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【詩のようなもの】刺青

わたしの左手首から左腕には刺青が彫ってある。
大きさからしてけっこう目立つと思う。

どんな模様かというと、

色は、紺色、紫色、藍色
イラストは鳥(鸚鵡)蔦、花

寒色系で自然がモチーフ

紺色ベースだから
ちょっとゴツく見えるかも

写真はちょっとね
と、思うので、
こんなところで。

わたしが刺青を彫ることに決めたのは、
当時、自傷行為(リストカット)
が自制できなかったことが原因だった。

「それなら自分の大事なもの彫ったら?」

という神の一声でわたしは刺青を彫った。

その鳥(鸚鵡)はわたしの大親友だったが、
震災でとても悲しい亡くなり方をした鳥だ。
うちには自分ちの小鳥もいたけど、
わたしはこの子を彫ってもらった。

世界で一番大事なものを刻んだわたしは、
その日から、リストカットをピタリと止めた。

そんなに簡単に止められるとは思ってなかった。
そのくらい自分の力ではどうしようもなかった。
だけど止まったのだ。繰り返すことはもうない。

刺青は温泉やプールに入れないのが本当に困る。
この前発見次第通報って書いてあってビックリ(何の罪?)


一般的に、安易に考えて刺青を入れないように言われているけれど、それは本当に本当のことです。
刺青は、一生残るし絶対に消えないものだから。
僅か数万円で手軽に彫ってもらうことか出来るけれど、後悔しながら生きていくには安すぎる対価。
わたしも刺青に関する記事を書いた以上、このくらいは書いておかねばならないと思って書いている。
万が一にでも、絶対に真似して欲しくないからだ。

特にリストカット防止に刺青を彫ったのは、自分自身で選んで決めた対処法であり、同じことをしても同じ結果になるとは限らないことを明記しておく。
然るべき病院にて診察や治療を受けてください。


昔はもう嫁に行けないとかくよくよした時代もあったけれど、自分のキャラクターを考えるとそうでもないことも分かったし、おばあちゃんになってもコレかぁと思うとちょっとカッコいいな〜とか思う。

似合ってるね!とか言われると、ほんと嬉しいし。

もう何年経ったのか、最近
刺青が馴染む
という感覚が分かってきた。
もう自分の一部なんだろう。

刺青の中にはいくつか刀傷がある。
これはもうたぶん消えない傷跡だ。
でも傷跡も含めて刺青なんだから、
消えなくてもいいと、思っている。

たぶん世の中には、
刺青に向いてる人もいると思う。
そういう人にだけ伝えておこう。

刺青は自分の象徴だと思っている。

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