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DEATH STRANDINGプレイ記

年末年始、RPGばっかやってきた反動もあってアクションやりてえ!となってGTA5を始め、それでもまだアクションをやりたいという欲が溢れていたので始めたのはDEATH STRANDING。配送ゲーというのジャンル(?)で実際にどういうものかは知らなかったが、好みが分かれるタイプのゲームだというのは聞いていたので期待半分不安半分という具合。それでもクリアはしたので書くかという感じ。
PS5を持っていないのでディレクターズカット版ではなく通常版の方をプレイ。


ストーリー

すごく簡潔に、ザックリと書くと
「怪異が起きて崩壊したアメリカ大陸中に荷物を配達しながら横断して一つ繋いでいこう」
という感じである。勿論この目的を果たそうとする中で色々あったりもするが、この目的は最初から最後まで一貫してくれるのでわかりやすくはある。

小島秀夫作品ということでゲーム始めから時雨タイムフォールや対消滅|《ヴォイドアウト》等々、独特のルビと固有の名称が出てきて小島作品全開!な感じはするが、結局最初の目的に話は戻ってくれるのでストーリーが解らねえ!とはならないはず。理解が浅いと言われたらそれまでではあるのだがね。

ゲーム部分

では肝心のゲーム部分。配送ゲーということで当然各地に荷物を届けるゲームなのだが逆に言うとこれ以上にやれることがないゲームではある。

荷物運搬風景。まあこれは積みすぎなんですが(130kg)

単純な配送では深い川や急な斜面、岩山等々様々な地形があるがゲームに慣れ配送に便利なアイテムが出てくる中盤になるとこれらの地形をアイテムを駆使してどうやって攻略しようか?と悩む場面は殆どなくなり、ほぼゴリ押しで運搬できるのでぶっちゃけダレる。勿論慣れた結果ゴリ押しが効くようになったと言えるのだがもうちょっと地形が壁になる要素が欲しかったなあという感じ。
配送を邪魔する人間の敵も勿論出てくるがそちらは同じ小島作品でもあるMGSレベルでステルスしたり戦ったりという感じではなく、回復も撃退手段もプレイヤー側が非情なくらいに強いので、邪魔な小石を蹴っ飛ばすレベルのものであんまり緊張感はない。

配送を邪魔する人間の敵、ミュール又はテロリスト。弱い。

難易度変われば強くなったり、ディレクターズカットではもっと強くなってたりもするかもしれないが通常版ではそんな感じ。

配送を邪魔するもう一つの敵がおりそれがBTと呼ばれる存在。

画面中央のモヤモヤしてるのが件のBT

所謂攻撃してくる直前まで条件(簡単)を満たさないと見えない敵で最初こそ対抗手段もなくホラーな感じもあって結構怖い要素だったのだが序盤にすぐ対抗手段が開発されて出てきてからはもうゴリ押しに次ぐゴリ押し。息を止めしゃがみながらゆっくり歩いていれば発見されないというのもあるにはあるが、荷物の劣化の事情もあるのでアイテム使ってぶっ倒してさっさと駆け抜けたほうが得で、稼ぎでもしない限りは中盤に入る辺りでもう緊張感はどっかへ行ってしまうという感じで敵が敵として機能していないなあという具合。
一応ボス戦もあったりするのだが戦闘やステルスメインのゲームではないのでゴリ押しで全く問題ないのでね・・・。

ボス戦の一体。慣れちゃうともう可愛いワンコと同じよ~。

という感じでゲームに慣れていない序盤を超え、便利アイテムが大量に出てくる中盤に入った辺りでもう難しい要素はなくなり、淡々と進めていくゲームになっちゃったなあというのがゲーム部分の感想。
うおおおおおおどうすれば配送できるんだああああああ!っていうような要素は本当に無く、じゃんけんで相手がグーを出してきたからこっちはパーだします位の感覚で最後まで行けるようになるのでもっと悩むような要素が欲しかったなあ。

感想

小島作品×配送ゲームということでどういうのが待っているかと思って蓋を開けてみると最初こそ新鮮な感じはしたが、そこを超えちゃうとあとはもうストーリーを進めるために淡々と荷物を背負ってフィールドを駆け回り、たまに出てくる敵をしばき倒すだけになってしまったのは勿体なかったり。
崩壊したアメリカ大陸を駆け回るゲームではあるのだが景色見たさに辺りを見回しても最初から最後までほぼ変化はなく見てる暇があったらさっさと運べという具合で自分はダレてしまってたり。
実際PS4のトロフィーやsteamなんかの実績を見るに、中盤に入るぞってところで取得率が落ちてるのを見るとゲームの進め方を理解した後をどう乗り越えてプレイのモチベにするかって感じはする。俺も一応ストーリー見たいし進めるかあという感じでクリアまでやっただけなものでね。

DEATH STRANDING2も出るということでこの辺りの要素がどう変化するかという期待も込めて今回のプレイ記は締めます。

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