Maiko Takata

オクシイ株式会社代表取締役。ママをたすけるシェアオフィス「Maffice」founde…

Maiko Takata

オクシイ株式会社代表取締役。ママをたすけるシェアオフィス「Maffice」founder 渋谷区及び横浜市に「Maffice」直営店を運営するほか、女性の仕事と子育てをテーマにした施設開業・運営コンサルティングを行う。https://www.maffice.com/

マガジン

  • 外出自粛のファスティングチャレンジ

    コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛生活を逆手にとって、美しさと健康を手に入れるためのファスティング奮闘記

最近の記事

起業時も起業してからも、幾度となく勇気をもらった歌「イカロス」

ギリシャ神話の有名なお話に出てくる一人の男性、イカロスを知っているだろうか?「昔ギリシャのイカロスは〜♪」に出てくるあの主人公イカロスである。 大工の父ダイタロスは、蝋で作った翼を息子に与えるときにこう言い聞かせた。 「湿気を含むと重たくなるから海面に近づきすぎないように」 「太陽に近づきすぎると溶けてしまうから高く飛び過ぎないように」 でも、自由に世界を飛び回れることのすばらしさに慢心した彼は、どんどん高みを目指し父の言いつけを破り太陽に近づきすぎて墜落してしまった。

    • ママをたすけるシェアオフィスから、ママと家族のためのシェアオフィスへ

      私が見つけた家族のカタチ我が家の子どもたちが父親と別々に暮らしはじめて5年が経つ。当時7歳と5歳だった子どもたちは思春期に差し掛かるほど成長した。 離婚に至るまでは、周り中から賛否両論様々な意見があった。 おばあちゃんからは「結婚生活は忍耐。おばあちゃんもここにお嫁にきて(お姑さんとの関係で)辛くて苦しいこともあったけれどもずっと我慢して今まで生きてきたよ。」と。それが戦後の日本女性にとって当たり前の生き方だった。 そんな親や祖父母の価値観を受け、多少なりとも昭和的婚姻

      • 外出自粛のファスティングチャレンジ

        昨日の朝、冷蔵庫のストック野菜や果物を処分するのにスムージーをつくっていてふと、 あ、ファスティングしよう って思い立ったんだけど、前回あまりに辛すぎて途中人間辞めたくなるくらいに落ち込んだので仲間になってくれるが人いないかなって思って呟いてみたらあれよあれよと仲間が増えた。 自粛モードで会食の予定が無い今しか出来ない、今こそやるべき時とか、 毎食毎食の自炊につかれたから、いっそのこと食べずに過ごしたいとか、 動かない間に増えた体重どーにかしたいとか、 理由は様々だけど、前

        • 出来事に意味をつけること

          Marisol 5月号の「around40、私らしい働き方にたどり着きました!」のコーナーにて、私がどうして起業し、保育施設を併設したシェアオフィスを運営するに至ったかについてご取材頂きました。 リーマンショックが起き、不動産業界でも飛ぶ鳥を落とす勢いだった企業が黒字倒産をしたのが2008年10月。イケイケだった業界が暗転した瞬間。一度目の育休復帰直前でした。 その後業界から多くの会社が去る中で、私の会社でも思い切ったリストラがありました。子育てのため一切残業しない管理職だ

        起業時も起業してからも、幾度となく勇気をもらった歌「イカロス」

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        • 外出自粛のファスティングチャレンジ
          1本

        記事

          ジェンダー秩序の変遷

          小学生のとき、調理実習やミシンの授業は女子だけのものでした。 中学生になって技術の授業で男子と一緒に塵取りをつくるのにはんだづけしてすごい楽しかったのに、 高校の寒稽古で男子は柔道、女子はレオタード着て創作ダンスに別れてた 男女平等と、昔ながらのジェンダー秩序が交錯する世代だった 少し下の世代の教育では、男女の垣根がすごく低くなって、それ故現代の20代男性の家事育児参加に対する意識はすごく高いという。(スキルはまた別の話) そして今。お父さんが朝食をつくり、お母さんが洗濯

          ジェンダー秩序の変遷

          在宅ワークの孤独

          わが社には、在宅勤務のメンバーがたくさんいます。 もちろん出てきてくれても良いんだけど、子育てとのバランスを考えると移動の時間が惜しくて、「フル在宅勤務可」の募集は本当に人気。子どもたちが幼稚園や学校に行っている時間に彼女たちはめいっぱい在宅で仕事をしてくれます。 中には、昔の同僚で当社にジョインしてくれた子も。数ヵ月前から頑張ってくれていて、アウトプットの質がとても高くて頼もしい。 先日、ミーティングで北参道に来てくれたときに思わず出たのは「久しぶり!5年ぶり?!」って挨

          在宅ワークの孤独

          理想の体作りのためのちょっとの努力

          つい最近、職場の近くに女性専用のフィットネスジムがオープンしたので、運動不足解消と生活リズムを整えるために通い始めてみました。 https://expa-official.jp/ ここを選んだ理由は3つ。 ➀早朝&職場の近くということで、子どもたちとの生活にも仕事にもほぼ支障なく運動時間が確保できること ➁運営がRIZAPで、過去のデータベースを活用したエクササイズプログラムと食事・生活指導があること ③平日会員なら、月1万そこそこで通い放題で予算的にもちょうどいい というわ

          理想の体作りのためのちょっとの努力

          キャリアを継続するのに大切な視点

          5月15日、「輝くホテリエールの創出」をミッションにホテル業界の有志によって創設された任意団体「AXIA-Ladies in Hospitality」(http://www.axiahotelier.com/)による「AXIA FORUM2019」において、イベントの最後を締めくくるスピーチをさせて頂きました。  ホテルといえばサービス業の最たるもの。私たちの快適な滞在は朝早くから夜遅くまで現場で働く方々のホスピタリティに支えられています。  ホテルに限らず、保育士がいない

          キャリアを継続するのに大切な視点

          中学受験の母の悩みあるある

          時代は平成から令和に移行した超大型連休、皆様はどのように過ごされたでしょうか。 私は静かな連休で、テレビで天皇陛下や皇后雅子様の特集を見るたびに言葉にしつくせないオーラを感じ、国民1人1人に寄り添い平和や輝かしい未来を願っておられる存在の有り難さを感じていました。 唯一のイベントといえば、キャンプ。 おしなべていい天候に恵まれたとは言いがたい関東地方でしたが、今年はみんな6年生。中学受験をする子が過半のメンバーで、今年度最初で最後のキャンプをしてまいりました。 2歳のこ

          中学受験の母の悩みあるある

          ドキドキドン!小1の壁。

           多摩川の向こうに見える富士山は確かな頂きを見せてくれ、桜満開のうららかな今日、わが子たちが通う小学校では入学式が執り行われました。  新6年生になった息子は、昨日から登校し椅子を並べたり、1年生の教室の各机に教科書を並べたり、年度の初日にしっかり労働をしてきたようです。  新3年生の娘とは、ともに駅までの道すがら 「さーくらさいたらさんねんせい♪」「うた間違ってるよっ!」 「ひーとーりーでーいけるかなー」「行けるわ!」 「とーもーだーちーできるかなー」「もう沢山いるわ!」

          ドキドキドン!小1の壁。

          リモートワークだからこそ、覚悟をもってプロ仕事

          当社は、子連れ出勤でマフィスにお子様に預けて仕事をすることも、子育ての空き時間に自宅や自宅近所のサテライトオフィスで仕事をすることも可能なように制度を整えています。 現場で働くスタッフの子連れ出勤率は30%を超え、一方で管理部門や人材サービス部門等場所を問わない働き方ができるスタッフのリモートワーク活用率は100%。もちろん、今後ジョインしてくれる人たちにも同じ環境を用意するつもりです。 ただ、パートタイム及び管理職未満のスタッフに唯一禁止していることがあります。それは、子ど

          リモートワークだからこそ、覚悟をもってプロ仕事

          協業しながら、「働く」ことも「人生」も楽しめる環境と社会の実現へ

          オクシイ株式会社は保育施設付きシェアオフィス事業と並行して展開する有料職業紹介事業(サービス名:オクシイキャリア)において、株式会社Waris(https://waris.co.jp/)と業務提携をし、本日ニュースリリースを出させて頂きました。 https://www.atpress.ne.jp/news/179286?fbclid=IwAR0GdmlyA-sCTEp-7kU8rlQNkKSGm73GBaZKbgvFS76NZIzB1fioooqBAZ8 なぜ今回、 War

          協業しながら、「働く」ことも「人生」も楽しめる環境と社会の実現へ

          働く女性のWell-being

          国際女性デーを目前に開催された、シスコシステムズ様の社内イベント、Women of Impact 2019で講演の機会を頂きました。 テーマは「しなやかな女性起業家に学ぶ、働く女性のWell-Being」というもので、シスコで働く女性社員や女性社員の働き方を考える男性マネジメントの方々を中心に、私自身の起業ヒストリーやマフィスで働く女性のケースを通して、なんのために働くのか、仕事を通じて得られる幸福な状況とは何か、どのようにして手に入れるのか、いう切り口でお話しさせていただ

          働く女性のWell-being

          夢について今一度考える。

          とある雑誌の取材で「私の夢」について言及しないといけないんだけど、やりたいことや欲しいものは溢れるように出てくるのに、改まって聞かれると「夢」が何なのかがさっぱり出てこない。 家系的にわりと(というかかなりの)長寿で、自分は100歳まで生きるだろうと思っている。だから私は50歳までにひと財産を築いて、そこでセミリタイヤ、でも6割くらいの稼働でわくわくできる仕事をしつつ、そこまでに築いたお金にお金を稼いでもらって死ぬまで生活することが理想。でもこんな話、つまんないしねえ。雑誌的

          夢について今一度考える。

          しなやかな姿勢と幸福論~保育園落ちたときに読む話~

          私たちはそれぞれに少し先の未来(それが明日なのか数ヶ月先なのか数年先かはおいといて)にありたい自分の姿を想像し、逆算しながらいまの行動を選択します。 そこには、大切にしている価値観がありそれが満たされた時に私たちは「充足」や「安心」を得ることができます。 職場復帰のために保育園の入園申し込みをする人も、 我が子が目指す中学に合格するために家庭環境を整えてきた人も、 仕事でステップアップを目指し努力する人も、 家事育児に自分並みのクオリティとセオリーをパートナーに求める人も

          しなやかな姿勢と幸福論~保育園落ちたときに読む話~

          子連れ出勤に思うこと。

          先月、政府が「子連れ出勤」を後押しする考えを表明してから、あちこちでこの件をテーマに議論が繰り広げられています。一般的には反対派の声がよく聞こえてくるような。 マフィスという、広義では子どもと一緒に出勤する場所、でも大人と子どもを混ぜずに「保育」という形をとっている立場から「子連れ出勤」について私なりに思うことを。 結論から言うと「私自身は出来るだけ毎日長く仕事をしたいので自分の子どもと仕事をする空間で同居するのは嫌なんだけど、取り組み自体は応援派」中途半端ですみませんw そ

          子連れ出勤に思うこと。