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それぞれの場所のプペルが最高すぎる! コピペ禁止は見習って欲しいが、ごく稀に例外がある…

僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。

西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。

オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す

これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦マーケティングは、1年前のものでも超最先端です。

では、let'sサロン!


◆2022年10月2日(日)

・記事のコピペ

本当におはようございます。
なんとしてでも朝に更新したことにしたいキングコング西野です。
さて。
日曜日の今日は、仕事のゴリゴリ話をお休みして(とは言っても仕事の話になりますが)、今、ボンヤリと思っていることをお話ししたいと思います。

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▼ ファンタジーを作って生きる
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絵本を映画化する時に、「プペルって何だっけ?」(プペルの定義)を考える時間がありました。

そこで「プペルは『ビジュアル』じゃなくて『理念』だ!」と結論したのですが、それはつまり、
「映画」「歌舞伎」「コンバースさんとのコラボスニーカー」といった“別の場所”にお邪魔する時に、
「ビジュアルのコピペ」
を徹底的に排除して、プペルの姿形をなぞるのではなく、
「その場所ならではのプペル」
を都度都度探していく…ということ。

歌舞伎のプペルは「着物」を着ちゃっていますし、
現在開発中のN F Tのプペル(10月31日発売)は、もはや姿形すら無くて「柄」です(笑)。
パッチワーク柄にモンスターの目玉が入っているものを「プペル」と言い張るつもりです。

皆さんからしてみれば、プペルの「非コピペ」は、お馴染みの光景かもしれませんが、これは全然当たり前じゃなくて、ファンタジー作品が二次展開される時は基本「原作に忠実に!」をモットーに、「ビジュアルのコピペ」がおこなわれています。

「実写版」ともなると、「ビジュアルのコピペ」に違和感を覚えながら手を進めているクリエイターも中にはいらっしゃるかもしれません。
「この髪型(色)はデフォルメした漫画だから良いのであって、実際にやっちゃうと…」という。

「ビジュアルのコピペ」になってしまう理由はいくつかあるのですが、そのうちの一つ(大きな大きな理由)に、「原作者が立ち会わないと変更できない」があります。

舞台演出家が「舞台版のルフィーの髪型はコレ!」と決めても、尾田栄一郎さんがその改変を「良し」とするかどうか?という問題がある。

舞台用に改変するならば、尾田栄一郎さんに舞台制作の現場に来ていただくしかないのですが、尾田栄一郎さんは連載に追われています。
なので、「原作に忠実に」という落とし所になる。

いろんなやり方があって良いと思うのですが、『えんとつ町のプペル』では、それはやりたくなくて、「歌舞伎化」「映画化」「グッズ化」する際には、鉛筆とスケッチブックを持って必ず立ち会うようにしています。
その場で鉛筆を走らせて「こんな感じ!」と出せるように。

決して簡単な仕事ではありません。

僕は僕で次回作の制作を進めているからです。
今、僕はミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演でニューヨークにいます。
公演後におこなわれるレセプションが本当に本当に本当に大切で、ここでチームの皆とコミュニケーションをとることが、ブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』の答えに繋がります。

日本から台本(設計図)を送って、「あとはヨロシク!」で出来上がるものではなく、スタッフのモチベーションを上げて、何千回もデイズカッションを繰り返して、ゴールを明確にして、チームを一つにすることがとてもとても大切です。

一方で『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の脚本を仕上げなきゃいけない。
ミュージカルチームの皆と会う時間以外はホテルに籠って、四六時中頭を抱えています。

よく「なんで、お金に興味がないの?」と言われるのですが、答えはシンプルで「使う時間が無いから」です。
カラオケに行くことも、海に行くこともありません。

ホテル(アトリエ)に籠って脚本を書いて、仕事場に行って制作に立ち会って、またホテルに戻ってきて脚本を書いていたら翌朝になっていて、2〜3時間仮眠して、また脚本を書いて…という生活です。

どれだけ成功しても安心できる日が来ないこと(また新しい不安が襲ってくること)を知りながら、
「ありもしないモノを作って、世間のニーズにする」というデタラメな作業を今日も明日も明後日も。

なかなかハードモードに突入してしまっている人生ですが、ただ、良い作品ができた瞬間、それを仲間やお客さんを分かち合えた、その僅かな瞬間に、それまでに流した全ての血と汗を涙が帳消しになります。ほんの一瞬だけど。

これからも、その一瞬を求めて走ります。

皆さん、今週一週間お疲れ様でした。
明日からも、また頑張ろう。
キングコング西野亮廣

・じょーじの要約

テーマ:「ビジュアルのコピペ」を徹底的に排除する

「プペルって何だっけ?」(プペルの定義)を考える時間があった
結論:プペルは『ビジュアル』ではなく『理念』だ

別の場所(映画や歌舞伎やコンバーススニーカーなど)に登場する時、
「ビジュアルのコピペ」を禁止
「その場所ならではのプペル」を都度都度探す

歌舞伎のプペルは「着物姿」
N F Tのプペルは、姿形すら無く「柄」(パッチワーク柄にモンスターの目玉が入っているものを「プペル」と言い張る)

「ビジュアルのコピペ」になってしまう大きな理由に、
「原作者が立ち会わないと変更できない」がある

舞台演出家が「舞台版のルフィーの髪型はコレ!」と決めても、尾田栄一郎さんがその改変を「良し」とするかどうか?という問題がある
舞台用に改変するならば、尾田栄一郎さんに舞台制作の現場に来ていただくしかないのですが、尾田栄一郎さんは連載に追われている

結果的に、「原作に忠実に」という落とし所に行き着く

(西野さんは『えんとつ町のプペル』の原作者だから)
「歌舞伎化」「映画化」「グッズ化」する際には、必ず現場に立ち会う
その場で鉛筆を走らせて「こんな感じ!」と指示を出せるように

僕は、次回作の制作を進めている
ミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演でinニューヨーク
日本から台本を送って、「あとはヨロシク!」で出来上がるものではない

また、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の脚本を仕上げる

カラオケに行くことも、海に行くこともない
ホテル(アトリエ)に籠って脚本を書いて、
仕事現場に行って制作に立ち会って、
またホテルに戻ってきて脚本を書いていたら翌朝になっていて、
2〜3時間仮眠して、
また脚本を書いて…という生活

「ありもしないモノ(ファンタジー作品)を作って、世間のニーズにする」というデタラメな作業を
今日も明日も明後日も

良い作品ができた瞬間、それを仲間やお客さんを分かち合えた、その僅かな瞬間に、それまでに流した全ての血と汗を涙が帳消しになる

ほんの一瞬

これからも、その一瞬を求めて走る
明日からも、また頑張ろう

・じょーじの要らん解説

僕の見解を書きます。誤っていたならゴメンナサイ。

ゴミ人間プペルの『理念』

ゴミ=あきらめ捨てられた夢
ゴミ人間=皆があきらめ捨てた夢をまとったモンスター(化物)
特徴:臭い(夢を叶える、あきらめない、などと”臭いセリフ”を吐く)
  :多くの人に嫌われ叩かれる
   (コイツを認めたら、夢をあきらめた自分を否定することになるから)
   (夢を叶えるかもしれない者への醜い嫉妬から)

プペル=バカにされ、嘲笑われ、嫌われ、叩かれても、夢をあきらめない人

・それぞれのプペル

絵本

映画

ミュージカル

このサムネイル画像がミュージカルのプペルです。
ちなみに、全編無料で観れます⇓


歌舞伎

海老蔵さんがプペルです。


コンバーススニーカー

プペルはいなくて、ルビッチとスコップですね


NFT


ベアブリック


すごい!
「それぞれの場所」のえんとつ町のプペルです。

コピペ禁止、最高です。

アニメを実写版にして、残念なコピペってよく見ますからね。
この、非コピペは、本当に最高です。


実写版映画で、
かつ、
コピペで、

これは最高でした。例外ですね。

松山ケンイチさんの L


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティング報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディング報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。

後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。

・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

朝7時ごろに配信されます。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1430話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

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僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも初老にも参考になります。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋は必要です。(僕の主観です)
隣で寄り添ってくれるパートナーは必要です。(僕の感想です)

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ご一読いただけたら幸いです。


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