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舞鶴の人たちに舞鶴の美味しい魚を届けたい 株式会社ベルマートいいだ

「新鮮で美味しいものをお求めやすく」をモットーにスーパーマーケットとして第1号店をオープンしてから45年。現在は京都府北部に2店舗、兵庫県に1店舗を展開しているベルマートいいだ。

舞鶴では「旬工房」という名前で営業されています。「地元の舞鶴出身だからこそできる仕入れ方法や買い付けを行い、新鮮な食材を店頭に並べたい」。今回はそんなよりすぐりの商品の提供に人一倍熱い想いをお持ちの飯田真行(いいだまさゆき)専務にお話を伺いました。 

ベルマートいいだ専務の飯田真行さん

大学卒業後すぐに地元舞鶴へ、後継ぎとしての決意

飯田さんがベルマートいいだで働き始めたきっかけは何ですか?

大学を卒業後はこの仕事に就く気はなかったのですが、就職先を迷い、父親(現社長)に相談したところ、「店をやってみるか?」と言われたことがきっかけです。

入社してからは主に魚部門を担当しています。働き始めた頃は、魚がうまく売れずに苦労しました。
その上、実は自分は元々魚を食べるのが好きな方ではありませんでした。しかし、苦手だからこそ苦手な人にも食べやすい新鮮で美味しい魚をお客様に提供したいと思うようになりました。いい魚に触れることが増え、今では魚が好きになりました。

この仕事を始めて約10年になりますが、地元舞鶴へ戻ってきて舞鶴との関わりが増え、仕事を通じて多くの舞鶴の方とつながることでとても仕事が楽しいと感じています。社長の想いを大切にしつつ、自分にできることを一生懸命やろうと思っています。

ズラリと並ぶ舞鶴港直送の選び抜かれた鮮魚たち

コンセプトは“水族館”こだわりぬいた鮮魚

仕事において特にこだわっておられることはなんですか?

魚売り場には当店のこだわりがたくさん詰まっています。近年漁獲量も減少しており、仕入れも難しい中、鮮度の良い様々な鮮魚を取り揃えています。スーパーでは一般的にその日とれた魚は午後から店頭に並ぶことが多いのですが、当店では午前中から魚を買っていただくことができます。なぜなら仲買人さんを通さず、直接舞鶴の漁港へ買い付けに行っているためです。

直接漁港へ出向くことで漁師さんとの信頼関係を築き、その日に揚がった活きのいい魚や、珍しい魚を仕入れることができています。実際に漁船に乗り、水揚げの様子を見せていただくこともあります。水揚げ後の時間を最小限にすることでより新鮮な状態で魚を売り場に並べられるのもメリットです。

できるだけたくさんの種類の魚を並べることでお客様に見て楽しんでいただき、舞鶴の人たちに舞鶴の美味しい魚を届けたいと思っています。

お子様から年配の方まで幅広い世代に安心して購入いただける自然の味
仕入れから加工・販売まで一括で管理し、高品質なお肉をお客様へ提供

「美味しいものが食べたい」そうだ旬工房へ行こう!

旬工房(ベルマートいいだ)の自慢できるところを教えてください。

ベルマートいいだの始まりは、約100年前に創業した私の曾祖母の豆腐屋です。現在は、スーパーマーケットに業態を変え、45年。舞鶴の方たちに支えられたおかげで長い間商売をしてこられたと感じています。

私たちは、「少し値段が高くても新鮮で美味しいものを、お求めやすい価格で届けたい」という社風で営業しています。値段を重視するのではなく、自分たちが美味しいと思えるものを置くようにしています。

弊社は大手のスーパーでもなく、旬工房(本店)は市街地から離れた場所にありますが、平日は1日700世帯、休日は1日1200世帯のお客様に足を運んでいただいています。旬工房にしか置いていない物、旬工房だからこそ買える物を買うために当店へ足を運んでいただけていると思っています。物価高ということもあり、あらゆる食材の価格も高くなっていますが、高くても絶対に美味しいものを食べたいお客様もいる。その中で、旬工房の品揃えも安いものに流れてはいけないと考えています。

精肉に関しては、仕入れから加工、販売までを一括で管理することで町の精肉専門店と同じ質の高い売り場をつくり、お酒も全国の酒蔵から味の良いもの、パッケージの素敵なものなどよりすぐりの商品を置いています。その他の部門でも無添加で国産原料にこだわった商品など、お子様から年配の方まで幅広い世代に安心してご購入いただける商品を取りそろえています。

「北近畿でも珍しい商品をいろいろ取り扱っている」とご好評をいただいております。

従業員の明るさ・元気よさが店内を明るくする

お客様・従業員が幸せであることが私の幸せ

最後に飯田専務が仕事で一番嬉しいと感じる時はどんな時ですか?

魚の部門担当としては、たくさんの魚を仕入れその魚が全て売り切れた時はとても嬉しいです。また専務としては、会社でのみんなが伸び伸びと楽しそうに仕事をしている姿を見るのが何より嬉しいです。

私自身できるだけ従業員とコミュニケーションをとるように心がけています。職場は女性の割合が多く、従業員同士よく笑い、和気あいあいとしています。従業員と話をする中で改善点やよいアイデアが浮かぶこともありますし、従業員がどんな事を考えて仕事をしているかも感じ取ることができます。お客様からのクレームなど言いづらいことも共有できる関係性ができていると思います。

従業員も居心地がよいと感じてくれることで店内の雰囲気が明るくなり、活気が出ます。店内の雰囲気のよさも、自然とお客様に伝わっているのではないかと思います。

従業員がのびのびと働けるようにしていきたいと思っているので、将来的には従業員自身が自分の好きな商品を担当できるような仕組みにもしていきたいと思っています。そのほうが、熱量も上がりますよね。

僕自身、アイスがめちゃくちゃ好きなので、この度アイス担当になりました。これからじっくりこだわった売り場にしていきたいと思っています。

 地元舞鶴で地元のお客様に選ばれるスーパーを目指して、こだわりぬいた美味しいものを探し続けるベルマートいいださん、どの商品にも自信があると熱く語る飯田専務の眼差しが印象的でした。今後も私たちに美味しいものを届けてくれること間違いありません。

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