バカ：能力が劣る、つまらない、無益な、役に立たない人。
天才：生まれながらの特殊な才能、素質、資質、性質、能力をもつ人。

バカと天才は紙一重？

・バカが大きな利益を生み出すと『天才』と呼ばれます
・何の利益も生み出さない天才は『バカ』と呼ばれます

○○バカは『特定のものが大好きすぎる人』のことでもあります。
毎日毎日、同じことを繰り返しても決して飽きない。
要はオタク・マニアですね。

・鉄道バカ＝電車を見たり撮影するのが大好きな人
・さかなくん＝魚類を見たり調べるのが大好きな人

オタクが自身の性質・資質を活かして利益に繋げると才能と褒め称えられ、
特定のもの以外に興味を示さず、社会不適合者となるとバカと罵られます。

他者評価のレッテルなんて現金なものです。

飽きない商い（あきない）

飽きない大好きは『商い＝利益』にしやすいです。
なんせ仕事の時間以外でもそればかり考えているのですから、
仕事だからと仕方なくやるのとは『費やす時間とエネルギー量』が違います。

・対価の為に興味も関心もないことをする＝エネルギーの消費
・もとから好きなものを対価を貰ってする＝エネルギーの生産

もちろん『好き』をビジネスに活かすには、それ以外の知識や別ベクトルの関心も必要ですが、それは後から何とでもなります。

創造性や生産性、それ自体は勉強や努力では得られません。
頑張って得るものではなく、生まれながらに備わっているものです。

飽きない→商いへの変換には、自分らしさを認めて受け入れる自己愛が必須。
実際に世の中で認められて居る天才ほど自己愛があります。
それこそが『紙一重の差』です。

天才＝あなたの天才

才能とは、趣味嗜好・性質・性格・資質に基づく知識＆技術です。

１つの才能のみが突出している必要はありません。
そんなオリンピック選手のような人は極少数で、ほとんどの人は複数の才能をバランスよく持っています。

その『あなたらしい才能配合』が『あなたにしか出来ない役割』につくことで最大限に活かされた時、あなたは『あなたの天才』になります。

『あなたの天才』は自分が輝いているだけでなく、他者も輝かせます。
それは愛そのものであり、幸せを生む最強の才能です。

終わりに

人は誰しも生まれた時から天才でありバカです。
しかし、親や学校やメディアの悪影響よって自己愛を歪められると、
『何者でもない存在』にされてしまいます。

『そんなバカなことはやめて勉強なさい！』
『バカばかりしてると嫌われ嘲笑されバカにされるぞ！』
『今すぐバカをやめて、正しい優れたことをしましょう！』

バカな事とは、自分が自分の為に『ただやりたいからやる』こと。

誰かに褒められる為にやることではないので、
それは『他人にとっては無意味で無価値』かもしれません。

しかし、そんなことは『どうでもいい』のです。

大事なのは好奇心に胸が疼く、心からワクワクする気持ち。
そこから生まれる自由意志からは『無限のエネルギー』が生まれます。