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僕の感じた県民性の違い! エビデンスはなく、単なる僕の『感想』でスミマセン!

僕は、根無し草のように、あちこちに住んだ。少し端折って説明すると、

・岩手県で生まれ育つ。高校卒業まで。
・首都圏(東京都下や埼玉県)に19~27歳まで。
・茨城県水戸市に住む。30か31歳まで。
・神奈川県に住む。47歳まで。
 ※「関東(北関東含む)」と括れば29年
・現在の愛知県に住んで丸9年たち、10年目。

こんな感じ。
まとめると、岩手県が18年、関東が29年、愛知県が9年。

「所変われば品変わる」と言うが、地域が変われば品だけでなく、常識や文化までが変わる。異なる。

それが、偽らざる僕の本音だ。エビデンスはないが…。
僕の単なる感想にすぎないが、感じたままを書かせていただく。


◆男の口数について

岩手県
・おしゃべりな男は10%以下
・おしゃべりな男は、「男らしくない」「軽薄」と低評価
・おしゃべりな男は、女性にもモテない
・おしゃべりな男は、男性から軽蔑される
・無口な男はカッコイイという文化
・無口=不器用=高倉健、という妄想が多くの人に支持されている
 ※数人で語るのは良い
 ※大勢の前で語ると「口先だけの奴」とレッテルを貼られる

関東
・おしゃべりな男は30%以下
・しゃべる『量』よりも、しゃべる『内容』が吟味される傾向
・おしゃべりな男が、女性にモテないとは限らない
・おしゃべりな男は、男性から軽く見られたりはする
・無口な男はカッコイイが大事なところでは喋れよ、という文化
・無口=使えない、と考える人も、まあまあいる
 ※大勢の前で語ると、「口先だけの奴」と「有能だ」と賛否が分かれる

愛知県
・おしゃべりな男は50%前後
・弁が立つ人が多い(大勢に説明する人の、【話術】のレベルが高い)
・おしゃべりだとモテる訳ではないが、しゃべりが面白いとモテる
・しゃべる『量』よりも、しゃべる『内容』が吟味される
 ※面白いトークは歓迎される
・無口な男は少ない
 ※大勢の前で語ると、「オレの方が話が上手い」と思われてしまう


◆男の陰口について

岩手県
・男が陰口を言うなんて、最低の行為
・卑怯者
・信用を無くし、軽蔑される
・面と向かって言うべきという文化
 ※面と向かって言う分には、「男らしいじゃないか」となる
 ※決して、悪評や低評価にはならない

関東
・男の陰口は、恥じるべき行為
・慎むべき行為
 ※岩手県ほどではないが、そうじて似た傾向にある

例外
逗子市で、「陰で言うならまだしも、オレに、面と向かって言いやがった」と怒る男性を目の当たりにして、カルチャーショックを受けた。
僕は、「目の前で言うならまだしも、陰でコソコソ言いやがって」と怒るのが、【常識】や【分別ふんべつ】だと考えていたので、真逆の考え方をする人間に、マジで驚いた。
そんな人、そういう考え方もあるのかと、勉強になったが…。

愛知県
・男の陰口であっても、ガス抜きとして許容される
・陰口を言わない賢者もいるが、陰口を叩く人は普通にいる
・陰口を叩くと普通に警戒はされる(「オレも言われてるかも」と)
面と向かいって本音を言う方が悪(ケンカになるから)(知らぬが仏や)
 ※面と向かって悪く言うくらいなら、陰口の方がまだマシ、という文化


◆ありがとう

岩手県
言わない(まず、言わない)(思わないのではない)(言わないだけ)
「どうも」が、1番多い言葉かも
「すみません」が、ありがとうの意味で使われていた
・「おもっさげながんす」という方言が親世代では多かった
 ※おもっさげながんす=申し訳ないの意味
 ※すみません(申し訳ない)=謝罪or感謝
 ※「ありがとう」という標準語は、めったに聞くことがない
 ※褒められたなら、「そんな」「ぜんぜん」と否定する文化だった

関東
・「ありがとう」も時々聞いた
 ※驚きはしなかったので、そう多くは無かったはず
・「どうも」「すみません」も、まあまあ多い
「『すみません』より『ありがとう』」と教わったことがあった
 ※目から鱗が落ちた
「『そんなことないです(否定or謙遜)』より『ありがとう』」も教わった
 
※勉強になった

愛知県
・「ありがとう」をしょっちゅう聞く
・家族でも当たり前に使う
・ヤンキー系の人でも「ありがとー」と言う
・それも、ホンの少しのことでも言う(カジュアルに言う)
 ※愛知県に来て、すごく驚いた
 ※当然、職場でもポンポンと「ありがとう」が出る
 ※こちらでは「ありがとう」を言わないと礼儀知らずに当たるかも


◆「客」という立場

岩手県
・お店の方より、客の方が、なんなら少し下
・お店の人に対し、少なからずリスペクトがあった
 ※たとえば飲食店は、食事を提供してくれるプロ(職人)
 ※「お金を払いますから、食べさせていただけますか」という感覚
 ※よって、商売人の接客はメッチャ雑

関東
・お店とお客は『対等』という不文律を感じた

・ほんの少しだけ、お客さんが上、という感じ
・お金をいただく代わりに、商品やサービスを提供している、という常識
・なので、「対等が原理原則」という前提があった気がする
 ※「オレは客だぞ」などと言う人は軽蔑された
 ※客が店員を怒鳴るとかは最低な行為だと、多くの人が考えていた

愛知県
・お客様は『神様』とまでは行かなくても、確実に『上』
・理由は「お金を払ってくれる人だから」
・ゆえに、接客レベルが高い(例外の店はある)
・だからなのか、カスタマーハラスメントが頻繁に発生
 ※そのクレーマーの弁が立つ
 ※クレーマーに絡まれたスタッフを会社が守る、という文化が無い

実例
関東の企業と関西の企業が、合併した大手企業に勤める友人の談

「元が関西企業の上司の下のときは、クレーマーに対し、『謝罪に徹して』『納得するまで説明して』『繰り返し何度でも謝罪して』だったの。
でも、元関東企業の上司に変わったら、そんな無理難題を言う顧客に対しては、『そんな客は、切っていいよ』と変わったの。対応が180度違ったわ」


◆蛇足

ブラック企業に入っちゃった場合に例えると、

岩手県:黙って耐えて、結果を出すのが男(or女or大人)ってものよ…
関東:耐えて結果を出すのか、さっさと辞めるか、自分で選択すれば?
愛知県:会社はお金を払ってくれる人やから、大人しくせなアカンわな…
    もしくはサッサと辞めるかや!
想像の大阪:
そんな会社、訴えたれ! 賠償金、請求せな!(想像(妄想))

以上のような、県民性の違いがあると僕は思っている。
実際に住んで、働いて、客となって、このように感じた。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1475話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。


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