舞茸の天ぷら

私は自分のことがよくわかっていません。 既婚、軽度のADHD(注意欠陥・多動性障害)、…

舞茸の天ぷら

私は自分のことがよくわかっていません。 既婚、軽度のADHD(注意欠陥・多動性障害)、LGBTQ、見た目は女🏳️‍🌈 国境、性別、容姿に捉われず自由な発想を目指してーー。 私には、今この世が生きにくいから金魚鉢の中で自由に泳ぐ。音楽とカメラと美味しいご飯の時間が大事。

最近の記事

【独り語りのような】祖母のモツ煮

私はこれでも主婦でもあり、苦手ながら料理もする。 今日のような寒い日には鍋やおでんなどを作る。 この昨今の不況や物価の値上げのせいか、私が お姑さんや、周りに「贅沢だね」と時々言われる ものがある。 それが『モツ煮』である。 たしかに最近お肉コーナーのモツが高い。 そして手間も掛かる。 それでも私は買うし、作る。 毎年冬の寒い日になると、よく思い出すものがある。 それは、専業農家をやっている実家にある ビニールハウスの中で焚かれた灯油ストーブの上で ぐつぐつに煮

    • 「私の運命を決めた1枚」 この話はいつか書きたいと思っていた。そして初めてカメラを持ってから10年目のお正月に書こうと決めたが、年末から体調不良が長引き、、、なんとか1月中に!と、やっと書けた。私の中での決意なので家族も誰も知らない。 自分の事を書くのはやはり何処かムズムズする。

      • 【独り語りのような】私の運命を決めた1枚。

        さすがに顔は出せないが、この写真は 私の叔父と叔母、抱かれている赤ちゃんは 現在小学5年生になる姪っ子。 まだ私はCanonのPowerShot510という 小さなカメラで遊んでいた10年前。 これもその頃のお正月で、親戚が実家に集まり 何気なく撮影した1枚である。 この2014年のお正月を過ごし、数ヶ月後に 叔父は癌が見つかり長期入院した。 何故か両親に病院も教えてもらえず、 全く会えないまま時はすぎて その年の11月には私の結婚式が控えていた。 結婚式前には退院した

        • 季節の変わり目 理由なく消えたくなる季節 生きなければ 幸い、仕事の依頼も遊ぶ約束も 詰まりに詰まってる未来 ただ、それを全てぶん投げたくなる そこまでいかないようにしないと 生きなければ

        【独り語りのような】祖母のモツ煮

        • 「私の運命を決めた1枚」 この話はいつか書きたいと思っていた。そして初めてカメラを持ってから10年目のお正月に書こうと決めたが、年末から体調不良が長引き、、、なんとか1月中に!と、やっと書けた。私の中での決意なので家族も誰も知らない。 自分の事を書くのはやはり何処かムズムズする。

        • 【独り語りのような】私の運命を決めた1枚。

        • 季節の変わり目 理由なく消えたくなる季節 生きなければ 幸い、仕事の依頼も遊ぶ約束も 詰まりに詰まってる未来 ただ、それを全てぶん投げたくなる そこまでいかないようにしないと 生きなければ

          【殴り書き】じぶんのことってしっていますか。

          学生時代は低血圧で、夜遊びが楽しくて 朝は弱くて、朝ごはんは起きてから 1時間くらい経たないと食べられない。 しょっぱいものにハマればずっと ポテトチップス食べていて 甘いものにハマればチョコレートばかり 食べていた。 そしてクリームソーダとティラミスは 永久欠番で大好物だ。 実家がナス農家なのにナスが嫌いで 米も作ってたのにあまり得意じゃなくて シチューの時はロールパンをねだって 「おしゃれぶって」なんて親に笑われた。 24歳で結婚した相手は好き嫌いが少なくて お菓子

          【殴り書き】じぶんのことってしっていますか。

          【挨拶のような】気付いたら令和になって5年過ぎていた。

          お久しぶりです。 4年ほど放置していたアカウントですが、 ちらちら他の方の投稿は拝見しておりました。 身体を壊し、義父が死去、コロナに2回感染、 生活環境がこの4年でガラリと変わりました。 やっと一息、本当に一息つきます。 そして、このアカウントは復活します。 世界がガタガタすぎて毎日恐怖の日々ですが なるべく、出来るだけ、笑って生きていたいですね。 これからもよろしくお願いします。

          【挨拶のような】気付いたら令和になって5年過ぎていた。

          【詩のような】赤い口紅

          山田詠美の物語に出てくる少女を彩る赤い口紅 いつか、それをつけてみたいと 憧れていた十五だった彼女は いつのまにか 希望も憧れも忘れた顔を鏡に映して 赤い口紅を引く。

          【詩のような】赤い口紅

          【独り言のような】息

          毎日無意識でも呼吸している 毎日ちゃんと笑ってる 毎日あなたの前でも笑ってる なのに 溺れそうに息苦しい 窒息しそうな毎日だ

          【独り言のような】息

          【詩のような】深呼吸

          大きく息を吸って 死にたくなったこの感情も あなたを傷つけた後悔も 全部吐き出して 夜の風に溶かして また朝を迎える

          【詩のような】深呼吸

          【詩のような】梅雨

          嫌なことも あなたとの想い出も すべて、 雨に流れてしまえばいいのに

          【詩のような】梅雨

          【詩のような】孤独

          独りだった 独りだった 私の背中に腕を 回して 抱かれて 鳴いて 泣いて たまに少しのお金と口づけ 私の背中に腕を 回して 抱かれて 鳴いて 泣いて たまに嘘と少しの優しさ 私の背中に回す腕 探すたび思い知らされる いくら求めても 私の背中は寒さに震える

          【詩のような】孤独

          【独り言のような】古いアパートの一室

          リビングの白熱灯が壊れた。 しばらく外に出ていなくて、今の時代は 電気屋に白熱灯が売っていない事を知らなかった。 仕方なくLEDという電気に変えた。 初めて体験したその光は とても明るくて、眩しいのに 何故かとても寂しくて心細くさせる。 いつも通り、私はずっと独りでいるのに。

          【独り言のような】古いアパートの一室

          【写真】紫陽花とてんとう虫。

          【写真】紫陽花とてんとう虫。

          【短編小説のような】雨

          午前零時前、今日も駅前で人を待つ。 誰、とは決まっていない。 「こんな遅くにお一人ですか。」 そう声をかけてくれた人。 「良かったら今からお食事でも」 薄く微笑んで頷く。 そしてお食事のあと、ホテルで熱を帯びた空しい戯れ。 全てを済ませ、衣服を纏う背中にかけられた言葉。 「あの雨の中、何をしていたの。」 ああ、この人もなのか。 「今日はありがとう。あなたとはここまでですね。」 少しでも、こちらに興味を持ってしまった人には興味がない。 「さようなら、今日

          【短編小説のような】雨