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物の見方はたくさんあるように、考え方だってたくさんある。

でも、現実に起きる出来事というのは事実としては一つ。

そこに関与する人のシチュエーションでドラマがある、というだけのこと。

だから、前日からその「現実に起きる出来事」に対して不安を抱いたりするのはどこか的外れな気もする。そして時間は平等に進んで行く。

例えば、明日入社式だったとして、気の合う同僚がいるだろうか、仕事をちゃんとできるだろうかという漠然とした期待や不安を抱く。人間だから、色んな感情が湧いてきてしまうのは自然なこと。でも「それ」は、時間とともに普通にやってきて、現実の出来事として通過していく。これが、入社する会社に長く勤めている社員の1人だったとすると、「それ」に対しては何の不安も持たずに迎える、長い時間を要する時間というような出来事に過ぎなかったりする。「それ」に対して360度人全く違う目線、考え方が存在する。

つまり、明日のことが不安になるのは仕方がないけど、ある程度不安になったらもう一切を忘れてしまっても何の問題もないってこと。どんな気持ちで臨んでも、起こる出来事はそれでしかない。意外と何とかなってしまったりすることが多い。

私は明らかに前日不安でいっぱいになる人だ。

どうなるかその時が来ないとわからない出来事に対して、今余計に考えてしまうのはメンタルの無駄遣いでありまったく生産性がない。当たり前過ぎて気づかなかった物の捉え方に気付いてから、こうやって理屈では分かっている分少しは楽になったけど、消化しきれないのも私らしい。いつか消化してもっと楽に生きたい。簡単なようでなかなかできないものだ。

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