万人受けを目指すと誰にもモテない。恋愛もビジネスもニッチがよい
「最初から自分を出していたほうが、恋も仕事もうまくいく」
ふとそう思った。
常に巷に溢れる、恋愛テクニック。万人ウケする「流行のモテ○○」を実践してもあまりモテない人が大多数な気がする。
「みんなやってる」ということは、結果「似たような人が市場に溢れている」ということ。
それってつまり、自分の存在が市場の中でボヤけているということ。
もし自分の素材が「平均的」で、やっていることが「大衆的」だったら
その努力って
「特筆すべき点はありません」
で終わる可能性が高い気がする。
逆に、いつも「自分らしさ」を貫いている人は一定の層には好かれる。
結果、恋愛対象としても、一人の人としても常にある程度モテている。
そういう人は、10人中8人9人に「ブサイク」「ダサい」なんて言われても、
1人か2人には「可愛い」「カッコイイ」「素敵」と言われることを知っている。
ここで双方のニーズが合い「両思い」になるならば、きっと全員が幸せだ。
お互いの「自分らしさ」を知ったうえで好きになっているから。
最初から「嘘偽りのない自分」を出しているから。
必死で流行に合わせて、モテるテクニックを実践して、若く見えるように演出して、相手に合わせて・・・それで最初はうまくいっても、あとから苦しくなっていく。
自分の持ち味を出して、長所も欠点も知ってもらったうえで好きにもらえたなら、きっとお互いラクで幸せだ。
で、なぜこんなことを書いているかというと、
「これ、仕事も全部同じことじゃない?」
と思ったから。
個人で仕事をするようになってから、それを強く思うようになった。
恋も仕事も、正直であることはとても重要だ。
「偽り」や「取り繕った状態」から始まった場合、あとから「こんなはずじゃなかった!」「嘘つき!」と不満が生じることが多いから。
特に個人で仕事をする場合、なんでもできるわけではない。
自分の強みを買ってもらうには、早めに弱みも見せておいたほうが絶対にいい。
全部知ったうえで「両思い」なら不満は少なくて済む。
恋愛における「しつこい」「ビミョ~」「調子いいなこの人」という感覚は、すべて仕事にも当てはまる。
だから、最初から自分を出していたほうが、恋も仕事もうまくいく。と思った。
万人ウケを狙うより、自分に正直でいたほうが余計な人は確実に寄って来づらくなる。
そう思ってひとりで勝手に腑に落ちた、個人事業主二年目の春。
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