所得控除のお話



iDeCoの話の時に質問をいただきました。



iDeCoの時にも出てきましたが、
税金の話になると
大体このワードが出てきますよね。



・控除ってなに…

・所得控除でなんで節税になるの…

・実はあんまり意味分かってない…


そんな方もいるかと思うので
簡単に解説していきます!


所得控除とは?

収入から経費を引いた額を「所得額」といいます。


所得控除は所得税を計算するときに、
所得額から一定の金額を
差し引くことができる制度です。


例えば…

・病気で入院して入院費がかかった

・もしもの時のために保険に入っている

・iDeCoで老後に備えている

・ふるさと納税をした

こういった理由があり支払ったお金には
税金がかからないようにしましょう
という制度です。


同じ収入額の人でも、
扶養家族がいたり
入っている保険の値段が違ったり
iDeCoをしていたり
どんなことにお金をかけるかは
人それぞれ違いますよね。

家庭によって家族構成や収入が違うのに、
全員一律同じ額の税金を納めてください!
とされると不公平になります。

公平に、生活の負担にならないように、
配慮された制度なんですね。


所得控除になるものが増えれば増えるほど
所得税の金額は少なくなるので、

所得控除=節税

になるということです。


どうやって申告するの?

会社員の人は年末調整で、
個人事業主の人は確定申告で申告します。

医療費やふるさと納税など
確定申告でないと申告できないものもあるので
会社員の人は忘れずに申告しましょう!


確定申告できる期間は
毎年2/16〜3/15までで、
住んでいる地域の確定申告会場に行くか
マイナンバーカードでオンライン申告するかの
どちらかです。


書類の書き方が分からないときや
オンライン申告だと不安な人は
申告会場に行って教えてもらいながら
書類を記入することもできます。


節税しよう

・ふるさと納税やったけど申告忘れちゃった!
・医療費かかったけど領収書無くしちゃった!
・控除のハガキ無くしちゃった!

こういうパターンはすごくもったいないです。
余分に税金を払うことになります。
(ふるさと納税で申告忘れるのはただの寄付…)

こうならないためにも
領収書や生命保険の控除ハガキなどは
しっかり保管して

確定申告や年末調整でしっかり申告しましょう!

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