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【Twitterあるある】妖怪!見越し入道

【妖怪 見越し入道とは】

夜道や坂道の突き当たりを歩いていると突然現れ、見上げれば見上げるほど大きくなる。そのまま見ていると、死ぬこともあるが、「見こした」と言えば消えるらしい。

見越し入道に飛び越されると死ぬ、喉を締め上げられるともいい、入道を見上げたために後ろに倒れると、喉笛(声を出すために必要な器官)をかみ殺されるともいう。

「見越し入道見抜いた」と唱えると入道は消えるが、何も言わずに通り過ぎようとすると竹が倒れてきて死んでしまうという。岡山県小田郡では、見越し入道に出遭った際には頭から足元にかけて見下ろさなければならず、逆に足から頭へと見上げると食い殺されてしまうという。

その他の対処法としては「見越した」「見抜いた」と唱えるほか、度胸を据えて煙草を吸っていたら消えたとか、差金で見越し入道の高さを計ろうとしたら消えたなどの例もある。

【この妖怪について考察】

要は見越し入道って『自分を大きく見せて、上から目線で見下して、おどかしてくる奴』なんですよね。アラ!Twitterにめっちゃ居ますやんw

・喉を締め上げられる の意味
恫喝に萎縮して怯えた状態(鍵アカになる)

・後ろに倒れると、喉笛をかみ殺される の意味
恫喝に屈して何も言えなくなった状態(アカウント削除)

・何も言わずに通り過ぎる→竹が倒れてきて死ぬ の意味
有る事無い事を拡散され、デマに踊らされた大衆が暴徒と化す(フェイクニュース問題)

・頭から足元にかけて見下ろせばOK の意味
どれだけ世間の総意を自称しようが、実際は単なるノイジーマイノリティ。そう見抜いた上で全体像を把握すれば、強敵でも脅威でもないことが解る。
また、頭(先導者・親玉)を予め掴んでおけば、誰が見越し入道に取り憑かれているかを予め予見できるので無駄がない。

・足から頭へと見上げると食い殺されてしまう の意味
攻撃的な弱者は徒党を組む。末端を相手していてもキリがなく、時間・体力・精神力を消耗するだけ。

・「見越した」「見抜いた」と唱えるほか、度胸を据えて煙草を吸っていたら消えたとか、差金で見越し入道の高さを計ろうとしたら消えた の意味
もともと中身なんてない。根拠もない。
針の一刺しでパンと弾け、鶴の一声で吹き飛んでいく。
淀んだ《空気》で膨らんだ風船にすぎない。

デマの一人歩きは厄介なので最低限の釘をさしておく必要はあれど、まともに相手をしても仕方がない存在。

いかがでしたでしょうか

妖怪見越し入道・・・現代SNSでめっちゃ増えてる妖怪だと思いませんか?
クソリプに張り合おうとして、自分が妖怪化しては思う壺。
だからと言って完全無視では、やりたい放題でつけあがる。
適切な対処に必要なのは『正体を見抜く目』『冷静な心』なんですね。

オバケとは、そこにあるのに触れられず、見えないもの。
触れられず、見えないのに、確かに影響を及ぼすもの。
例:空気を読む・風潮・流行・風習・しきたり

オバケは正体を見抜かれ、その存在を表すドンピシャな名前をつけると退治されます。
例:寝てないアピール

反対に、真っ当な行いに対して挑発的なレッテルを貼ることで、人を無理やり妖怪化することも可能。ただし、これは呪術(言いがかり)になりますので、跳ね返された途端に己の首を締めますのでご注意を。

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