椿油 永田さん

田原でのWWOOF先 豆に暮らすの野の暮らし研究所 豆野さんにご紹介いただき
田原市内で 搾油をされている 永田雅信さんのところへ。
おもに 椿油の搾油をされている永田さん。

椿は、沿岸の潮風に耐える強い強い木。
田原には数多くの椿の木がありました。
永田さんの子どもの頃は、みんなで椿の種を集め、搾油機のある施設で搾り、自分のお家の油は自分たちでまかなっていたそうです。

石油燃料の登場とともに、椿油の消費・生産は激減。
当たり前にあった 搾油の習慣は今はなきものに。
定年後、昔の田原の椿油を見直したいと、一念発起し、搾油機を購入。
自家用の椿油を搾る他にも、種を送ると搾油してくださったり、製品化もされています。(豆研さんで販売!)

椿油は、髪の毛に塗るのが一般的かと思いますが、こちらでは、天ぷら油にするとうかがい、驚き!(´⊙ω⊙`)
酸化に強く、きちんと漉して使えば、いつまででも◎とおっしゃっていました。!

1kgから250ml の油がとれるということで、
種を自分で集め、送ると、椿油の小瓶を買うよりかなりとお値打ち。
値段は、、、あとで補足!
8月の終わり頃は椿の種集めに勤しもうと決めました笑
種は集めて置いておいて、数年経ったものでも、問題なく搾油できるそう。椿すごいー。

油の自給は、考えたい課題のひとつ。
搾油には、薬剤を入れ搾り取るとも聞きますし、何をどういただくか、見直していきたいこと。
何と言っても油は美味しい。
切っても切れない深い関係であります。。
やはり原材料を目で見て、ましてや自分で集めて、更に搾る方を知っているというのはこの上ない安心につながります。

========

少量であり、自家用であったとしても
身の回りにあるものをどう使おう?
どう活かす?の問いかけひとつで途端に豊かなアイデアにつながったりする。
生かす活かすで生活とは良く出来た熟語だと思います。
暮らしの種まきとして、身近なところから、考えてみるいい機会になると思います。



いただいたサポートは、藍染の活動に使わせていただきます。このnoteでその様子をフィードバック・シェアします。