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各駅散歩の旅(87)

18きっぷ旅が終わったばかりですが、こちらは粛々と続けて行こうかと思います。
今回は、少しタイムリーな駅だったかも知れないですね。

日吉駅篇

[東横線]

横浜市内シリーズ55

東急東横線では、市内最後の駅で川崎市に隣接しています。
今年開業したばかりの、新横浜線が分岐しているターミナルでもあります。
そして、"アレ"の学校がある駅ですね。
日吉と言う地名は、近くの日吉(ひえ)権現からだそうです。
坂本比叡山口の日吉大社や、日枝神社に山王神社の系統ですね。

元住吉駅方
綱島駅/新綱島駅方

地下駅の様で、高架区間からそのまま入って来る感じで、丘陵の途中にあるからですね。
ホームから階段を上がると、改札があって、東口側はほぼフラットで、西口側は1段下がっている感じでした。
東側から西側への傾斜ですね。

慶應義塾日吉キャンパス

アレが決まって虹が架かったと言う

日吉と言えば慶應、慶應と言えば日吉、かどうかわかりませんが、比較的ポピュラーでお馴染みかと思います。
東口前の綱島街道を挟んで、立派なイチョウ並木が眼の前に現れました。

彼方にムサコ(武蔵小杉)

敷居が高いのかと思いきや、案外オープンで足を踏み入れる事が憚れる感じは無かったです。
食堂やカフェ等も、一部の時間帯を除けば、一般利用可能だそうです。
勿論、施設内は関係者以外立ち入り禁止となっていますが、散策している分には問題無かったです。

入口から坂を上ると、大きな広場と白亜の建物がありました。
昭和初期頃の建物かなと思ったら、そうだったみたいです。

日吉キャンパス開設が、1934(昭和9)年なんですね。
建物の間を抜けて、奥へと進みました。

階段を降りると、ナチュラルに敷地の外に出てしまいました。
注意書きはありましたが、特に門の様なものは無かったです。

柵に沿って歩いて行くと、やはりナチュラルに敷地の中に戻ると、小さなお社がありました。
再び階段を上り広場を抜けて、銀杏並木の坂を下りて、日吉駅前に戻りました。
自然が沢山残っていますし、海軍司令部地下壕等の歴史的遺構もあったり、勿論慶應義塾自体も歴史がある訳で、何ともアカデミックなエリアでもありました。

日吉駅西口

日吉駅西口

東口から、改札の前を通り抜けて、西口にやって来ました。
フルサイズのバスが乗入れる割には、駅前は狭かったですね。
駅ビルに商業施設がありますが、個人商店は西口側ですね。

何と、商店街が4つもありました。
何れも、規模が大きい感じでは無く、周辺は住宅街でした。

北側のサンロードから、住宅街に出てふらふらと歩きましたが、道が狭隘なのに大型路線バスや自家用車が断続的に走っていて、中々カオスでした。
恐らく建替え等はあるにせよ、開発当初の街の姿と変わっていないのでしょうね。

普通部通り商店街に辿り着いて、駅へ向かいました。
普通部とは、慶應義塾普通部で、中学校の事ですね。
日吉キャンパスから、離れた場所にあるのは初めて知りました。

と言ったところで、日吉駅西口に再び戻って、70分程のお散歩となりました。
西口側は、極一般的な商店街と住宅街と言う感じでしたが、やはりと言うのか学習塾が多かったです。

イメージと言うのは面白いもので、慶應ブランドと東急ブランドの合わせ技で、勝手に敷居が高い様に思い込んでいたところはありました。
庶民的とは言わない迄も、特別な街では無かったですし、慶應義塾も街に溶け込んでいて、少なくとも表面上の特別感を感じる事はありませんでした。
そりゃ、横浜市民の大部分からすれば、生まれる前から此処にあった訳ですから。

改めて、
慶應義塾高校
甲子園優勝おめでとうございます。