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考えろ! 皆が避けるような「圧倒的な面倒」を選べ! そして,考えていないで行動しろ!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。月額980円の会員制メルマガ、という感じですね。

別な言い方もできます。

月額980円のファンクラブです。毎日、西野さんの記事が読めます。

毎日投稿されるサロン記事のおかげで、西野さんの活動を、いち早く知れます。表の活動や、活動の裏側も知れます。


さて、
僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。


* * *


オンラインサロンのルールに【サロン記事、公開NG】があります。
でも、もう1つのルールもあるのです。

【サロンの記事は、1年後なら公開OK】です。

そこで、僕のnoteでは、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への僕のコメント
③その記事への僕の感想ツイート
④僕なりの解説(じょーじのいらん解説)

これらを毎週土曜日に、投稿させていただきます。
では、let'sサロン!

◆2021年12月30日(木)

・記事のコピペ

おはようございます。
帰国の飛行機の中で映画『東京卍リベンジャーズ』を観て、すっかり、北村匠海さん、山田裕貴さん、吉沢亮さんのファンになってしまったキングコング西野です。
#イケメンが好き
さて。
今日は「『途中で軌道修正する』なんて、幻想だ」というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ 天才万博は最初から天才に優しかった
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基本的に、いつも酔っ払っているので、記憶があやふやなのですが…
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロデューサーをやっている瀬戸口が、学生インターンでウチに来た時(彼がエッフェル塔の個展をやり遂げた直後あたり)に、
「今度、ウチでミュージカルをやるから、その仕事をグイッと獲りにいけよ」
と耳打ちしたことがあります。

同じようなことは時々あって、年末に(5日間も!)やっている『天才万博』というフェス(忘年会?)を立ち上げた時も、ホームレス小谷に
「このイベントは、お前が獲りにいけ」
と耳打ちをしました。

時々、西野は「これは、お前がやれ」と後輩に(問答無用で)耳打ちすることがあり、後輩が言った通りにやらなかったら、すこぶる機嫌が悪くなります。
ちなみに、アドバイスを求めてきた先輩が言ったとおりやらなかったら、もっと機嫌が悪くなります。
#なんてやつだ

勿論、やれそうな人に耳打ちしているのですが、ただ、本人の気持ちの準備をガン無視でやらせるわけですから、それなりの「お膳立て」はします。
ただの酔っ払いじゃないんですヨ。

『天才万博』は、僕の友達界隈では、すっかり年末の風物詩です。
「とりあえず、年末は天才万博に行くっしょ」「今年は何日行く?」という感じになっています。
#関係者もたくさん
#大竹しのぶサンも普通に来てた

この時、ユニークなのは、「天才万博に参加するお客さん(僕も含む)のほとんどが、その日の出演者を知らない」ということです(笑)。
いわゆる「フェスにお客さんがついている」というやつです。

これにより、『全く無名だけど、すんごい才能があるアーティストをステージに立たせる(皆様に紹介する)』が可能になります。

実際、天才万博に参加されているお客さんの声で、「天才万博で、このアーティストを知った」は少なくないと思います。
僕の師匠の後藤ひろひろ(劇作家)の歌唱力とパフォーマンスが、アーティストとしてズバ抜けていることを天才万博で知った人も少なくないハズ。
#バケモノ級にカッコイイんです

「フェスにお客さんがついている(場が集客してくれる)」というのは、エンタメ屋から言わせると「この上なく理想的なカタチ」です。
場所がお客さんを呼べれば、
新しい才能を紹介することもできれば、
イケてるお爺さんアーティストを紹介することもできれば、
ここからムーブメントを作り出すことも可能です。

エンタメやアート(あるいはファッション)の歴史というのは、ラベリング(認印)の歴史でもあって、影響力のある人や媒体の【認印】が次代のスターの生み続けています。 
場所(空間)自体が影響力をもっていると、場所が「この人、イケてます!」とラベリングすることができるですね。

今年で言うと、ダイノジ大谷さん扮する『D Jザウルス』がそれにあたると思います。
#恐竜のお面をかぶった変なDJです

今年はお披露目回でしたが、天才万博が「『D Jザウルス』ってイケてるよ」とラベリングしたので、来年以降は人気者でしょう。
ちなみに、焦ってすぐにスケジュールを埋めたがる(悪い癖!)ダイノジ大谷さんには、「余計な仕事は入れなくていいので、年末は『天才万博』用に5日間空けてください」とお伝えしています。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

「フェスにお客さんがついている」という、イベントとしてはこの上ない形にある『天才万博』ですが、何も、たまたまこうなったわけではありません。
「頑張って続けていたら、いつの間にやら今の形になりました」というわけじゃないんです。

『天才万博』を立ち上げる時に、ホームレス小谷には、「アーティストの集客力に依存したフェス(場所)を作るな。それをやると、『集客力があるアーティストをブッキングできないと継続できないフェス』になってしまって、最終的には、『集客力はあるけど、実力がないアーティスト』に依存することになる。チケットは、アーティストに売ってもらうのではなくて、天才万博(場)が売れ。僕も手伝う」と伝えました。

同じことを、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロデューサーチームにも言いました。
「役者の『集客力』でキャスティングを決めるな。作品にファンをつけろ」と。

実は、先月、日本武道館でやった『サーカス』もそうです。
#サーカスも誰が出てもチケット完売

当然、それは簡単な道じゃありません。
天才万博の初年度なんて、1日こっきりの開催だったのですが、チケットをハケさすのが大変で大変で……1年間かけてチケットを手売りしたのですが、チケットが全部ハケたのは、なんと公演当日の朝。
本当に、カツカツでやっていたんです(笑)

ただ、ここが今日のパンチラインです。

僕の経験上、「プロジェクトのコンセプトが、途中から上方修正される」といったことが、かつて一度も無いんです。
つまり、「最初は認知度が無いから『集客力のあるアーティスト』をキャスティングして、フェスの認知度が上がってきたら、『集客力のあるアーティスト』ではなくて、集客力は度外視で『才能のあるアーティスト』をキャスティングしていこう」という計画が、実行されたところを見たことがない。
「集客力のあるアーティスト」を集めて立ち上げたフェスは、その後、「もっと集客力のあるアーティスト」に声をかけることで、フェスの規模を大きくしていっていることが、ほとんど。

おそらく「戦い方」が染み付いてしまっていて、染み付いたが最後、途中から軌道修正することは無理なんですね。
しかしながら、多くの人は「途中で軌道修正ができる前提」で、様々な企画をスタートさせます。
ただ、実際のところは、プロジェクトの根幹(コンセプト)に関わるような軌道修正は、なかなか難しくて、一番最初のルールブック作りの段階で、そのプロジェクトが最終的に辿り着ける場所が決まっています。

これはイベントに限らず、あらゆるサービスで言えることだなぁと思ったので、サロンメンバーの皆様に共有させていただきました。

基本的に、一番最初の段階で、皆が避けるような「圧倒的な面倒」を選ぶと、そこそこ良いポジションが取れることが多いです。
参考までに。
現場からは以上でーす。

・僕のコメント

「バズらせたい」と「ロングラン」はコンセプトが違って当然。でも皆バズさせたがる。楽ちんですもんね。思考が楽ちん。
ロングランは『思考』が大変なのはもちろんのこと、それを成功させる努力も行動力も精神力も半端なく使う。理解しなければ始まらないけど、理解だけでできるモノでもない。
自分の備忘録として言語化してみました。今日も、あざ~っす!

・僕のツイート

今日の記事を読んで、
1000m上にある目標に梯子をかけ懸命に上ったら「あれ? ココじゃない」はよくあるミス。だから何を成したいのか明確にせよと賢者は説く。知識、情報も必要。脳から煙が出るほど考え、行動し、夢へ走りだすあなた。
ここにメンターがいるって知ってます?

・じょーじのいらん解説

よく聞くアドバイスに、
「考えてないで走れ! 走りながら考えるんだ」ってあるじゃないですか。

頭デッカチで行動が伴わない人を、いましめるアドバイスです。

僕も、100%同意します。
僕自身が、考え続ける人間になっていた期間が、超~~~あります。

そして、走り出しました。

すると、今度は「あれ? コッチじゃないぞ!」というあやまちを経験しました。


西野さんは、考えることも、考えていないで走ることも、どちらも大事だと教えてくれました。
で、
今回の記事は、『考えろ編』だったワケです。


僕は、西野さんの記事を読むようになって、

① まず、ちゃんと考える
② 考えないで走る(行動する)
③ また、シッカリ考える

という、サンドイッチ作戦をあみ出し、実行するようになりました。

3か月に1度、半日という時間を投下し、脳から煙が出るほどシッカリ考えます。
そして、行動に没頭します。
約3か月後に、また、行動を行なった実感や結果をベースに、新たな情報や思考を加えて、1人作戦会議を行なうのです。

やがて、作戦会議のタイミングを意識する必要がなくなる予感もありますが、今はまだ、油断せずに、シッカリ考えます。

【皆が避けるような「圧倒的な面倒」を選ぶ】

ちょうど今、考えるタイミングなので、これをキッチリ自分事にします!


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品が生まれる過程。途中経過。実験。
ヒットさせるための広告や、あの手この手。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
数万人が参加する理由は、メッチャ勉強になりメッチャ面白いからです。


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。





チャオ!


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1028話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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