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始皇帝のマネは,始皇帝にあらず! ”始”じゃない! では,改革者の手法を”守る”って,どうなん?

キングコング西野亮廣さんは、
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営されています。

簡単にいうなら、西野さんが毎日2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿されて、サロンメンバーだけが読める、という内容です。
ファンクラブでもありメルマガでもある、という感じですね。


西野さんの記事に、僕は、毎日コメントを書いています。
西野さんの記事のあらすじを書いて保存しました。
途中からは、記事をそのままコピペして保存しています。

さらに、サロン記事の感想を、毎日、Twitterに投稿しています。


* * *

オンラインサロンのルールに【サロン記事、公開NG】があります。
でも、もう1つルールがあります。

【サロンの記事は、1年後なら公開OK】というルールです。
(※ときどき「この記事は1年後も公開NGです」ということもあります)


* * *

僕のnoteでは、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への僕のコメント
③その記事への僕の感想ツイート
④僕なりの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、原則、毎週土曜日に投稿します。

では、let'sサロン!

◆2021年12月6日(月)

・記事のコピペ

▼ ブランドとトコトン向き合え
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ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン配信チケットの売上げが「1万200枚」を突破したそうです。
公演が終了してから1週間以上経ちますが、オンライン配信チケットはまだまだ売れ続けています。
コチラ→リンク(現在、販売終了しています)
今回は劇場チケット収益(売り上げの見込み)が3000万円ぐらいの興行に対して、1億5000万円ほどの予算をブチ込んだわけですが、「オンライン配信チケットを一生売り続ける」という打ち手のおかげで、そのうち回収できると思います。

先日、発表させていただきましたが、コンバースさんとのコラボで作った『プペルスニーカー』が、コンバースさんのコラボシリーズ史上最大のヒットになったそう。
まさか自慢話をしたいわけではありません。
僕ら(CHIMNEYTOWN)が、「ミュージカルに対して、スニーカーに対して、何をしたか?」という話を今日はさせていただこうと思います。
「面白いミュージカルを作る」「かわいいスニーカーを作る」というのは当たり前の話なので、ここで議論するまでもありません。
僕らがミュージカルやスニーカーに対してやったのは、「もう一度考え直す」です。
ビジュアル面は勿論のこと、「届け方」や「在り方(意味)」などです。

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』に関して言うと「劇場チケットの売上でミュージカルを作る」というビジネスモデルを破壊するところからスタートして、「ならば、どうすれば圧倒的な作品を生み出し、収益化が可能になるのか?」ということをゼロから再構築していきました。

コンバースさんのスニーカーの件にしてもそう。
「かわいいスニーカーを作ろう」の前に、「そもそも“履くスニーカー”ってコレ以上、必要だっけ? 履くコンバースを買うなら一番オーソドックスなやつで良くね?」というところからスタートし、「インテリアとしてのスニーカーの正解」を探りにいきました。

会社の売上が下がった時に「リブランディング(ブランドの再構築)」という言葉が出てきますが、リブランディングとはブランドロゴを一新したり、ホームページを一新するだけではなく、「自分達はそもそも何をしたいんだっけ?」という自問自答から始まり、サービスや商品の在り方を問い直し、それらがお客さんに届くまでの流れを整理することにあると思っています。
商品やサービスの機能がドングリの背比べになってきたら、あと、競合他社と差別化を図るには「コミュニティー」か「ブランド」しかありません。
CHIMNEYTOWNは「ブランド」というものをとても大切にしていて、ブランドを構築する為に、「売れるけど売らないモノ」だってあります。
僕は、よく、企業のコンサルをさせていただいているのですが、そこで頻繁に目にするのは、社長の見切り発車的な(知識に基づいていない)ブランディングか、ロゴやホームページをオシャレにしただけのリブランディングです。
「あそこに向かいたいなら、これは売っちゃダメっすよ。アンパンマンが下ネタで笑いをとるようなもんです」的なアドバイスをさせていただく機会が少なくなくて、いつも思うのは、「商品やサービスの品質で取りこぼしてるのではなくて、ブランディングで取りこぼしている機会があまりにも多い」ということ。
言い換えると「ブランディング、リブランディングを甘く見積もっている」とも言える。

あまりにも勿体ないので、ここはCHIMNEYTOWNの法人向けの事業としてやっていきたいなぁと思います。
何か、お困りごとがあれば、御相談ください。

サロンメンバーさんの事業の応援ができればいいなぁと思っています。
「うち、こんなサービスをやってるんですけど、どうしたらいいっすか?」みたいなのがあれば、コメント欄まで(画像付きで)投げてください。
全てに応えることはできませんが、もしかすると少しだけ力になれるかもしれません。
とにもかくにも、ブランディングやリブランディングは「見た目をオシャレにする」ということだけじゃないので、そこはトコトン向き合った方がいいと思います。
僕らの活動が参考になると嬉しいです。

・僕のコメント

届け方、在り方、売れるけど売らないこと、と、またまた1人ブレーンストーミングを行ないました。今日も、あざ~っす!思考が言語化されました。ここからブラッシュアップします!

・僕のツイート

今日の記事を読んで、
明らかに西野さんのホームランの「飛距離」が【映画えんとつ町のプペル】以降爆伸びしている。でも、サロンメンバーは知っている。【絵本】えんとつ町のプペル以前から西野さんに確信があったことを。『革命のファンファーレ』を鳴らしたのは遥か昔だ。

・じょーじのいらん解説

皆さんはミュージカルを観に行きますか?

「行く!」と答えた方にさらに質問です。
劇団四季さん以外ミュージカルを、ちょくちょく観に行っていますか?

この質問に「はい」と答えた方は、ごく少数でしょう。


妻のゆかりちゃんは、劇団四季さんのファンクラブ会員です。
おかげで、僕も、ちょくちょくミュージカルを観に行っています。

劇団四季さんのミュージカル、しか、僕は観たことがありませんが。

その理由は、
①劇団四季以外のミュージカルは、チケット代が高い
②高いのに、それに見合う感動が得られるという、確証はない

この2点です。

劇団四季さんのミュージカルは過去に観たことがあり、そのクオリティーが保証されています。
キャストの歌唱力の差など、多少の誤差はあるでしょうが、それは許容できます。大ハズレはないと、体験からの信頼があります。

では、劇団四季さん以外のミュージカルは、なぜ高いのか?

それは、収益が、チケットの売上と関連グッズの売上しかないからです。
簡単にいえば、チケット代を高くしない限り赤字になる。

ではでは、その問題を劇団四季さんだけは何故クリアーできたのか?

故浅利慶太さんが、ビジネスモデルから構築し直したからです。
常設劇場を建て、リピートしてもらう戦略です。(たぶん)
何度リピートして観ても、毎回感動する王道のストーリーの作品
多くの人がそのストーリーを知っている作品
作品自体に集客力がある
そうです。
ディズニー作品とのコラボです。

今、劇団四季さんは、「浅利慶太さんの意思を守ろう」と思っているのでしょうか?
それは、「これまでの方法を守る」ということでしょうか?

コロナで劇場に足を運ぶ人が減ったのかもしれません。
キャストに陽性者が出たら、公園中止になるかもしれません。

浅利慶太さんの意思の本質は「新しいビジネスモデルを構築するんだ」かもしれないですよね。

西野さんは、劇場公演のビジネスモデルを変えて、
キャストの練習はノーギャラ
という、悪しき慣習を打破しました。
さらには、オンライン公演チケットの売上で、キャストに”印税のような報酬”が支払われ続ける、そんな未来を探っています。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。ある意味、それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動の、現在進行形です。
テキスト(文章)によるライブ配信、みたいな感じ。

具体的には、
・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作バージョン』(主に途中経過)
・現在の、活動報告『マーケティングバージョン』(主に事前に解説)
・現在の、活動報告『チームビルディングバージョン』(主に経験談)
・現在の、感情の吐露とろ(主に日曜日)

という感じです。

ライヴDVDに、メイキング映像が有ったりしますよね。
あれです。
西野さんの作品や活動のメイキング文章です。
後出しだけではなく、先出しもしょっちゅうです。

また、西野さんは、「僕の母ちゃんでも分かるように書く」と言っていまして、難しい横文字などは一切使いません。
中学生から僕のような初老まで、みんなが楽しめる内容です。

めっちゃ面白い!

学びは付録です。
メインは、おもしろい!です。

作品が生まれる過程。
それをヒットさせようと、広告などの、あの手この手の生放送です。

わが子の発表会と同じで、昨年を知っているからメッチャ面白い!
こういう要素もあります。

これが、数万人が参加している理由です。

参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第980話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

PS

僕の、初のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。

ご一読いただけたら幸いです。

この本は、noteで下書きしました。
このマガジンです。↓


2冊目のkindle本は【タブー編】となります。上のマガジンに下書きが入っています。
現在、大幅な加筆修正中です。

上記マガジンの記事は、全て無料で読めますからね~。


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