各駅散歩の旅(69)
デジャヴュ。(ではない)
京急東神奈川駅篇
[京急本線]
横浜市内シリーズ37
つい先日も来た様な気がしますが、気の所為です。
数日前に訪れたのは、JRの東神奈川駅でした。
上りホーム直結の改札口と、ペデストリアンデッキで対面のJRと繋がっていますね。
一先ず地上に下りて、国道15号(第一京浜)方面に向かいました。
瑞穂埠頭
国道に出て、そのまま直進しようとしたら横断歩道が無くて、一旦反対側に渡ってから、歩道橋で道路を越えました。
15分ほど歩いて、瑞穂埠頭の入口迄行きました。
瑞穂埠頭の大部分は、横浜ノース・ドック(ノースピア)と言われる、在日アメリカ軍の兵站拠点となっています。
かつては、鉄道貨物輸送も行われていて、上記最後の写真左側に鉄道の痕跡が写っていますね。
風力発電の風車も、瑞穂埠頭にあります。
ここから先は、関係者立入禁止なので、引返しました。
やはり15分程掛けて、京急東神奈川駅に戻りました。
神奈川宿(旧東海道)
京急東神奈川駅は、以前仲木戸と言う名前でしたが、これは将軍御殿警備の門の事だそうで、この辺りが神奈川宿だった証です。
現在は、すっかり宅地化されていますが、それでも狭いエリアに寺社が多いので、何とは無しに特別な場所である雰囲気を感じられるかも知れません。
京浜急行からも、その風景を見る事が出来ると思います。
今回は通りませんでしたが、浦島太郎伝説が伝わるお寺さんもあったりします。
国道15号に出ましたが、滝の橋の両側に本陣があったそうで、復元された高札場は本来この付近にあった様です。
高島台は、鉄道の切通で分断されていますが、幸ケ谷小学校の辺り迄繋がっていたそうです。
宮前商店街
国道15号から、旧東海道の宮前商店街を歩きました。
この辺り、宿場内なのか外なのか、ちょっとわかりませんが、やはり寺社が多いですね。
お寺さんに、在外公館が置かれていたのも、神奈川宿の特徴ですかね。
旧東海道は、更に奥へと繋がっています。
先日も、ちょっと歩きましたね。
鉄道開通以前は、勿論地続きでありました。
ゴール
今回は、横浜駅にも程近い、京急の神奈川駅でした。
70分程のお散歩でしたが、約30分は瑞穂埠頭入口への往復でした。
横浜の都心部にも近く、市街地化が進んで、往時の姿は薄れてはいます。
開港も今や歴史の一部ですが、そう言った歴史の痕跡は、街中の各所に日常と共に残っていました。
県名に名を残すくらいでありますから、現代では計り知れない程、重要な場所だったのは確かなんでしょうね。