パリ

パリの老舗ブラッセリー La Coupole

皆様、こんにちは。

4月にパリの超老舗ブラッセリー、La Coupoleにて踊って参りました。

勿論初の日本人。

わたしはフランス人の家族と一緒に住んでいるのですが、我が家のマダムは「とても光栄な事よ、当日は見に行くわ!」と観に来てくれたのでした。これはとてもとても嬉しかったです。

そんな有名で歴史あるブラッセリー、毎月1度地下にあるダンスホールでオールナイトのダンスイベントDANCING DE LA COUPOLEが開催されております。オーガナイザーはお店側ではなくて別のマダム。

その他にこちらも毎月1度昼間の時間帯にもダンスのイベントが。

わたしは3月に遊びに行っていて、友達の紹介もあったのですがその時にオーガナイザーと出会い、後に出演依頼を頂きました。

パリの人は冷たい、とよく聞きますがわたしはパリでとてもよくしてもらっています。一緒に住んでるマダムや友達。

君はどんどんあちこちに顔を出した方がいい。僕の知り合いでとても有名なオーガナイザーがいるから、君を紹介してあげる。近々行って来なさい。

そう言って紹介してくれたのもパリジャンの友達でした。

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オーケストラも入ってるんですが、クォリティが高かったです。さすが音楽の都(ウィーンよりも有名だと聞きました)。
夜通しダンス、ショー、オーケストラがあってお客さんもよく踊るし、お洒落した年配の方も多いし、若い人も多いし、そして皆さんとても紳士淑女。ドレスコードがあるので、ほとんどの人がドレスアップして来ているのがまた素敵。クラシカルかつシックと言う言葉がピッタリ。

遊びに行った時は客層が良くて感動したのを覚えています。何人かにダンスを申し込まれて踊りましたが、年配の方達はもそりゃもう〜紳士。若めの方は情熱的、と言うか押しが強かったりはしますが、それでも皆さん紳士でした。

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これは遊びに行った時。

わたしは大体こういう仕事になるかもしれないパーティーの時は一人で、そして70%位でバッチリ決めていきます。

100%は仕事の時だけ。むやみに(笑)100%を使わないわたしのスタイルです。

この時は知り合いも結構いて、一人だったけど全く退屈せずむしろ楽しんで帰りました。わたしは元々クラブのGOGOから入り、パーティーやイベントに数多く出て来たのもあり、社交場は大好きであり得意だったりします。ショー以外で踊るのも大好き。

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こういった時は言語の壁はなくなるんですよね。勿論話しますが、それだけではないと言うか、なんと言うか。一緒に踊ったり、挨拶して回って乾杯をしに行ったり、社交性が大事じゃないかなと思います。

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この日のイベントは22時からだったのですが、なんとLa Coupoleにてスタッフと出演者全員で食べるディナーが18時からありました。
軽めのコースを頂き、その後は1時間置きに2回のパレード。パレードって外歩くの?と思ってたのですが(詳細を聞いてなかった)、La Coupole内をみんなでパレードと言う事だったんですね。これは面白かった! 

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満席のお店の中をみんなでパレードして、最後はお店の前でみんなで踊ったり演奏したり。

オーガナイザーのマダムはフランス語だけで、わたしはまだフランス語が聞き取れなくて直接のコミュニケーションはあまりなかったんだけど、彼女はわたしの手を引いてあちこちに行くか、英語が話せるスタッフの所に連れて行って話すかしてくれて、とても良くして頂きました。スタッフもみんなが気にかけてくれて、遊びで来ても仕事してもいいイベントだなーと感動しました。パリは沢山のイベントがありますが、このクラシカルなスタイルはここだけではないでしょうか。

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この夜のショーは2回。大体どこでも一晩に2回がベースな気がします。

わたしは1回目にドレス、2回目は着物でした。

ちなみにこのドレスの衣装、中身もドレスも元々の既製品ですが手を加えていってオリジナルにしました。中身はゴールド。衣装はあちこちで女性たちに褒められるので、頑張った甲斐があります。

ちなみに前半に写ってる赤いドレスも作りました。今では作れる物は作ってしまおう精神。結構日本から持って来てるけど、足りない時は作る事にしました。日本は買い物の種類も選択も沢山ありますが、フランスにはそんなにありません。サイズが合わない、高い、アジア系は送料高いし届くまで時間がかかる、選択肢が少ない。以外にないんですよね、フランス(あっても凄く高いです)。

持ち時間はヨーロッパだと5〜6分。日本だと10〜15分位。結構な差があるので、花魁バーレスクを頼まれる時だけは伸ばしてもらったりしています。着物は5分でも問題ないけど、花魁はさくさくと簡単に脱ぎたくないですからね(笑)。脱いで行く過程も大事なショーの一つです。

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仕事頂いた時に、大体は衣装の直感と言うかイメージみたいなのがすぐ出てくるのですが、この時は水色の着物。柄も色もめちゃくちゃ春。

ヘアスタイルや飾りなども極力場所に合わせて変えたりします。いつも同じスタイル、も一貫していて素敵ですが、わたしの好みは七変化。当日アドリブで決める事も多々あります。

ちなみにこの日ショーの後、なんと日本人女性に声かけられました。パリ在住で音楽家の方でした。彼氏がオーケストラの一員でいつも来るのだとか。

パリのナイトシーンで日本人を見かける事はないと思ってたので、びっくりかつ嬉しかったです。その内彼女のコンサートに行ってみたいと思います。

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パリのナイトシーンはまだまだ沢山ありそう。

また近々お会いしましょう🌹

©️2010-2019 Maico Tsubaki


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