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死ぬこと以外かすり傷!カナダで新しいことに挑戦して価値観が変わった3つの話

もうすぐ大学4年生という頃。将来地方公務員になりたくて、公務員講座で勉強しながらアルバイトをしていた。
アルバイト先にたまたま外国人がきたことをきっかけに留学を目指すことに。

次の日には両親に相談し、公務員講座を辞めていた。

今まで味わったことのない「家族」の絆

留学先は直感でカナダを選択。カナダに着いた時「あぁ来てしまった」と思った。もう後には引けないんだなと。でもカナダで最初に会ったホストファミリーは、英語もあんまり分からない私に優しくって、1度も帰りたいとは思わなかった。

カナダで1番の学びは家族の大切さ。ホストファミリーは一人一人のことを大切にしていて、助け合って生活をしていました。お母さんがご飯を作って、子供たちが洗濯をして、お父さんが掃除をして、休日はみんなで音楽を演奏したり映画を観てリラックスしたり、そんな日常が好きだった。

今までの自分にとっての「家族」は、そこまで大切なものではなかった。いつも喧嘩ばかりだし、連絡も滅多にとらないし。日本人って「親離れ・子離れ」だったり思春期だったりで、一度遠ざけがちなんだと思う。でもそれって本当に必要?と今は思う。帰国してすぐ1番仲の悪かった父親と過ごすことは、カナダに行ったからこそできたことなんだなと思う。私の夢は、カナダで過ごしたホストファミリーのような家族にすること、そして仕事よりも家族って思える人が1人でも増えればいいなって思う。


ネットの情報が全て正しいものではない、目で見て感じることが1番大事

学校へ向かっていたある日、バスで話しかけられた。

「そこの教会で英語の授業をしているの。よかったら遊びに来ない?」

とそう話す彼女はアメリカ人の女性だった。

自分の中で教会って知らないけど何となく怖い印象があった。街でしている布教活動もいい印象を持っている人はきっと多くないはずだ。

ネットで調べてみると、キリスト教徒の名前を書くまで帰らせてくれなかったという記事も見つけたので、あんまり行く気ではなかった。

けど、このことをある人に相談すると「1回くらい行ってくればいいじゃん」と。

最初は1回のつもりだったんだけれど、週2回は教会に通うようになった。

キリスト教も勉強して、知らないのに理解していないのに怖いってなんで思ってたんだろうって今は思う。新しく知る・理解するってこんなにも大事なんだって学びになった。


「死」を身近に感じた瞬間

「いつ死んでもいいように、後悔ないように生きていきたい」こう思っている。「死」って自分も両親もまだまだ先だと思っていた。

留学中、よく遊んだ友人から突然「父親が1本の銃で殺されたんだ、明日帰らないといけない、今までありがとう」と伝えられた。

彼の父親は優秀な警察官だったそう。メキシコのマフィアが強盗に入った時に1人で立ち向かって、殺されたって。

「嘘でしょ、そんなことってあるの?」私の本心はこうだった。

彼も「半分信じていないよ」と悲しそうな顔で言っていたのを今でも覚えている。
でもやっぱり冗談じゃなくって本当の話だった。

自分の中で1番「死」が身近になった。人間っていつ死ぬか分からないんだなって本気で思った。だからこそ、周りの人に感謝したいし、自分もやりたいことは全部やりたいって思う、そのきっかけになった。

箕輪 厚介氏の「死ぬこと以外かすり傷」
私もこう思う、だからこそやりたいことはやろうって決めた。

はい、こちらぜひ。

まとめ

カナダに行って、価値観がガラッと変わった。家族の大切さ、宗教心、命の尊さに気づけたのは本当に大きい。新しいことに挑戦することで価値観ってガラッと変えることができる。世の中、選択肢に溢れているのだけれどこれからもどんどん挑戦していろんな考え方を吸収していこうと思う。

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