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ねこ、病気忘備録②

ねこの週1通院が恒例となり、通院も先日で3回目。
1回目で投与されたのが、ゾニサミド。投与したその日に軽い発作が頻発してどういうことなのー!と飼い主パニックになるが、5日目くらいで少しずつ発作が収まってくる。にしても私が確認しているだけでも、1日5回は発作。そしてこの薬、開封した時にくせえなと思っていたのだが、ねこさんもそれは感じていたらしく、3日目にして、飲まない。てこでも飲まない。

ここは世の猫飼いさんたちの知識を借りようとググるも、どの猫飼いさんたちも苦労している模様。とりあえず全部やってみよう。
①ちゅーるを毎回味変えて投与→薬だけ見事に残す。
②錠剤を粉砕してちゅーるに混ぜる→匂いを嗅いで、逃げる。
③ピルポケットに入れて投与→最初はごまかされていたけれど、3回くらいで気づき、食べなくなる。
④さっちゃんの口を空けて投与→私の実力不足のため失敗。ねこ逃走。

こうなったら、私の高校時代からの演技術を駆使して泣き落としだ、と思い必死の説得を試みるが、感情入りすぎてガチで泣いてしまい、ねこも私の泣き顔にドン引きした模様。恐る恐る食べる。勝利。しかし、泣き落としも2度は通じず。

そんなこんなで、ねこへの薬投与がこんなに大変だったとは・・いつもボケボケしてるくせに・・と疲労した一週間を終え、2回目の通院へ。
やはり5回も発作が続くのはおかしいらしく、薬自体を変える。ただ、副作用が強く出るかもしれない、フェノバルビタール。

また薬投与の恐ろしい日々が続くのか・・と思い薬を開封すると、ぜんぜん匂いがしない。おお・・これはいけるんではないか・・と思い、ピルポケットに入れて手からあげてみると、ふつーにぽりぽり食べる。
今までの苦労はなんだったの!!と思うくらいの簡単さで飼い主感涙。ありがとうございますフェノバルビタール。

ただこの薬、発作数は激減したが、腰砕けのような状態になり、ジャンプができなくなる。さっちゃん、窓の近くにある机にいるのが好きなのだが、まずそこの机に登ることができない。椅子を踏み台にして机に登ろうとするも、踏ん張れないから椅子にまず乗れなくて、ぽてっと落ちる。
そして一番大変だったのが、私が寝ている時、机から私のベッドに飛び込んできて一緒に寝るのがデフォなんだけれど、割と近いその距離が飛べない。
机からジャンプ!したら間の床にぼてっと落ちて、時には頭から落っこちてすごい音をかますので、とりあえずクッションなどを敷き詰めて対処策をとる。ねこさんも、なんで落ちるんですかーー??みたいなハテナ顔で落っこちてるのが余計いたたまれない。というわけで、通院3回目にそのことを報告し、薬の投与量を減らした結果、だいぶジャンプ力が回復!

これまで登ろうとしても登れなかった、キャットタワーにも登れるように!薬最高ありがとうマジで。ただ薬をかなり微細に調整してくださってるので、錠剤じゃなく粉薬になる。今の所ちゅーるに混ぜて投与できているが(ちゅーるも、さっちゃんはささみ味はアウトでお魚味ならOKということを日々の研究により発見)最近、ん?みたいな顔をすることがあるので、飼い主は戦々恐々。どうか誤魔化されてくれ永遠に。

机とベッドの間に敷いた落下しても頭打たないよう防備のクッションと、ベッドカバー。ふかふかで気持ちいいらしくここで寝ることが増える。そのために置いたんじゃないけど、まあ、いいよ・・・私のクッションがなくなったので、おしりが痛い。

そして、友人たちからのさっちゃんへの救済物資。管理人さんからちゅーるなどなど、やぎちゃんからちゅーる(まぐろ味最強だった、本当にありがとう)そして、関西の友人から送られてきた、ねこ専用スポットクーラー。
発泡スチロールケースの中に保冷剤をガンガンに入れて、小型ファンで冷風を流すというシステムですね。私も作ろうかと思ったけど、行ったダイソーで一切材料売ってなくて、作っちゃだめってことか、と悟り作らなかった一品。「家内安全」と金字で描かれているのがプリティ。

冷やす部位ちがうやろ、と思ってたけど

正しい使い方を覚えたようです。近すぎるけどいいや・・・

そんなこんなで、明日にはまた4回目の通院。てんかんの薬は肝臓に悪いこともあって、薬の投与量はかなり微細に決めなくちゃらしい。そしててんかんが落ち着いたら甲状腺のほうの治療も開始しなくてはならない。けど、発作がだいぶ落ち着いたのでほんとうに一安心・・・飼い主も仕事を見つけなくちゃ・・・

生きる糧にします!!!