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初めて一緒に市役所へ行った時、ゆかりちゃんは少し大きな声でこう言ったのだ

※この記事を、漫画にしてくださる方を募集しています。
※僕が出版社に企画書を出します。
※出版社から反応がなかったならkindleで出しちゃいましょう。
※ポートフォリオとして、これから10話、マガジンに納めます。
※これまでの記事で、100以上のネタ(実話)があります。

◆起 ゆかりちゃんと初市役所

ゆかりちゃんと一緒に市役所へ行った。初めての春日井市役所だ。

ゆかりちゃんは、

「春日井市はねぇ~、日曜日でも住民票とかが取れるのよ~」
「助かるわ~」

と、僕に教えてくれた。

なかなかの、ご機嫌だ。


◆承 オシャレな設計

市役所は、まあまあそこそこに新しい建物だ。
そして、なかなかオシャレな設計をしている。

ロビーは広く、その広さのまま、市民課エリアへと自然となってゆく。
1階のスペース全てが、ロビーでもあり市民課でもあった。

2階部分は、ほとんどが吹き抜けになっている。
天井が高く、ものすごい開放感がある。


◆転 ハシャギ気味のゆかりちゃんが…


ハシャギ気味のゆかりちゃんが、楽しそうに言う。

「じょーじ! 大きい筒抜けやねぇ~~~!」

ゆかりちゃんの声は、少し大きかった。


◆結 ゆかりちゃんが照れた

僕は、小さい声でツッコミを入れた。

「ゆかりちゃん…、『吹き抜け』だよ~」と。

ゆかりちゃんが笑いながら(間違っちゃった~)という顔をして照れた。

照れたゆかりちゃんは、可愛かった。


僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。



おしまい

※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第554話です
※マガジン【ゆかりちゃんの『天然』のポートフォリオ】に加えます





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