あの辺はまた別の次元のお話です。

そしてダブルライン、似合う顔立ちと似合わない顔立ちがありますが年齢にも関係があって、ある程度年を重ねた女性がやるのなら、やり過ぎない方がいいです。書き過ぎると老けてみえる。どうせ書くならバッチリ濃く書くか、書き過ぎない事、広く取り過ぎない事、そして自分の目のホールの大きさに合わせる事、必ずハイライトを使う事。

そして物凄く大切なアイライン。こちらもある程度は目の形に合わせないと、変な感じになります。そしてこれも目の形とどう見せたいかですが、目の下もライン、もしくは影、マスカラなどで変化させる事。上だけバッチリだとバランスが悪く、塗り過ぎてもバランスが悪くなります。わたしは大体ラインをうっすら書いて、アイシャドウなどでぼかしの影を入れています。

わたしは自分の今の目を把握しているので、大体はいつも一緒で、花魁の時だけ変えています。全体的に撮影時はそんなに濃くなく、パフォーマンス時はベースが一緒で濃くしている状態です。

つけ眉毛も、これがいい!と言うのはありません。何故なら似合うものはみんな違うから。わたしは人がつけていた大きなつけまつ毛がとても素敵で、真似して買って付けていた時期があります。

でも後から見たら凄く変なんです。合ってない上に、やり過ぎ感。

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これですね。とても綺麗なまつ毛なんですが、わたしには大き過ぎた様です。でも付けた時って以外に気付かないんですよね。メイクの濃さの割にまつ毛が大きいと言うか、メイクとも合ってないと言うか。この写真を見てから使わなくなりましたが、今では花魁の時のみに使っています(花魁のメイクだとまつ毛に負けないので)。

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どれも違う様に見えますが、基本のメイクは大体いつも一緒です。

髪型や気分によってアイラインの目尻の角度を変化させたりする程度。

ただ。

例外もあります。4年前のパリで踊った時は思い切り描きました。何故なら会場が凄く大きかったから。着いてかなり驚きました。
目の上のハイライトにはシルバーのラメがバッチリ、眉毛もこの上なく濃く、目の下のラインもダブルラインもバッチリ書いています。ちなみにこの時のメイク指導はスカーレット様。教えて頂いたメイクをベースに濃くしただけです。

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とにもかくにも自分の顔のパーツの形を把握する事。そして中途半端に盛らないで、盛る時はとことん!(でも綺麗に盛ろう) あとは家でひたすら練習しましょう。色んなメイクを試すうちに、自分に合ったメイク、自分の肌に合った色が必ず見つかる筈です。

肌の色は少し焼けたり少し色白になれば今までの色が似合わなくなり、年齢もしかり。長年同じ色が似合う訳ではないので、その時の自分に似合う色を見つけてみて下さい。アイシャドーも勿論そうですが、チークもその時その時で似合う色が変わりますよ。

おまけ。

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アイメイクはつけまつ毛なし、カラコンなし、目尻のアイラインだけのわたしの顔(日常のメイクスタイル)。元々は少しつり目なんですが、わたしの場合笑うと目がかまぼこの形になるんですね。なのでつり目だけに合わせてしまうと、表情が出た時に違和感のある目になってしまいます。そういった表情の癖も覚えておくと、より一層メイクが映える様になりますよ。

眉毛はしっかり描くのが昔からの好みなので、いつもこんな感じです。

さて、次回はヘアスタイルです。あまり参考にはならないと思いますが、わたしのやり方とスタイルを書きたいと思います。

続きます🌹

©2010-2019 Maico Tsubaki

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