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「戦うとか絶対にバカじゃん!」といったところなのです、マジで

僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。

西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。

オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す

これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦マーケティングは、1年前のものでも超最先端です。

では、let'sサロン!


◆2022年6月25日(土)

・記事のコピペ

おはようございます。
労働基準法から一番遠い場所にいるキングコング西野です。
#RADWIMPS風

さて。
今日は『リーディング公演@N Yの攻略法』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼ 勝ち戦の準備
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無事に日本に帰ってまいりました。
帰国の勢いを利用して、そのまま執筆作業に入り11時間ほど格闘した末、Voicyの収録と、Voicyのプレミアム放送の収録を終え、徹夜明けで今に至ります。
#帰国の勢いってナニ

今日、皆様に共有したい話は、次回のリーディング公演@N Yの打ち手についてです。

結論から言うと、「今回のチャレンジでリーディング公演の攻略法は完全に見えたので、100%イケます」といったところですが、ただの「ビッグマウス」だと思われると嫌なので、改善点を具体的に共有してきます。

大前提としては、前回お話ししたとおり「車輪の再発明はしない」というところ。
#詳しくは数日前の記事をお読みください

『29時間』というルールは、すでに素材を持っている僕らにとっては、かえって都合が良く、「え? たった29時間でここまで仕上げたの?」というサプライズを届けることが可能です。
#このルールを逆手に使う


まずは、『ピアノ』
せっかく『えんとつ町のプペル』を弾き込んでいるピアニストがいるのだから、「はじめて『えんとつ町のプペル』を弾くピアニスト」を絶対にキャスティングしない。
「29時間のうち『ピアノの練習』には1秒も割り当てない」というところで、「29時間のうちのいくらかをピアノの練習(キャストとの合わせ)に割り当てなきゃいけない他のカンパニー」に差をつける。


続いて、『ストーリーテラー』
リーディング公演では、舞台セットや衣装がない為、現場ではストーリーテラーが「今は、こんなシーンです」と説明を挟みながら進めていきます。

「異端審問官達に終われたプペルとルビッチは、『えんとつ町』の地下に逃げ込んできました…」みたいな感じで。

ここを今回は英語翻訳のスタッフ(ジェシカ)が担当してくれていたのですが、実はリーディング公演を見ていて一番勿体無いと思ったのはココで、これらの説明はスタッフがするのではなく、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のストーリーテラーである「スコップ」にさせた方が良さそうです。

となると、状況説明は、スコップの言い回しにする必要があるので、「リーディング公演用の台本」があった方が良さそう。なので、昨日、帰国後さっそく書きました。
#仕事はやっ

今回のリーディング公演で目の当たりにしたのは、「リーディング公演」とはいえ、ルールがガチガチに決まっているわけではなく、「関係者のハートを掌握したモン勝ち」みたいなところがあった点です。
関係者をメロメロにさせるのであれば、尚のこと、(お喋り)スコップに仕事をさせた方がいいでしょう。


最後に『クオリティー』
「これも『29時間』をどう使うか?」という話なのですが、極論、『29時間』のうち「議論」に割り当てる時間を(なるべく)ゼロにした方が良さそうです。

「このシーンを、どうやって見せようか?」という議論をできるだけ省いて、その分、練習に充てる。

それをやるには「このシーンの正解」を皆が共有しておく必要があります。

というわけで、

もう僕が日本で(英語が喋れる)役者さんを集めて、
稽古をして、
「このシーンは、こういう感じでやってください」
という正解映像を撮って、
事前にニューヨークに送って、
演出家をはじめ、キャスト&スタッフに共有

しておくといいと思います。

「ここの間は、こんな感じで」とか、「ここの掛け合いは、こんな感じで」とか、「ここの叫び方は、こんな感じで」といった部分部分の映像を。

これに関しては「日本の西野の稼働」なので、ブロードウェイの役者さんの『29時間』にはカウントされません。

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▼ まとめ
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これはまぁ、どのビジネスでも共通して言えることですが、
基本的には「位置について、よーいドン!」で戦うのではなくて、

「自分達が確実に勝つ状況を作ってから、勝ち戦に出て、真っ向勝負しているように見せる」

というのが大事なのだと思います。

古い言葉(孫子の兵法)でいうと「百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。 戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり(=戦うとか絶対にバカじゃん!)といったところ。

今回のチャレンジに関してはアドバンテージだらけなので、キチンと戦えば(そしてキチンと戦略を守ってもらえれば)、イージーゲームだと思っています。

もしかすると、夏の終わりにもう一度ニューヨークに行くかもしれません。
もっとヤバい環境で、もっと強いヤツとやり合いたいです。
#少年ジャンプかよ

現場からは以上です。

・じょーじの要約

『リーディング公演@N Yの攻略法』

大前提車輪の再発明はしない
『29時間』というルールは、すでに素材を持っている僕らにとっては、かえって都合が良い

▼ピアノ
『えんとつ町のプペル』を、すでに弾き込んでいるピアニストがいる
29時間のうち『ピアノの練習』には1秒も割り当てない

▼ストーリーテラー
リーディング公演では、ストーリーテラーが「今は、こんなシーンです」という説明を挟みながら進めていく
それは、劇中のキャラクター「スコップ」にさせる
状況説明を、スコップの言い回しにする必要がある
「リーディング公演用の台本」を書く(もう書いた)

▼クオリティー
『29時間』のうち「議論」に割り当てる時間を(なるべく)ゼロにする
議論を省き、その分を練習に充てる

そのためには
「各シーンの正解」を皆が共有しておく

そのためには
西野が日本で(英語が喋れる)役者さんを集め
→稽古(「このシーンは、こういう感じでやってください」)
→正解映像を撮る
→事前にニューヨークに送る
→演出家、キャスト&スタッフに共有

これは「日本の西野の稼働」で、ブロードウェイの役者さんの『29時間』にはカウントされない

▼まとめ
戦いとは、「位置について、よーいドン!」で戦うのではない

自分達が『確実に勝つ状況』を前もって作り
→勝ち戦に出場し
→真っ向勝負しているように見せる

というのが、西野流の戦いの基本

「百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。 戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」(by孫子の兵法)

「戦うとか絶対にバカじゃん!」といったところ

・じょーじの要らん解説

孫子の兵法の、
「百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。 戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

とは、

「100回戦って100回勝つって、それは最善ではない。もっとも善いことは、戦わないで勝つことなのだ」

という意味です。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティング報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディング報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。

後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。

・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります


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◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

朝7時ごろに配信されます。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1343話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです


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