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#3 各種手続き・契約の進め方

東京から北九州へ!!30代夫婦+猫1匹の移住に関する備忘録。
今回は各種手続きと契約について。
(当マガジンは賃貸住宅への入居を前提としています)

注意事項

必ず賃貸借契約締結前&転入前に申請する必要があります【超重要】
◆新婚世帯は申請者が、その他は世帯全員が市外に1年以上住んでいる必要があります。
◆認定申請から6ヶ月以内に市内に転入後、3ヶ月以内に交付申請を行える方が対象です。
◆申請日は必ず募集期間内かつ、賃貸借契約前の日付で記入して下さい。
◆新築、公的賃貸住宅(福岡県住宅供給公社、北九州市住宅供給公社、独立行政法人都市再生機構[UR]は対象外。

要は『後から補助金申請してもダメよ』ということですね(汗)
(新築NGというのはよく理由がわかりませんが)

『マンションの契約』と『補助金の申請』は同時進行で進める必要があるので、不動産仲介業者・市役所の双方と連絡をとりあいつつ、手続きを進めます。

定住促進支援メニュー(補助金)申請の流れ [賃貸]

1. 補助金が利用可能な物件の中から候補を予め決めておく
2. 北九州市役所へ電話をして、募集枠に空きがないか確認する
3. 空きがあった場合は必要書類を揃える
4. 書類を郵送して、不備がないか確認の上、適用可能か審査スタート
5. 審査が通ると『認定通知書』が発行されるので受理する
6. 不動産契約を進め契約する
7. 認定申請日から6ヶ月以内に転出(引越し)する
8. 転入後3ヶ月以内に補助金の交付申請書を提出
9. 交付申請書をもとに審査
10. 交付決定通知 兼 額の確定通知書の発出
11. 翌年の4月10日までに補助金請求書を提出
12. 補助金の支払い・受領

文字に起こすと大変そうですが、下記リンクのイラスト図解がわかりやすいので、是非ご参照ください!!

■手続きの流れ(子育て・転入応援メニュー・賃貸)
http://www.kitakyushu-ijuu.jp/images/ijuu_rent_flowchart04_2019.pdf

■手続きの流れ(新生活応援メニュー・賃貸)
http://www.kitakyushu-ijuu.jp/images/ijuu_rent_flowchart08_2019.pdf

■手続きの流れ(定住・移住促進支援メニュー・持ち家)

http://www.kitakyushu-ijuu.jp/images/ijuu_own_flowchart06_2019.pdf

補助金が利用可能な物件

◆街なかの民間賃貸住宅
※中古の賃貸住宅に限る

◆特定優良賃貸住宅
※特定優良賃貸住宅の認定を受けたもので家賃補助が終了したもの

◆空き家バンク登録住宅
※北九州市空き家バンク要綱に則って媒介契約を締結したもの

上記に加え、『子育て・転入応援メニュー(賃貸)』なら、住居専用面積が50㎡以上(2人世帯の場合30㎡以上)が条件。

『新生活応援メニュー(賃貸)』なら、住居専用面積が25㎡以上が条件となります。

SUUMOとか、ネット上に掲載されてる物件はほぼ大丈夫です。

■補助金の対象住宅|北九州ライフ
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitakyushulife/kurashi/sumai.html

不動産仲介業者の手続き

1. 補助金が利用可能な物件の中から候補を予め決めておく
2. ウェブ・電話で部屋が空いているか確認する
3. 空きがあった場合はペットなど詳細条件を確認する
4. 移住補助金・割引サービスを利用して契約したいと伝える
5. 必要書類をPDF添付してメールで送る
6. 見積書が送られてくるので確認して了承を伝える
7. 保証会社の審査→審査通過 ⇦補助金申請前はココまで
8. 契約書が郵送されるので、必要項目を書き返送
9. 見積もり金額を支払う

まず、ステップ7まで進めます。
気になったお部屋の詳細ページはブックマークしておきましょう。

北九州市役所の手続き

◆自分がどの補助要件に適合しているか確認
◆各補助金交付対象者ごと専用の認定申請書に記入する
◆転出前(現住所)の住民票の写しを用意する
◆転居予定先の住宅の所在地、部屋番号、住戸面積、建築年月日(着工年月日)及び家賃が確認できる書類を提出
(物件サイトの詳細ページをネットプリントすればOK)

上記を基本として、対象者ごとに若干追加項目があります。

補助金交付対象者は3種類

①子育て・転入応援メニュー【賃貸】
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/07400159.html

②新生活応援メニュー【賃貸】
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/07400118.html

③定住・移住促進支援メニュー【持ち家】
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/07400161.html

『自分がどの対象にあてはまるのか』は、それぞれのページの『補助要件チェックリスト(PDF)』をご確認ください。
(我々は①の対象者でした)

■転入世帯向けお得情報 - 北九州市
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/07400118.html

申請書の提出及び問合せ

提出先:北九州市住宅供給公社 事業企画課
宛先:〒802-0001 北九州市小倉北区浅野3-8-1(AIMビル4階)
電話番号:093-531-3083

遠方ではなく、福岡市など割と近い市外からの転入の場合、直接窓口で手続きすることも出来ます。

受付窓口:土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く8時30分〜17時15分に必要書類を持参。

【書類の郵送は早めに!】

地域にもよりますが、東京⇄北九州だと『午前の差し出し→翌日の到着』『午後の差し出し→翌々日の到着』になります。

土日祝、台風などをはさむと遅れる可能性もあるので、月末にドタバタすると間に合わなくなる危険性があります。郵送関係は早め早めに!!

一番早いのは『速達かレターパックプラスで午前に差し出す→翌日午前の到着』です。

■お届け日数を調べる - 日本郵便
https://www.post.japanpost.jp/smt-deli/

電気・ガス・水道の解約と開栓手続き

我々は実家→賃貸だったので請求先を母に変更するだけでしたが、賃貸→賃貸の場合は解約(閉栓)手続きが必要になります。

電気・水道は直前の手続きでも大丈夫ですが、ガスだけは閉栓・開栓に立会いが必要です。

直前になると間に合わず、引っ越し当日にガスが使えなくなります。
(料理はまだしも風呂ナシはキツい)
しかも旧住居のガス代が1ヶ月余計にかかるリスクも・・・。
ガスだけは早めに手続きしましょう!!

引っ越し先でどこと契約すればいいかは、不動産仲介業者が資料をくれます。ただ、近年は電力自由化などで新しい業者が増えていますので、独自に検索して調べるのも◎

インターネット回線の手続き


新規契約にせよ継続(移転)にせよ、回線の手続きは時間がかかります。
『インターネットを使えない期間』ができないよう、遅くとも1ヶ月前には手続きをはじめましょう。

【契約中の回線を解約→新規で契約の場合】

解約手数料がかからない解約月を調べる(基本的には契約月)。初期費用を月々の利用料に上乗せして分割払いしている場合は、違約金が高額になる可能性があります。

②引越し前の賃貸住宅で回線を個別引き込みしている場合、自費での回線撤去工事が必要となる可能性があるので、プロバイダと回線事業者に費用などを確認する。

③引越し先のマンションで備え付けの回線が用意されているか、光回線の工事が済んでいるかを確認。古めのマンションだと工事が必要になる可能性あり(工事費は約15000〜30000円)

③新規契約(または乗り換え)のキャッシュバックサービスを使うことで、解約手数料など諸経費をゼロにできないか調べる。

④希望のプロバイダーと契約。

③レンタルしているルーター機器などを郵送返却。
(返却内容はプロバイダーに確認)
新しい機器の到着日時は、引っ越し日に合わせて指定しておきましょう。
(荷物の搬入と被ると現場が慌ただしくなるので、なるべくズラします)

⑤引っ越し先で接続テストをする

■【2019年版】高額キャッシュバック+工事費0円でお得度MAXなネット回線まとめ
https://internet-all.com/great-cb-and-more-cp-internet/

【契約中の回線を継続→移転手続きの場合】

①引越し先の住所が(現在契約中の)プロバイダーの対象エリア内であるか確認する。

②引越し先の回線設備状況を確認。基本的には、不動産サイトの部屋詳細ページに記載されています。

インターネット対応:ネット回線設備を導入済み(光?)、プロバイダーを選べる

インターネット完備:
ネット回線設備を導入&契約済み(光?)、プロバイダーは選べない

光ファイバー対応:
光回線設備を導入済み、プロバイダーを選べる

上記以外:
初期回線工事が必要。工事可能なのか確認する必要あり

③レンタルしているルーター機器などを郵送返却。
(返却内容はプロバイダーに確認)
新しい機器の到着日時は、引っ越し日に合わせて指定しておきましょう。
(荷物の搬入と被ると現場が慌ただしくなるので、なるべくズラします)

④引っ越し先で接続テストをする

※移転手数料が500円〜3000円くらいかかる場合があります

【我々の場合】

特にプロバイダーに不満もなかったので、継続(移転)手続きをしました。
もともと東京の実家(戸建)で『ソフトバンク光』を契約。北九州はエリア内、マンションも光回線対応だったので、比較的すんなりと移転できました。
ギリギリまでネット環境を失いたくなかったので、移住当日に機器を手荷物で運び、郵送返却は引っ越し先で行いました!!

 郵便物の転送設定

旧住所に手紙や郵便物がいかないよう、郵便局で『転送設定』をしましょう。

お近くの郵便局の窓口に転居届を出しておくだけで、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送してくれます(1年間)

転送は日本郵便のサービスに限ったもので、クロネコヤマトや佐川急便などは対象外です。Amazonなどの住所は早めに修正しましょう。

■転居・転送サービス - 日本郵
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/

引っ越し中に選挙があった場合の投票

引越し後、3ヶ月以上住まないと現地での投票権を得られません。
転送されてくる『投票所の入場券』は、あくまで以前住んでいた場所のもの。東京⇆北九州だと(相当な移動費をかけないと)投票できない自体に陥ります。

『不在者投票制度』を使う場合、専用の投票用紙を請求して郵送して貰う必要があるので、投票日の直前だと間に合わなくなりますので、ご注意ください。

■選挙Q&A(投票) | 東京都選挙管理委員会http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/qa/qa-touhyou/

次回予告

次回は『引越し業者の選び方と費用』のレポートになります。
アート、サカイ、ネット見積もりで出てきた会社・・・どこにするか。
荷造り前の断捨離のススメ、ゴミ出しの注意点など。

ご参考になりましたら幸いです♪

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※30代夫婦+猫1匹が東京の実家から北九州の賃貸マンションへ移住したケースです
※移住する方の年齢・人数、物件・業者の違いにより、受けられる制度・補助金額は変わります
※赤ちゃん〜お子さんに関する情報は含まれません
※就職・就活に関する情報は含まれません

自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します