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登山部 @砂山

登山部 山月記 vol.1 『砂山』

記念すべき2023年の初登山は
いなべ市大安町石榑の宇賀渓の低山『砂山』です。

いなべにはたくさんの山があり、
そのほとんどが1000mを越える山

登山初心者である私たちは
500m級の低い山で、山道に慣れようと
目星をつけた候補から
手始めにと、砂山を選びました。


ハイキング
往復2時間ほど
遊歩道

そんな謳い文句に、心を踊らせ、
いざ、出発。

地図を持ち、登った方の情報を集め、
特徴や難所をある程度把握
下準備はしていたものの、、、、

序盤から急激な石段の連なり、、、
んん、おお、これは、来るね(笑)
と、一緒に行ったみんなで顔を見合わせる。
もも筋、ふくらはぎ、総動員、フル活用。


高低はあり登り降りの大変さはあるものの
手の行き届いた安心感のある石段

ただ歩きづらくはない。
人の手が入り、整備されてあるため
難なく進める山道です。
途中で休憩スポットも何ヵ所かあり
こっちです!の看板も要所要所に。
よくある木に赤いヒモが括られていてそれを頼りに、、
というレベル感ではない。
迷うことのない有難い山道です。
自然の中の人工物(看板など)の妙な安心感が好きです。

途中に咲く花木の美しさに心洗われ
癒しのひとときを、感じながら。


なんとかツツジ
シキミ
アセビ


序盤の、思ったより大変?
の予想を裏切らぬまま、尾根道の分岐へ

事前の情報収集で 少しきついとあった尾根道を選択
(一抹の不安を抱えつつ、勢いにのり選択)

滑りそうな斜面
ロープを頼りに登りきらないといけない箇所が多々あり
これまでの石段の人工的な整備された道とは違い
足場を探しながら、身体をフルに使って登る

これは、山慣れしてる方からすれば、醍醐味なんでしょうが、
強めなアグレッシブゾーン😂。
まさしく、これぞ、クライマックスの山場でした。

ヒーヒー、フーフー!いいながら
もうすぐ、もうすぐ、と胸を高鳴らせ山頂へ。


あまり、醍醐味が伝わらぬ写真(笑)

山頂の景色って、本当に特別感がハンパない。
ここに来なければ見られないこの絶景に
すべてが吹き飛ぶ爽快感。
登ってきてよかったなぁ、と心から思える瞬間でした。

ゴツっとした大きな岩が並び
開けたところは狭めでしたが、
私たちしかいなかったので、山頂を存分に三人じめ。(笑)
お饅頭を食べて、湊かなえの山おんな日記という小説の話をしたり、なんやかんや、
なごみまくった時間を過ごしました。


さぁ、いざ下山、
行きでヒーヒー言った尾根道を回避し、
安定の遊歩道ルートを選択



まぁーーーー、ここからが長いのなんの。
尾根道はかなりストレートな直線的早道だったようで、
遊歩道の道のりは歩きやすいやすい反面、長く。
下るかと思いきや登りもあり、、
なかなか大変でした。

途中あとから来た方々に追い抜かれ、
麓まで、40分というところで、
お昼ごはんをたべ、パワーチャージ。
山登りには、チョコとあめ!ということを確認しつつ。


そこからの道のりは気力でなんとか
おにぎりパワーで、力をふしりぼって降りきりました。


無事下山。


かなり休憩をはさみながら
ゆっくりのぼりおり、結局往復5時間弱かかりました。
かかり過ぎですね。(笑)
初めての登山部としては安全に登山し、無事に下山できたことがなによりも大切なこと。


翌日からの筋肉痛にあえぎましたが、
この充実感は続けて味わいたいと思える活動です。

私のぼんやりとした目的のなかに、
自分のからだの面倒は自分でみれるようにしておきたい
というのが、あって
健康寿命のことを今から考えているのです。

自由に身体の動くうちから、楽しく体力向上できるように工夫したいな、と思っています。

単純に気持ちも新鮮になれる、
前に進む、の連続が、前向きなエネルギーを運んでくれる
わいわい、登る人たちがいることがうれしい
景色や自然に心が震える
挙げればいくらでも素晴らしい面が溢れてくる。

シンプルに、動くって、登山っていいなと感じた日でした。







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