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【マッチングアプリで26人と出会い、6人とお付き合いし、全員とお別れした話】①硬杉まじめくん

ここでは、私の婚活失敗談を赤裸々にお話していきます!
まずは第一回、

「私の婚活失敗談①硬杉まじめくん」

私がアプリで最初に出会った人。マッチングアプリを使っているなんて思いもしないような眼鏡でチェックシャツをズボンにインしているまじめくん。

LINEの返事はいつも、「承知しました!」か「かしこまりました!」。
画面を何度かスクロールしないと全文が読めないほどの長文メッセージ。

私は、短文でポンポンやりとりするよりも、中身がしっかり詰まった長めのメッセージのやりとりの方が好きでしたので、
硬杉くんのまじめで丁寧なコミュニケーションには割と好感を持っていました。

まずは食事デートを1回し、2回目のデートで横浜のみなとみらいを散策しようということに。
「デートプランを考えてみます!」と力強く言ってくれたので、お任せすると、返ってきたLINEは…

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〇:〇 横浜駅集合
〇:〇 歩いてみなとみらいへ
〇:〇 コスモワールド
〇:〇 赤レンガ倉庫
〇:〇 像の公園
〇:〇 ポートタワーで夜景
・・・

などなど、予定が分刻みでびっしり。
しかも、その当時は2月、集合時間は夕方から。
真冬の夜にそんなに長い時間外を歩いたら寒くて寒くて、楽しめないよ~…
だって、横浜駅からポートタワーまで、まっすぐ歩いて1時間くらいあるよ!?

寄り道しながらゆっくり歩いたら、きっと1時間、いや、それ以上のコース…
と思いながらも、せっかく提案してくれたのだからと思い、彼のプラン通りでお願いすることに。

実際のデートはというと…

予想通り寒くて寒くてガクブル((((;゚Д゚))))
調べものをしようとして携帯を取り出しても手が凍ったように動かなくて、文字が打てなかったのを思い出します。

私はこれでもかというくらいに寒そうにしているのに、
硬杉くんはとっても楽しそう。はしゃぎながらマシンガントークのようにしゃべり続けます。
私はものすごく、疲れてしまいました。

ようやくたどり着いたポートタワーで、なんと硬杉くんから告白が。
「一緒に居るととても楽しいです、付き合ってください」
という彼らしいとても丁寧で真剣な言葉でした。
期待にあふれた目でこちらを見てくる硬杉くんを目の前にして、お断りすることができませんでした。

「はい、よろしくお願いします」
と私が答えると、満面の笑みを浮かべた硬杉くんは、その場でガッツポーズ。
申し訳なささがこみあげてきました。

帰り道はカップルになった私と硬杉くん。

駅で解散するとき、「これからもっといろんなところ行こうね!」と嬉しそうに言ってくれたのを今でも覚えています。

翌日、私はお断りのLINEを彼にしました。
精いっぱいの謝罪を込めた文章に対して、彼は、彼らしい真面目で前向きな返事で
「短い時間だけど楽しかったです。お互い婚活頑張りましょう」
と言ってくれました。

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今となってはですが、

私の失敗はどうすれば防げたか・・・

デートのスケジュールを見たとき、
「冬の夜は寒いから、今回は赤レンガまでにしない?そこも夜景がきれいだよ。提案してくれた他の場所は、もう少し暖かくなってからの楽しみにしたいな」
と一言、私から声をかけていれば…。
今となってはそう思いますが、当時は

「せっかく提案してくれたのに、否定するようなことを言ったら嫌われちゃうかも」

との思いが先行して、自分の気持ちを上手に伝えることができませんでした。
この時、気持ちの上手な伝え方を知っていたり、またはそもそも2回目・3回目のデートでは数時間程度の食事か、せめて昼から半日程度の軽めデートをしたりしていれば、彼とじっくり、ゆっくり距離を縮められたかもしれません。

そして告白された時、
自分の気持ちはもう決まっていたのに、言い出せず、
あとから文章で気持ちを伝えることになり、お相手に残念な思いをさせてしまいました。
罪悪感でいっぱいになり、なんだかすごくエネルギーを消費してしまいました。

申し訳なかったと心から思いますが、
きれいな夜景をバックに、目を輝かせて返事を待っている人に、キッパリとお断りしてその後も駅まで一緒に帰る度胸は今でもありません。

じゃあどうするのが一番良かったのか。
まず、そもそもお互いの気持ちが一致しているか、同じくらいの温度感かどうかの確認がされたうえでの告白が必要だったのではないかと思います。

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簡単なお食事デートのあとすぐに告白、となると、告白する本人は気持ちが高ぶっていても、
相手の方はまだそこまで気持ちが追い付ていない、今はもっとよくお互いを知る段階だと感じていれば気持ちに温度差があるままです。

その状況でどちらか片方が一方的に交際を望んでも、実るものも実りません。

もしも、硬杉くんと、結婚相談所で出会っていたら・・・

結婚相談所では、交際の期間ペースが会員共通のルールとして決まっています。
お見合い後の仮交際では、交際1か月目はまず2時間程度のお食事デート、
交際2か月目から半日、終日のデートで居心地の良さを確認していきます。
そのため、初めて会った次のデートから急に半日デート、にはならない仕組みになっているのです。

もし、硬杉くんとこのシステムで仮交際をしていたら・・・
きっと硬杉くんのほうも一人気持ちが高ぶり暴走することもなかったように思います。

また、告白に関しても、男性会員様が一人で判断して、一人でタイミングを考えてすることはありません。

会員様にデートごとに毎回行っていただく「デート報告」で、
お相手の女性の方も同じ気持ちかどうか、気持ちはあっても温度差が開いていないか、カウンセラーが必ず確認します。

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男性会員様は、お相手も同じ気持ち・同じ温度感でいてくれているのを確認してから告白に臨めるので、
気持ちのずれでショックを受けることが少なくなります。

さらに、告白に対するお返事は主にカウンセラーがお相手にお伝えしますので、
特にお断りの場合、会員様は自分から伝えなくてよい分、少し気持ちが楽かと思います。

私が仮にこのシステムで硬杉くんと交際をしていたら・・・
硬杉くんが一方的に告白することもなかっただろうし、
またその返事についてもカウンセラーが代わりに伝えてくれたとしたら、
エネルギーを消費して婚活疲れに陥ることもなかったように感じます。

以上で、私の婚活失敗談①硬杉まじめくん編
終了です!
この失敗実話は、私が結婚相談所を開業しようと思ったエピソードのうちの一つでもあります。

今後もたくさん、
失敗談を投稿していきます(笑)

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