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高齢化社会を実感した幕末維新記念館に行ってきた〔#163〕

皆さん、こんにちは!旅が大好きなMAIGOです。

12月中旬にネットニュースでこんな記事を見つけました。
「「まるでディズニー」満足度89.7%の「さが幕末維新博」に感動の声」

佐賀ってこれまで旅行に行ったことがなかったので、大阪から日帰りで来てみることにしました。

肥前さが幕末維新博覧会」のメイン会場が「幕末維新記念館」です。

市村記念体育館を博覧会の期間中だけ内装を変えていました。

行ったのは平日だったのですが、結構、混雑しています。

入場を待つ行列にはテントで囲っていて、中には椅子とストーブが置かれていました。
きっと高齢者への配慮なのでしょう。

約40名を一つのグループとして、9分ごとに入場する形式でした。

映像が3場面ありました。幕末から明治維新にかけての佐賀の貢献を映像化しています。
中は撮影禁止だったので写真はありません。

映像の様子はこのyoutuberの人が佐賀県提供で動画を作っています。

(4分23秒あたりから)

薩摩、長州、土佐に加えて肥前が明治維新に貢献したという説明や大隈重信をはじめとした当時の偉人の解説でした。

途中の通路もよく考えられた照明で気分が盛り上がる構成になっていました。

映像は、予算がない中、アニメではなく、画像を上手く動かして迫力ある感じで、それなりに面白かったです。

佐賀藩は出島のあった長崎の警備を任されていたので、幕末から欧米の先端技術について日本の中でいち早く気づいていたそうです。そして弘道館という塾で人材育成も行った。やっぱり、新しい時代を作るのは「海外との交流」と「教育」だということを認識させられました。

佐賀に誇りを持ち、未来を見据える気概を持つのには、いい感じの映像でした。ただ、隣にいた子ども達がつまらなさそうで、高齢者は楽しそうでした。

最後は木の葉型のメッセージ

来場者を含め、有名人の方もたくさんメッセージを残していました。

印象に残ったのはバレーボールの久光製薬・長岡選手のメッセージ。

サガン鳥栖のトーレス選手のメッセージもありました。

ここのパビリオンは、せっかくの良いコンセプトで強いメッセージがあったのに、もう少し未来を作る子ども達も楽しめる内容だったらと・・・

やっぱり高齢化が進む地方では、決定権を持つのは高齢者で、何事も子供や若年者に対する配慮が少ないのだと実感しました。

次に向かった2つの博物館は休館でした。


訪問日 2019年1月
施設名 幕末維新記念館(市村記念体育館)
〒840-0041 佐賀県佐賀市城内二丁目1-1番35号
https://goo.gl/maps/pac6bWMgd8A2
料 金 3館共通チケット(1,200円)
(このパビリオンは2019年1月14日で閉鎖されています)