先日のTBSテレビ「マツコの知らない世界」で、アニメ作品の聖地巡礼(アニメツーリズム)が取り上げられていました。
大抵が2テーマのところ、丸々一枠でしたから、流石アニメのTBSの面目躍如と言いたいところではありますが、アニメ枠をキープしているとは言え、アニメリコブランド消滅であるとか、先行き不安であるのも事実です。
話が逸れましたね。
蛇足でした。

番組ではやはりと言うのか、主に老舗の鷲宮(らき☆すた)に、大手の沼津(ラブライブサンシャイン)と大洗(ガールズ&パンツァー)が中心でした。
鷲宮には行った事がありませんが、沼津と大洗はご覧の通りです。
官民一体となり、地元住民の皆さんのご理解だったり、節度あるアニメファンの行動だったり、その全てが噛み合ってもたらした結果の成功例なんでしょう。
また番組に出演していた様な、地元と積極的に関わりを持つ方々の存在も大きいのだと思います。
また、インバウンドで大きく潮目が変わったところも、間違い無くあるでしょう。
近年、オタクの財布…経済力云々な話もありますが、一般企業がタイアップに乗り出したり、聖地巡礼事業にも関わる事が珍しくありませんから、こうした傾向はまだまだ続いて行くのでしょうね。

一方の私はと言いますと、積極的に聖地巡礼を行うタイプでは無く、確かに大洗や沼津を始め各地を訪問していますが、寧ろアニメ作品で盛り上がる街を見に行く、一歩引いた俯瞰タイプであります。
舞台裏どころか、ステージにも上がらず、あくまでも客席から眺めていたいのです。
聖地と言う概念は、アニメ作品に留まりませんし、実際に自分の目で確かめたいであるとか、空気を感じたいと言うところが強いですね。
沼津や大洗に行った事があるのは、他に観光資源も豊富であると言うのもありまして、そう言う意味ではやはり鷲宮は別格なのかも知れません。(神社仏閣好きの私としては鷲宮神社目的で足を運ぶのも大いにありです)

沼津駅は18きっぷ旅の乗り継ぎで、割と短い時間でも改札を出たりしてますね。

等と言っておりますが、宇治市に関しては特別で、傍からみれば立派な巡礼者でしょうね。
すっかりルーティンと化した、私的なルートがありますが、最終的に観光案内所のパネルの存在確認が、1番の目的だったりします。
まぁその時だけでも、日常の風景の一部に溶け込みたい、と言う気持ちが少なからずあるのも確かです。