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自分に贈与するということ 〜母に自分に贈与するように促した話〜

【はじめに】
このnoteは、プロ奢ラレヤーのサロンで行われている「贈与研究所」ゼミの課題レポートです。

私は、体調的に、サロンのみなさんの話や本のことを理解できにくく、文字が文字として頭に入り砕けないというか、、頭に残りにくいのですが、もう少し体が楽になったら、理解したり、自分のことももう少しうまく書けたりするといいなぁって思っていながら、書いてみようと思います。
このような機会をくださってありがとうございます。

【私の根底にあること】
私は、結婚する時(離婚してますが)
母や兄弟に、育ててやったのに、こんなにしてやったのに、
謝罪の言葉はないのか?ということを言われたり、
これまで、何人かの人に、こんなにしてやったのに。裏切られた。ということを言われたりして悲しかったことが、根底にあります。

【以前の母や私】
母を観察してみたところ、姉や姪が家に来た時、母が買った物を「ちょうだい」と言ってもらっていき、後から母が「あれは楽しみに取っておいたのに、取られてしまった」と私に言う、ということが何度もありました。いやいやいや、取られたわけではなく、自分がほしくて買った物だからと話して断ったり、自分がほしい分は残して分けたりすることが必要なんじゃないか、と母に話しました。

私自身、本当は自分が自分自身を許したいのに許せなくて責めたり、相手から受け止めてほしかったり、許してほしかったり、助けてほしかったりすることや、自分が気をつけていること、自分が思っていることに関して、
人を助けようとしたり、人に価値観を話して結果的に押し付けてしまったり、しているなと、人から自分がされて気がついたことがありました。そうしているとどんどん自分から体力や元気が抜けていき、どんどんHPが減っていくのだなと気付きました。HPがなくなった状態だと、人に優しくしたり、配慮したりする余裕はなく、人に八つ当たりをしてしまったり、人をコントロールしたくなってしまう状態になるのだなと気付きました。
自分を大切にできず置き去りにしていた家族は、失敗した人を笑い、馬鹿にして、助けが必要でも手を差し伸べる余裕はありません。「自分の方が大変なのに」「なんで私がそんなことをしなくちゃいけないの」という家族でした。私もHPを回復することが必要でした。

【母に母自身に贈与するように促した話】
そこで、母に、「お母さん、お母さんはとても良くやってくれてる。これもあれもしてくれてる。お母さんは手芸ができる。お母さんが、楽しんでいてくれることが私は1番嬉しい。まずお母さんが食べて余ったらちょうだい。まずお母さんが使って余ったら使わせて。お母さんがお母さん自身を大切にしてくれると私も大切にされてる気がするよ。」
「お母さんが今日自分は何も出来なかったと言うと、私がそう言われて責められてる気がする。お母さんは今日あれもこれもやった。すごいよ。プーさんが言ってたよ「何もしない」をするんだよ。何もしない、をするのもえらいよ、自分を大切にして休めてえらいよ。私もそれが嬉しいよ。」
と伝え続けてみた。
私は、体を壊して、自分のことを1人ですることができなくて、母から助けをほしくても、まず母が母自身を大切にして、HPを回復してもらうことが、私にとっても大切なことなのだと感じていました。母に、言われたりされて嫌なことは伝えるというのが、私の課題でもありました。言わなければ違う人間なのだから、感じ方も違うのだと、母と私は違う人間なのだから伝える必要があるのだと学びました。
母に自分のHP回復に集中してもらってる間、私は、周りの方たちに少しずつ少しずつ分散させて頼らせてもらいました。もちろん、周りの人もHPが減っている場合は回復に専念してもらいました。母は、毎週食品(母の実家は製造業をしてました)を届けてくれるおじさん(母な兄弟)の食品を食べきれなくて捨ててしまっていたのを、食べきれないものは友達にいつもありがとうってあげてもらったり、なかなか毎週訪ねてきてくれるなんてできることではない、本当にありがたいことだよ、すごい弟だよ、と伝えていきました。友達はいつも誘ってくれたり、他の友達と混ぜてくれたり、視野が広くて、ありがたいね。良かったね、と伝えたりしました。

【現在のこと】
現在、母は、とても優しくなりました。あなたの言っていたことが分かった。友達ってありがたいねと言ってくれたり、楽しく趣味をしていて、私を責めることがほとんどなくなり、母親の温かさのようなものが感じられる人になってくれています。私の働きかけのためかどうかはわかりませんが、こんな日が来るんだな、本当に良かったと思っています。
現在、私は、HPは少なめで減りやすく、人から助けてもらってる量の方が多くて、どうお返ししたら良いのか、返しきれない、と思うことも沢山あります。いつか同じように困ってる人がいた時、余裕があって元気だったらその人に良くしてくれたらいいから、と言ってもらったりして、その日を思いつつ。このサロンでも沢山助けてもらっています。

【今の私にできること】
余っていたり、美味しいって物があったら分けたり、ありがとうって気持ちを伝えています。命は有限だから、記憶もしにくく、名前も混ざりやすく、コミュニケーションをとるのもHPが減りやすく大変だけど、楽しくやれることからやっています。自分が自分に贈与すること、周りの人にもまず自分に贈与してもらえたらより安心できること、それが今の私です。あふれたら人に渡したいし、大きいものは砕いて人と分かち合うのも楽しいです。美味しいものがもっとおいしくなったり、楽しいことがもっと楽しくなったりします。
人に何かをあげるだけで幸せを感じ、受け取ってもらえたら嬉しくて、相手が喜んでくれたら嬉しくて、と、どんどんプラスになり嬉しいです。
体調が悪いと、楽しいことや好きなことが何なのか分からなくなってしまうので、のんびり、楽しいこと好きなことを感じながら、過ごしていきたいです。自分に贈与してHPを回復させていきます。



#ゆたかさって何だろう
#プロ奢贈与研レポート #プロ奢ラレヤー

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