池田朱里

日光にあたることで人参になれる能力がほしい

池田朱里

日光にあたることで人参になれる能力がほしい

最近の記事

むずむずし痒くなるもの

土に埋まった私はただただ考えた、このまま土に埋まっていればいつかは成長するんじゃないかと。芽が出て花が咲くんじゃないかと。 けれど、一向に身体が成長する様子はない。成長とはどこかがむずむずし痒くなるものだと私は考えている。早くどこかが痒くならないかと願った。 私の視界は目をギョロギョロと動かしても茶色しかない。仕方ないから目の前にある土の粒がいくつかを数えてみたりする。 たまに私は地面の振動と共に揺れてみたり、ミミズが通る気配を感じて話しかけてみたりするけどいまはまだ返事を貰

    • 瞑想しようと心に決めた日

      こんばんは。梅雨に入ったのにあまり雨に濡れないため、晴れ女になり始めたのではないかと思ってる池田朱里です。 今日の文章はイライラの対処について考えたものです。 ときどき、私は小さい頃にあった悲しかった出来事を思い出す。 体育の時間に「下手くそ」って言われたこと、私の勘違いで友達を泣かしてしまったこと、友達が嫌な思いをしてるのにそれを苦笑いで見てしまったこと、私のせいにされたこと… まあ、どれも今となってはそんなちっぽけなことと言われそうなので、たまに私を悲しい気持ちにさせ

      • ぬいぐるみと会話を始める日

        いまきっと私は人生の中で1番ではないと思うけど、人と会話をする回数が少ない。 最近の私は誰かと話せると嬉しくてかまってもらえた犬のように話し始める。それこそ会話の内容よりも人と話せることが嬉しくて、無言の時間がもったいなくて内容が思いつくよりも先に口が動いてる気がする。 家の中は静かでたまに開ける窓から聞こえる音、携帯から流れる音楽や動画の音しか聞こえてこない。 いまも外から「さよなら」って言葉が聞こえてきた。 さよならなんて寂しいこと言わないで私と話してくれないか。なん

        • 全部、私の希望だけど

          池田朱里です。 私が久しぶりに文章を考えたいと思ったのは、あの子が脱退したツイートを見たから。 iPhoneの設定である程度アプリを開かない期間があるともう1回インストールしなきゃいけないんだけど、このnoteというアプリがそうなっていて。私が全然noteを開いてなかったことに気づかされた。 今日の私はお母さんに新しいビニール傘を買ってもらえて嬉しい気持ちで歩いてました。 家にあった傘たちは私がいたるところで忘れてしまってもう家には傘がなかったんだよね…。 傘を何で忘れる

        むずむずし痒くなるもの

          ぱらでぃ✩しえる 池田朱里

          ぱらでぃ✩しえる池田朱里としてのステージは今日が最後でした。 一言で言うと、とっても楽しかった!!! 初めてアイドルになって、ぱらでぃ✩しえるで過ごした約2年半は楽しいことも悲しいこともたくさんあって、それでもやっぱり続けたくなるくらいたくさんの好きをもらって幸せでした。 ぱらでぃ✩しえるにはいってよかったって言えます! 私は未熟でパフォーマンスもまだまだなんだけど、アイドルさんがぱらでぃ✩しえるを見に来てくれてるファンの人をよく褒めてくれて私はとっても嬉しかったし、来て

          ぱらでぃ✩しえる 池田朱里

          ありがとうをたくさん言った日

          今日は池田朱里生誕祭~みんなを照らすあかりになりたい~でした!来てくれてありがとう😭 私はいまさっきの賑やかだった時間が嘘のように1人でラーメンを食べてます🍜 生誕祭のMCでありがとうって言葉しか言えなかったけど、ありがとうって伝えたかったんだ! 生誕祭の日が1年で1番「ありがとう」って言ってると思う!伝わってるか不安になっちゃうけど、伝わってたらいいな…。 予定があった人もいるけど、あかりを祝いたいって思ってくれて来てくれたことがとっても幸せです。 生誕祭は去年とは違

          ありがとうをたくさん言った日

          屋根裏にいるねずみ

          猫を昔に飼っていた私の家は猫がいなくなって、随分経ってからねずみが屋根裏に住み始めた。 ドタドタと毎日忙しなく足音を聞かせている。 そして、ときどきガリガリと音を響かせながら自分たちの陣地を広げようとしている。 毎日大忙しだ。 ねずみが住み始めた当初、私はわくわくしていた。これが今まで読んできた物語の中でしか出会ったことがない屋根裏のねずみかと。こんな呑気なことを考えてる私が生まれ育った家族だからねずみのことを気にせずに最初は生活していたが、食べ物の被害が大きく壁も穴だらけ

          屋根裏にいるねずみ

          過去を思い出しながらも前を見て

          昨日と今日で私が所属しているPARADISCIELが大きく変化した 私もまだ心がついていけてない部分もあるから、これを見てくれてる人もついていけてない気持ちもあると思う 変化というものはとてもわからなくて恐い 2019年11月に書いた 「自分へ。どうかこれからもよろしくね。」 というnoteで『過去がいいという人が信じられない。現在が1番じゃなければダメ』と言ってる人がいたときの文を書いたが、私はかっこいいと思うだけでそうとは思わなかった 過去を思い出し、あの頃がよかっ

          過去を思い出しながらも前を見て

          時が及ぼす私への影響

          自粛スタイルの私が集めだしたものがある それは何かと言えば "時計" だ 寝ようとしている私の頭上で今日もチクタクと針を動かしている 時を刻んでいるなぁ…とそう思った 携帯電話ではアラームはかけれるがイマイチ"時"が刻まれていることがわからない 時計をしばらく持っていなかった私は懐かしい感覚に襲われたり日ごろの"時"というものを大事にできているか物思いに耽る そして目を閉じる チクタクチクタクチクタクチクタク… 寝れない… "時"というものは音で表すとこんなに気にな

          時が及ぼす私への影響

          喧嘩にベストな場所

          また隣の人が喧嘩している声が聞こえる これで何回目なんだろう…4回目? 今回こそはちゃんと苦情を言おうと思ったけど、私も部屋で歌ってるから言えんな… ってことでハム太郎の歌を歌えば和むのでは!となって歌ってみる 全然、喧嘩が終わらない 私の両親も私が小さい頃には喧嘩してるのを何度か見たことある 喧嘩をされてるのは嫌なもんだ そそくさと逃げ出したくなるが必死の思いで可愛い顔をしてやめさせたこともある 喧嘩するほど仲が良いとは言うが喧嘩を目撃すると不安でドキドキしてしまう、ほらい

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          緊急事態宣言中の自由研究

          最近の私の待ち受け(というのは古い言葉になったのかな?)、ロック画面は中学校のときの卒業アルバムにいた私 写真はちょっと載せられないので簡単に説明するとメガネをかけていて歯に矯正をつけているメイクをしていない私 何で中学3年生の自分をロック画面にしているのかはちょっとした興味本位で 中学3年生の自分をロック画面にしたら私の心はどう変わっていくのだろうというと、んー、なんだろう自由研究がしたくなったのかもしれない まだ6日間しかロック画面にしてないけど、もうこれ以上やってもあん

          緊急事態宣言中の自由研究

          笑い皺の理由が私になりたい

          悔しいこと何かたくさんあるよ、たくさんあるけどさ悔しいは過去形が多いからどうにもできないことが多くて改善策を考えてもどうにもできないことがあって私は自分の人生を生きることに精一杯で君の気持ちを明るくするにはどうすればいいのか考えても結局はわからなくて、こうしたときに私はもっと伝えられるように強くなれるように勉強して言葉を学んでおくべきだと思う。 この前もしばらく会えなくなるお別れの言葉が見つからなくて悩んだ。 私は言葉を全然知らなくて現在この打ってる文章も私の知ってる範囲の言

          笑い皺の理由が私になりたい

          掃除は雲ひとつない空のように

          1つ、2つ、3つ…… 最近の私は部屋の掃除を毎日してる。 毎日毎日ものを捨てている。 ああ、、、これも捨てなきゃな、あゝ、、、あれも捨てなきゃな、、、 捨てなきゃいけないものはたくさんあった。 部屋はどんどん広くなった。 それと同時に私の世界はどんどん狭くなってる気がした。何かを捨てなきゃ新しい世界は見えてこないとは思うけど、私は小さい世界に閉じ込められたって私が触ってきたもの一緒に過ごしてきたものが一緒にいてくれた方がいい気がした。 そんな今日は何となく顔をあげて空を見てみ

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          幽霊に名前をつけるとき

          最近、家のドアを開けたらそこに幽霊がいるのではないかという想像をしてドアを開けてしまう。 本当にいたら私はどうするのだろう。 一回扉を閉める?気絶をする? 怖い気持ちで開けるドア。 家の中でもいつ幽霊が出てもいいように想像しながら生きている。 この生きてる中で何千回想像しても怖いものは怖い。 私がよく想像する幽霊は女の人で白装束で黒髪ロング、目はこちらを見ているというものが多い。たまに男の人もいるがそちらはゾンビに近い気もする。 今日、ドアを開けたときにも想像しながら開けてし

          幽霊に名前をつけるとき

          惑星の中にいる

          朝のパン屋の匂いで吐きそうになった僕は空を見上げた。そこに見える朝の月は白く、青い空によく映える。「おいしそう…」なんとなく呟いた言葉は僕の中でぐるぐる回る。目の前を通り過ぎる猫、あの子は何個名前を持っているのだろうか。僕は何になれるのだろうか。よだれを垂らした犬は何を考えているのだろうか。キラキラしているように見える目は地球の中心なのだろうか。 一緒に鍋を食べた日を思い出す、赤く燃えた炎が青になるときに月が割れた気がした。その月を食べることはきっと神様にしかできない。それが

          惑星の中にいる

          無気力な作品へ愛を。

          (この文は特にまとめられてない文です。) アイドルになるちょっとまえの私はよく何かから逃げてしまっていた。 何から逃げていたのだろう、考えてもよくわからない。私のことを考えてくれてる人はほとんどいないはずなのに逃げるものもほとんど無い中で何から逃げていたというのだろう。 逃げてもダメだということはわかっているはずなのに逃げてしまう。誰も追ってはくれないのに。逃げたら逃げた分だけ離れていくだけ谷底に落ちていくだけ。 私だって本当は努力できる才能ある人間になりたかった。でも

          無気力な作品へ愛を。