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デザインコーディネーターという仕事

ひさしぶりの更新になってしまいましたー。
今回は私が生業にしているデザインコーディネーターという仕事について文章にしてみました。

まず、デザインコーディネーターという名前は勝手に作りました。
他に名乗ってるのは私が知る限りお一人。

コーディネーターとは、一言で言うと調整をする人のことですが、デザインがつくので「デザイン(とそれにまつわるものを)調整する」仕事ということになります。乙女座なので調整は得意中の得意です◎

具体的に何やってんの、というと
プロジェクト全体の趣旨を把握し、デザイナーと共に動いて「形にする前後」の部分を担います。

・オリエン参加
・デザインアイデア出し
・提案資料構成や文章作成
・時にディレクション
・イラストレーターやカメラマンなど外部協力者とのコミュニケーション
・制作スケジュールの組み立てと共有と推進
・デザイン提案
・印刷加工所とのコミュニケーション(印刷加工のアイデア出しも)
・印刷加工のスケジュール管理
・見積〜請求〜外部協力者さんへの支払
・デザイン納品後の運用などについて、必要があれば引き続きサポート

などが主で、他にも契約を結んだりとか細々ありますが、プロデューサーやプロジェクトマネージャーよりは、クリエイティブにもかなり参加をする感じです。
デザイナーよりは俯瞰してプロジェクトを見る必要があるので客観性をもつ訓練は欠かせません。これはまだまだ修行中。
書き出してみると、コミュニケーションが主な感じですね。ちなみにタスク管理はあまりしません。自分でしてもらいます。

私が心がけていることは、
どの立場であれ(CD,AD,D etc..)全体の流れや意図を共有していること。
分業の方が効率がいいかもしれませんが、そもそもクリエイティブに効率ってそんなに必要でしょうか?
チームが機能するには、お互いが何を意識しているか、とかどこを目指していたかとか(デザイナーは形にこだわってしまうので結構これはすぐ見失われがちだと思う)、あれ、なんか噛み合ってないぞ?って気づくことが大事です。なので対面やオンライン、LINEなどでめちゃくちゃやりとりします。
自分のことは自分でやるという基本は外さず( クリエイターが少しでも楽なように、という察して動くマネジメントは実は逆効果だと経験から学びました)、前後の関係性を顕在化させ伝えるのも大事な役割です。タスク管理しないのもこれが理由です(単純に面倒なのも理由ですが)。

そして、これからより力をつけて行きたいのは、チームの中で個人の能力を「発揮させる」こと。
持てる力を本人が自覚していることってそんなに多くなく、大方の人は今までの経験の範囲で対応をしようとします。
そこを超えさせていくこと。これ結構重要だと思いませんか。
本人が自覚しずらい(もしくは得意すぎて意識してない、も含めて)才能・能力を見つけるのは他人しかできないことなので、いかにワクワクしてもらいながら挑戦させちゃう自分であるか、というのはすごく意識して生きています。
これには星読みを活用したりします。星座によって全然発揮するポイント違いますから◎

両親がデザイナーであったことや、家系的にもデザインや何かを作る人が多い家なのもあって、私はデザインという哲学に縁を感じるし、とても愛しています。
デザインは決して形のことだけではなく、むしろ形にする前がいかに大事かをずっと見て感じてきているので、その辺をこれからはより一層人生の中で自分の在り方を通して伝えて行きたいなぁと思っています。
デザインをより広義に捉えて日常の細かいところから改めて実践して行くつもりです。

デザインという知識は、万人に必要だと思うから。

今デザインを学んでいる人も実はコーディネーターの方が自分を発揮できる人も少なくないんじゃないかなーと思うので、この仕事が今後必要な場所で生かされるようになるといいなと思っています。頑張ります◎

あとはもともとパッケージデザインをやっていたことと、現在活版印刷をやっていることと、印刷加工連のメンバーでもあるので、印刷加工の知識は相当あります。なのでこの辺のアイデア出しや印刷加工屋さんとの連携には自信があります◎

コロナを経験して大きくシフトしていくこれからの世界で、ますます面白すぎる仕事を生み出して行こうと思っています◎

わたしが、イイ…!!と思ったことに惜しみなく投資させていただきます◎