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集客と集客力は違う! 勇者モードは『挑戦』とは呼ばない! …でも、ほっとけないじゃん!(守ってあげたい byユーミン)

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。
月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動をいち早く知れて、かつ、活動の裏側や背景も知れます。


僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。毎日です。

オンラインサロンのルールに
【サロン記事、公開NG】
があります。

でも、もう1つのルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】
です。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への、当時の僕のコメント
③その記事への、当時の僕の感想ツイート
④時々ですが、今の僕からの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、毎週土曜日に投稿させていただいているのです。

西野さんのサロンの記事は、1年前のものでも、世間的には最先端です。
5~10年先を走っている方ですから。

つまり、西野さんの過去記事を読むだけでも、高い価値があります
では、let'sサロン!

◆2022年3月26日(土)

・記事のコピペ

今日は『ほっとけるハズないじゃない!』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼ 「集客」と「集客力」を一緒にするな
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全ての仕事(サービス)において「集客」は切っても切り離せないテーマですが、とくに、エンターテイメントの世界はシビアで、映画の場合だと集客に失敗すれば基本的には一発アウト。二度と映画を撮るチャンスは巡ってきません。

イベントも基本的には同じです。

「今日はお客さんが少なかったな(笑)」が許されるのは、誰かがその分の痛みを背負ってくれているからであって(多くの場合は会社)、背負える痛みに限界がある小さな会社(個人事務所)の場合だと、「集客」の失敗は、やはり一発退場になります。

僕ら(CHIMNEYTOWN)はサクサクと武道館ライブをやっていますが、あんな規模のイベントで「集客」に失敗すればすぐに倒産します。
それほど「集客」というのは大事で、素人が素人たる所以は「自分の集客力の見積もりを見誤っているから」に尽きます。

「自分の集客力不相応なデカ箱を押さえてしまって、席を埋められず、支払いができず、ギブアップ」という流れです。

これは(僕を含む)全てのサービス提供者に言えることですが、
僕らは【集客】【集客力】を分けて考えなければなりません。

「ウンコを提供する店」に【集客】すればするほど、その店の【集客力】は落ちます。
【集客力】を上げないことにはサービスは続けられませんので、まずは、「ウンコを提供しないこと」が大事です。

さて。
イベントにおける「ウンコ」とは何でしょう?
もちろんそれは「イベントの内容」になってくるのですが、「イベントの内容」を細かく分けていくと、「演出」「美術」「照明」「音響」など様々。
当然、会場が大きくなればなるほど、技術が必要になってきますので、ウンコ提供確率が上がります。
素人が素人だけで武道館イベントをやったら、マイクの音がボワンボワンして、シンプルに何を言っているか聞き取れないでしょう。その時点でアウト。

僕は講演会に呼ばれる(開催していただく)機会があるのですが、その際、主催者さんには「500席以上の会場はやめてください」とお願いしています。
要約すると「今のあなたには、500キャパ以上の会場をハンドリングできる能力がないので、結果的にウンコを提供することになり、“僕の”【集客力】が落ちるのでやめてください」です。

「こと集客においては、お前が【挑戦】と呼んでいるものは【暴力そのもの】であり、その暴力によってお前以外の誰が傷ついているかを想像しろ」といったところです。

集客の「成功」「失敗」「大失敗」を整理すると、こんな感じです↓
① 【成功】=「良いものを提供して、満員御礼」→集客力は上がるし、業界からの信用も上がる。
② 【失敗】=「良いものを提供して、空席だらけ」→集客力は上がるが、業界からの信用は落ちる。
③ 【大失敗】=「ウンコを提供して、満員御礼」→集客力がガタ落ちして、活動続行不可能になる。

このうち素人は③の「満員御礼」だけに目を向けてしまい、あろうことか【成功】に分類してしまいます
「内容はアレだけど、③も数字的には成功でしょ」と言う人もいますが、集客力が下がるわけですから、トータルで考えると数字的にも大失敗です。
#ウンコは売るな

②も「良いものを届けている」とはいえ、まぁまぁヤバイです。
「あの人(あの作品)って、お客さんを呼べないよね」となってしまったら、次の話が舞い込んでこなくなります

こう説明すると、僕が普段「勇者モードは捨てろ」とか「自分で責任が取れないアクションは『挑戦』とは呼ばない」と言っている理由がなんとなく伝わるかと思います。

「デカ箱を押さえて、埋めてやる〜!」という素人が着地するのは、基本的には②か③です。
これができずに辞めていった芸人仲間をたくさん見てきたので、「集客」に関しては、少し厳しいです。
たったそんなことで夢を終わらせて欲しくないなぁと思っています。

西野亮廣という人間は、「集客」に関しては、なんでもかんでも「面白いじゃん!やろうよ!」という人間ではない…ということを踏まえていただいた上で、今日の話です。

前置きが長くなってすみません。

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▼ 映画館がない島の子供達に映画を届けたい
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昨夜、僕のインスタに『えんとつ町のプペル 石垣島上映会プロジェクト』というアカウントからメンションが飛んできました。

そのアカウントに飛んでみると、「3月30日(水)と3月31日(木)に「石垣市市民会館 大ホール」で、『映画 えんとつ町のプペル』を特別上映!」とありました。
チケットは大人1000円で、子供(高校生以下)は無料だそうです。
「映画館のない島の子供達に映画を届けたい」という企画です。

もともとは今年の1月にやる予定だったのですが、コロナで延期になり、このタイミングになったそうです。
「石垣市市民会館 大ホール」のキャパは1010席で、客席制限(一席飛ばし)があったとしても、1日3回転の二日公演なので、合計で3000席(※客席制限がなければ6000席)。

延期となっていた上映会の開催決定の発表が出たのは2週間ほど前なので、このイベントは、たぶん【失敗】すると思います
もっともオーソドックスなタイプの(勇者モードによる)【失敗】です

ただ、、
いつもなら、「だから言わんこっちゃない…」となっていたのかもしれませんが、今回は、そういう気持ちにはなりませんでした
インスタや、Facebookの記事を読めば読むほど主催者さんが「自分の為」に動いていると思えなかったからです。

メチャクチャ不器用だけど、島の子供達の為に動いていて、そんな中、コロナでその活動を止められてしまって、おそらく「2週間前の告知」になってしまったのも、「マンボー明け」と、子供達が参加できる「春休み」のタイミングを狙ったからでしょう。
その結果、平日開催になっています。

だけど、ここを逃すと、次は「夏休み」になってしまう。
その時、また緊急事態宣言が出るかもしれない。。
第一希望が叶わない中で、島の子供達の為に走り回っている姿が透けて見えて、「負けさせたくないな」と思いました。
※ユーミンのYouTube動画のリンク

とはいえ、開催4日前なので、今から何ができるか分かりませんが、とりあえず前日(29日)は、午後から予定が空くので飛行機に乗って石垣島に飛んで、ビラを撒くお手伝いぐらいしようかなと思います😁
30日は午後にオンライン会議が入っていますが、それは石垣島でもできることなので、29日と30日は石垣島に泊まろうかなぁと思っています。

もし、29日と30日、石垣島に来られる方がいらっしゃったら、コメント欄まで連絡ください。
夜、一緒に飲みましょう。←#これでキミを釣っています

「ヘタクソなイベント運営だなぁ」と思いますが(笑)、全力で子供を応援してる大人を無視したくないので、僕のできる範囲で具体的に応援したいと思います。

さっき、『えんとつ町のプペル 石垣島上映会プロジェクト』のFacebookアカウントを見つけたので、フォローしていただけると(主催者さんに応援コメントをいただけると)嬉しいです。

「子供には、めっぽう甘い」というキャラでモテようとしている西野亮廣が現場からお伝えしました。

・僕の、サロン内でのコメント

なんと、すごい応援を!
男前っぷりに、後半の文章で泣いちゃいましたよ~😭
いつも感動を、あざ~っす!

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
書き手の文章から、書き手の思いを想像する。相手に憑依して、その現状を想像する。
若者よ、僕は55歳だけど、お互いに”想像力”を鍛えようぜ。そうすれば、西野さんのようにモテモテになれる。このサロン記事で『大人の優しさ』を勉強しようじゃないか。

・じょーじの要らん解説

世間の皆さんの、キンコン西野さんの印象(イメージ)と、
サロンメンバーの、キンコン西野さんの印象(イメージ)には、天と地ほどの乖離があります。

成人の身体は60%が水分です。
赤ちゃんは、80%が水分だそうです。
西野さんは、80%がやさしさです。

やさしさがベースなのです。
これは、僕の妄想や思い込みではなく、サロンメンバーなら誰もが同意するでしょう。つまり事実です。最近のビジネス用語を使うならファクトです。


ここからは、僕の想像なのですが、
西野さんが駆けつけても、集客上の数字に関して言えば、焼け石に水 だったでしょう。

それは、西野さんも分かって行動した。

なぜか。
記事にあるように、「ほっとけない」という感情から、だけでしょうか。

①主催者さんに、直接エールや感謝を伝える
②主催者さんを応援している方たちに、「西野さんが来てくれた~」という
 満足感を提供できそう
③来場者が、「西野さんだ」「主催者さん、やるなぁ」と認知するかも
④主催者さんや関係者の方々に、「次回こそ!」という気持ちをプレゼント
⑤西野さんが駆け付けることで、失敗の空気を払しょくできるかも
⑥西野さんのコアファンが駆けつけて、主催者さんたちと繋がる機会に

こんなことも、西野さんの頭に浮かんだのではないでしょうか。

僕は、西野さんの行動は「主催者さんを負けさせたくなかったから」だと思うのです。
集客に失敗しても、つまりイベントは数字上は失敗でも、それでも主催者さんを勝たせたい。

そして、この西野さんの行動の結果は、見事なまでに勝利の雰囲気となったことでしょう。僕は、そう思います。

映画『えんとつ町のプペル 2』が、2年後か3年後か、開催されたときに、
このときの主催者さんが、またイベントを企画して、今度は数字上も成功する。

そんな未来を想像しています。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1168話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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