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僕も読者別に、小説(文章)のテイストをチューニングするぞ! メモメモ( ..)

僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。

西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。

オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す

これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦マーケティングは、1年前のものでも超最先端です。

では、let'sサロン!


◆2022年10月11日(火)

・記事のコピペ

おはようございます。
「もう二度とお酒は飲まない!」という嘘を400回ぐらいついているキングコング西野です。
#二日酔いです

さて。
今日は「答えが見えてきた」というテーマでお話ししたいと思います。
ゴリゴリのクリエイティブの話です。

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▼ 「違い」を知る
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日本に帰ってきてからは、ひたすらミュージカル『えんとつ町のプペル』(@NY)の脚本と向き合っています。

日本の方からすると、「まだ、プペルをやってんの?」という印象かもしれませんが、現地とコミュニケーションをとっている自分からすると、
「いや、まだまだ足りないんだけど…」といったところ。

日本で作ったものをそのまま届ければいいわけではなくて、文化の問題や、宗教の問題や、投資家の思惑などなどを踏まえて、ブロードウェイ仕様にチューニングする必要があり、それには相当の時間が必要です。
そもそも僕自身の意識も変えなきゃいけない。

ニューヨーク滞在中は、ほぼ毎日、何かしらの作品を観に行っているのですが、そこで目の当たりにするのは、観劇偏差値の高さです。
「観劇癖がついている」と言ってもいいかもしれません。
「読書癖」みたいなアレです。

作り手から言わせると、「ちょっと小難しい内容でも、ついてきてくれる」といったところ。

これには二つの理由が考えられて、
一つ目「せっかく観るのなら、全力で楽しもうとする」というもの。
言い方を変えると「モトをとろうとする」です。

これは僕自身がそうなのですが、ブロードウェイで上演されているミュージカルを観る時に「フラッと観に行く」ということはあまりなくて、存分に楽しむ為に「作品の背景」を下調べしてから観に行くことが多かったりします。

たとえば、『Six』というミュージカル(パフォーマンスショー?)は、「ヘンリー8世」という、テューダー朝第2代イングランド王の嫁達がオラオラ叫ぶ内容となっているのですが、
僕らは「ヘンリー8世」も知らなければ、「テューダー朝第2代イングランド王」と言われてもピンとこない。

それだと楽しめないので、観劇前に「ヘンリー8世って、どんなヤツだったんだろ?」と調べるわけですね。
「次、いつ観れるか分からないので、この一回を無駄にはしたくない」という観光地スイッチがバッキバキに入っている。

ホラ、「お城」とかって、歴史を知らないと全然面白くないけど、歴史を知った上で観に行くと、「ここで、あんなコトや、こんなコトがおこなわれていたんだぁ〜」と面白がれるじゃないですか?

あの感じです。

ちょっと小難しい内容でも、ついてきてくれる理由の二つ目は、これはブロードウェイに限った話じゃなく、「日本と海外の違い」と言っても過言じゃないと思うのですが、海外で作品を展開する時(個展などをした時など)に毎度感じるのが、「芸術の味わい方が染み付いている」があります。

日本のお客さんと海外のお客さんだと、「感想」の解像度が全然違うんです。

日本のお客さんは、「すごいですね〜」「上手いですね〜」「描くのに何時間かかりましたか?」という表面的な感想が多いですが(それでも全然嬉しいです)、
海外だと「私は、この絵から○○を感じ、△△について感えました。あなたは、どのような意図をもって、この絵を描いたのですか?」という美術評論家みたいな感想が一般の方からサクッと出てきます。

日本だと「芸術」と聞くと、お高くとまっている(金持ちの道楽的な)イメージですが、海外(※ザックリした表現ですみません)だと、「芸術」は日常のコミュニケーションツールで、そこが、そもそも全然違う。
#そうじゃない海外もあるけれど

向こうは「味の違い」に敏感なので、大味の作品を出すと「痛いところ」をガンガンつついてきます。
「わー、楽しかったー」で片付けてくれなかったりします。

ここで言っているのは、「日本よりも海外の方が優秀」という話ではなくて(※そもそもボク、大味の作品も好きなので)、「日本人と外国人とでは、芸術の味わい方が違う」という話です。

なので、「何がどれぐらい違うのか?」を知る必要があって、そこに時間を要しています。

野球で例えると、「日本のプロ野球とメジャーリーグではストライクゾーンが違う」みたいなところ。
この違いを正確に捉えない限り、ヒットは打てない。

先日もお話ししましたが、今回のニューヨークはとても実りある時間となりました。
「日本でやったものをそのままやれた」というのも大きかったし、「ディスカッションの時間をガッツリとった」というのも大きかった。
それによって「違い」の解像度がグンと上がりました。

僕は今日も『えんとつ町のプペル』の脚本を書いています。

日に日に、日本版とブロードウェイ版の内容が違うものになってきていて、実に面白いです。とくに『スコップ』の扱いが。

ブロードウェイ版には、
「俺が掘ってるのは『石炭』じゃない。『歴史』だ」
という台詞が入っています。

さて、どうなることやら。
もう少し脚本がまとまれば、「ブロードウェイ版はこんな感じになりましたよ〜」というのを皆さんの共有させていただきます。

「なるほどなーっ!!!!!」と言わせる自信があります。
お楽しみに。

現場からは以上です。

・じょーじの要約

テーマ:ブロードウェイ版ミュージカル『えんとつ町のプペル』の、
    脚本の【答え】が見えてきた


▼脚本のチューニング(調律&調整)
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日本で作った脚本のままではダメ
文化の問題、宗教の問題、投資家の思惑などにチューニングする

▼観劇癖
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ニューヨーク滞在中で目の当たりにしたのは、お客さんの観劇偏差値の高さ
ちょっと小難しい内容でも、ついてきてくれる

理由1
せっかく観るのだから「全力で楽しもう」とする
例:『Six』というミュージカルは「ヘンリー8世」の、嫁達が主人公
観劇前に「ヘンリー8世」を調べる人が多いはず(僕は調べた)

理由2
海外のお客さんは一般人でも、芸術の味わい方が染み付いている
例:日本のお客さんは、「すごいですね〜」「描くのに何時間かかりましたか?」という感想が多い
海外では、「私は、この絵から○○を感じ△△について考えました。あなたは、どのような意図をもって、この絵を描いたのですか?」という、評論家みたいな感想がサラッと出てくる

これは、日本よりも海外の方が優秀という話ではない
日本人と外国人とでは、芸術の「味わい方(慣習)が違う」という話

▼だから、違いを「知る」必要がある

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日本とブロードウェイとでは、「何がどれぐらい違うのか?」を知る必要がある
野球で例えると、日本のプロ野球とメジャーリーグでは「ストライクゾーンが違う」みたいなところ

この違いを正確に捉えない限りヒットは打てない

今回のテスト公演(リーディング公演)では、
「日本でやったもの(脚本)をそのままやれた」し、
「ディスカッションの時間をガッツリとった」し、
それによって「違い」の解像度がグンと上がった

▼お楽しみに!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日に日に、日本版とブロードウェイ版の内容が違うものになってきた
とくに『スコップ』の扱いが変わった
ブロードウェイ版には
「俺が掘ってるのは『石炭』じゃない。『歴史』だ」
という台詞が入っています。
お楽しみに

・じょーじの要らん解説

僕は、スコップというキャラクターが大好きです。


ブロードウェイ版のスコップに、興味津々です。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティング報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディング報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。

後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。

・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

朝7時ごろに配信されます。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1458話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。

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