南半球だから反対なのか?

去年宿泊先の近くを散歩している時に発見して、次に来た時には絶対に来よう!と決めていたプール。え?プール??と思うかも知れないが、小学生の頃から競泳をやっていたマイコーにとってかなりヒットしたプールの名前。

その名も「Ian Thorpe Aquatic Centre」かつて競泳界のメダルを総ナメしたイアン・ソープの名前がついたシドニー市のフィットネス施設。余談になるが、2001年に福岡で行われた世界水泳でボランティアで競技役員をした事があるマイコー。海でやるオープンウォーターでのボランティアだったので、イアン・ソープには関係がなかったが、もちろん競泳会場にもチケットを購入して足を運んだ。その時に6種目で金メダルを獲得したイアン・ソープ。そんな彼の名前がついたプールなので、行かないわけにはいかない。

と言いつつも、今回訪れたのはまさかのシドニー滞在最終日。午前中のうちに宿泊先をチェックアウト。大きな荷物は預けたものの、パスポートやクレジットカードを持ったままプールへ。プールサイドに設けられた鍵が掛かるロッカーの一番下はオープンな棚になっていて、Drop inの人はそこに荷物を置ける。いろんな人の目があるとは言え、異国の地でこんなオープンな場所にパスポートやクレジットカードを放置して良いのだろうかとドキドキしながらも置いてみた。

こう書くともうおわかりだろうが、更衣室にはロッカーがない。50mプール、レジャー用の小さめのプールが2箇所の間に更衣室が何箇所か設けられている。更衣室には個室のシャワーとトイレがそれぞれ3,4個設置してあり、後は着替えるスペースやオムツを替える場所があるのみ。ささっとここで着替えを済ませてから、荷物をプールサイドのロッカーへ。会員は会員証で鍵が掛かるロッカーが使えるみたい。これは推測だがパスモやスイカで駅のコインロッカーが使えるのと同じ様な感じではないだろうか。

荷物を置いた後はいよいよ50mプールへ入るのだが、プールには「初心者」「中級」「上級」とパネルが立ててあり、自分に合った所に入って泳ぐ仕組み。この辺は日本のプールも同じ感じかな。日本のプールと言っても山口市にある屋内プールの話だけど....。マイコーは上級コースを選んで入ってみたのだが、上級コースのパネル&そのレーンで泳いでいる人達をみた瞬間違和感。なんと、プールが左側通行。日本は右側通行。クイックターンをしたら左側に体をそらして壁を蹴るのだが、左側通行だとそれが逆。

アメリカでも競泳をしていたが、その時には違和感は感じられなかった。と言う事はアメリカも日本と同様逆時計回り。これは半球が違うからなのか??とにかくむずがゆい感じで1000m程軽く泳いで、今回のシドニー滞在のミッションは終了。プールの温度は26.5℃の設定で、ゆっくり泳いだり、休んだりするのが多い人にはちょっと寒いかなといった感じの設定。


料金はDrop inのプール使用のみだと7.8ドル(1ドル75円計算で585円)、フィットネスジムを使う場合は別料金。プールにはサウナやスチームシャワーなるものがあるが、これはフィットネス料金い入るみたい。マイコーは体が冷えたまま飛行機に乗るのが嫌だったので、「サウナがある!」と見つけサウナを利用。入ってからしばらくして「ひょっとしてここは別料金?」と気づき外に出ました。

シドニーに来た時に体を動かしたいなと思ったら、こういった施設を利用するのもオススメだ。

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