MAIECHIURA

Photographer - Shiga / Kyoto / Osaka - Niko…

MAIECHIURA

Photographer - Shiga / Kyoto / Osaka - Nikon / Pentax / Fujifilm

マガジン

最近の記事

紅葉(落ち葉)

気が付いたら紅葉の見ごろが終わっていた!というときは、落ち葉の写真を撮りにいきましょう。 赤や黄色の紅葉では、「色合い」にこだわりました。落ち葉を撮るときは、「露出を下げて暗めに」、「シチュエーション」にこだわって撮影することをおすすめします。 上から地面全体を写すよりも、ローアングルで地面にカメラを近づけて撮影することで、落ち葉の質感が伝わる写真になります。 落ち葉をかき集めて、文字を作ったり、形を作ったりしても楽しいです。 飛び石、石畳、苔など、道の特徴を一緒に写

    • 紅葉

      紅葉を撮るときは、「色合い」と「シチュエーション」にこだわって、ただ撮っただけの写真からランクアップさせます。今回は「色合いにこだわる」ことを詳しく説明します。 きれいに発色している葉を選び、思い切ってそこにぐっと近寄ってピントを合わせて撮影します。このとき、メインの被写体に選んだ葉の色が際立つような構図にします。下の写真だと緑の部分がすこし入っていることで、赤と黄色が際立っています。 紅葉している木々全体を写したいときには、色合いのバランスを考えます。赤と黄色、黄色と緑

      • 京都府立植物園

        写真が撮りやすい・撮ってて楽しい場所など、個人的におすすめの場所を紹介していきます。作品例も載せておきますので、参考にしていただければと思います。 先日はじめて行きましたが「京都府立植物園」は、ゆっくりと撮影を楽しむことができる絶好のフォトスポットでした。土曜日でしたが、植物園内が広いこともあり、混雑もなく存分に撮影を楽しめました。 また、入園料が200円と格安で、再入場も可能です。京都府立植物園は地下鉄北山駅が最寄りで、北山駅にはおしゃれなカフェも多く点在しているので、

        • 蓮(睡蓮)の花

          関西で蓮の花が見られる場所は、関西にもたくさんあります。ひまわり畑は車がないと立ち寄りづらい場所も多いですが、蓮であれば公共交通機関のみで行ける場所も多くあります。 京都府立植物園で撮影した蓮の花(一部睡蓮を含む)を作品例として、構図のみほんをいくつか紹介します。 ① 側面から花・茎・葉をすべて構図にいれて撮影 花の形状がきれいな蓮は、この構図で撮影するのに向いています。 ② 真上から撮影 蓮は、花びらも葉も、筋がかわいい模様のように見えるので、こういった構図もおす

        紅葉(落ち葉)

        マガジン

        • 秋の写真
          2本
        • カメラのきほん
          4本
        • 夏の写真
          3本
        • カメラ用語の説明
          1本
        • カメラの設定
          1本
        • 撮り方のコツ
          1本

        記事

          ごはんを美味しそうに撮るコツ

          ごはんをおいしそうに見せる撮り方を紹介します。 料理を撮影するときによく使われる構図は、「対角線構図」です。飲み物と料理、主菜と副菜を対角線上に並べるように配置します。 冷たい飲みものは、グラスの汗をふかずにそのまま写したり、グラスに刻印されているブランド名を正面に持ってくることで、臨場感のある写真になります。 食器類、テーブルや背景が可愛い場合は、すこし引きめで食材以外も写るように構図を作ります。 テーブルいっぱいに置かれた料理は、上から撮って構図を埋め尽くします。

          ごはんを美味しそうに撮るコツ

          ホワイトバランスの設定

          ISO感度とか、シャッター速度とか、絞り(F値)の設定はすこし難しくっても、ホワイトバランス(WB)は簡単に写真の雰囲気をがらっと変えてくれる設定です。 星空の写真で比較してみます。 ホワイトバランスをオート設定で撮影すると、夜空は黒のまま写ります。 白熱灯(白熱電球)モードに設定して撮影すると、黒い夜空が青くなり、天体写真ぽっくなります。 このように、たったひとつ設定をかえるだけで写真の雰囲気をがらっと変えることができます。 基本的には「AUTO(オート)」設定

          ホワイトバランスの設定

          カメラの種類について

          カメラに関する書籍やネット記事を読むうえで、知っておいたほうがいい専門用語をなるべく簡単に説明していきます。 まずはじめに、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼レフカメラの違いについて、作品例を載せながらなるべく簡単に説明します。 コンパクトデジタルカメラ コンデジは、カメラのボディとレンズが一体型(起動するとレンズが出てくる)で、レンズを取り換えることはできません。 小型・軽量のものが多く、旅行にも持って行きやすいのが特徴です。とく

          カメラの種類について

          写真の保管方法

          スマホやデジカメで撮った写真を、スマホやSDカードに残したままにしている方が多いと思います。必要のない写真でデータ容量が圧迫されている、大事なデータがどこにいったかわからない、なんてことにならないように! 大切な写真のデータ保管方法について、わたしが実践している方法を紹介します。 わたしは、仕事でも、プライベートでも写真をたくさん撮るので、データは何重にもバックアップをしていて、保管方法はその時々で便利なものを選択しています。 【仕事で撮影した(そのうち削除する)データ】

          写真の保管方法

          構図のパターン

          「きほん*被写体の配置」では、構図のなかで被写体を目立たせるために、①メインの被写体にとって必要のない情報がなるべく写りこまない構図にすること、②目線のいきやすいポイントに被写体を置くこと(三分割法)の2点を説明しました。今回は、使いやすい構図のパターンを3つ紹介します。 1.シンメトリー構図2.日の丸構図3.対角線構図 1.シンメトリー構図 シンメトリー構図は、下の写真のように上下や、左右を対照的にすることを指します。水面に反射する景色や、建物、神社の鳥居などを撮影する

          構図のパターン

          花火(手持ち撮影)

          花火をきれいに撮影するのは、そんなに難しいことではありません。コツさえわかれば、だれでも必ずきれいな花火の写真を撮ることができます。 花火を撮影するうえで、必須なのは「三脚」と「レリーズ」です。が、意外と三脚を使った撮影が禁止されている花火大会会場も多いので、今回は、手持ちで撮影する方法を説明していきます。 この写真は、2018年の 大津志賀花火大会で撮影したものです(2019年は 7月20日土曜日 に開催されます)。上の写真は、三脚を使わずに手持ちで撮影しています。

          花火(手持ち撮影)

          被写体の配置

          写真を撮るときに、誰でもすぐに実践できるような「構図」のきほん的なことを説明していきます。 いい写真だなぁと惹きつけられる(目に留まる)写真と、何気なく見過ごしてしまう(記憶に残らない)写真の違いのひとつが構図です。惹きつけられる写真は、撮影者が「なにを写したかったのか」が見たひとに伝わる写真になっています。 「猫」が被写体の写真で比べてみます。 この写真は、左側のコチラを見ている猫・木・右側の寝転んでいる猫など、情報量(被写体かな?と思われる候補)が多く、「この写真の

          被写体の配置

          ひまわり

          ひまわりに限ったことではありませんことですが、お花畑で写真を撮ってみると「花だけで埋め尽くせる構図を探すのが難しい」と感じるひとが多いと思います。特に有名なお花畑であれば、ほかの観光客が入り込んでしまったりもします。 ひまわり畑が最盛期を迎えるまえに、ひまわりを例にお花畑で写真を撮るちょっとしたコツをいくつか紹介します。 ひまわりより上の位置から撮影すると、土やほかのものが写りこんでしまいます。すこししゃがんで角度を変えて下からひまわりを写すと、青い空が背景になってより夏

          ひまわり

          構図の水平と垂直

          「F値を小さくして背景をボカしてみましょう」 これは、写ルンですやスマートフォンのカメラでは設定できません(一部のカメラアプリでは設定できます)。 今回はどんなカメラでも実践できる「写真のきほん」を紹介します。 少し極端な写真ですが、2枚の写真を比べてみます。 上の写真は、海の水平線が歪んでしまっていて「水平」状態になっていません。下の写真は「水平」状態になっています。わたしたちは、水平でなかったり、垂直が保たれていない写真に違和感を覚えます。 写真を撮るときには、

          構図の水平と垂直

          ごあいさつ

          はじめまして。 Photographer の MAIECHIURAです。 わたしは、写真の専門学校を卒業したわけでも、どこかへ写真留学に行ったわけでもありません。わたしの知識や技術は、フォトグラファーの知人や、ネット・書籍、そして同じく写真が大好きな友だちと撮り続けてきた経験から得たものです。 「カメラを購入したものの、思ってたようにうまく撮れない…」と悩む方も多いと思います。わたし自身もはじめて一眼レフを購入したときは、思うように写真が撮れず、結果的に1年以上カメラを放

          ごあいさつ