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まいづるグッドカンパニーツアー・ツアーEレポート

グッドカンパニーツアーEツアーのリポートをお届けします。
5ツアーの最後を飾るEツアーは、ウッディーハウス、福井センイ、弥栄電設工業という業態の異なる3社を9人の参加者で巡りました。

訪問先1件目は、Dツアーでも訪問したウッディーハウスさん。

洋服の持つ魅力について紹介
モデル&カメラマン体験

 「地方にも本物を」のコンセプトのもと、アパレル事業に加え、本市を代表する観光施設「赤れんがパーク」の運営も手掛けられている会社です。ツアーの詳細はDツアーリポートをご覧いただければと思いますが、「さすがだな」と感じたのは、そのオペレーション。Dツアーのオペレーションも勿論、良く考えられたものでしたが、Eツアーでは話す順を一部変更することで、より理解しやすい構成にレベルアップされておりました。より良いものを作るため、努力を惜しまず、取り組まれる姿勢は、お客様に寄り添った接客(接遇)を大切にされているウッディーハウスさんならではの「おもてなし精神」からくるものなのだと思いました。ウッディーハウスさんに限らず、私たちの目に触れない部分で取り組まれている多くの気づかいや改善の積み重ねが、企業力の向上につながっていらっしゃるのでしょうね。

みんなで記念撮影。笑顔がはじけます。

訪問先2件目は福井センイさん。

 時代の流れと共に縮小傾向にある国内の縫製産業に「光」をあてるべく、新たな挑戦を続けておられます。初めて見る洋服作りの現場に興味津々。

服作りについて、お話しいただきました。
自社の取り組みについてもお話しいただきました。
実際の服作りの現場

 まず初めに洋服作りについて。一着の洋服は多くの人の「手」により生産されているのだそう。先ずは洋服をデザインし、型紙をおこし、生地やボタン、ファスナーを選び、サンプル品を作ります。サンプル品に手直しを加え、完成形が決まれば、裁断、縫製、仕上げといった生産工程に入ります。勝手なイメージで機械化自動化が進んでいるのかと思っていましたが、洋服は1点1点手作業なんだそう。確かに流行もありますし、毎年、デザインが異なってきますから、その度に自動化するのは非効率ですものね。それにしても手作業とは。。
 実際の縫製の現場も見せてもらいましたが、本当に圧巻のスピードでした。分業制になっていて、手際よく作業を進めておられました。このように多くの手間をかけて生産された洋服も、その6割が廃棄されているのだそうで驚きました。福井センイさんでは、思い出の服を作り変えるbookmarkwearや洋服の型紙に直接デザインの出来るWHITEPARKAといった「思い入れのある服」を提供することで、こういった現状を変えていきたいと考えておられ、九州のバスケットチームとのコラボレーションも実施されているそう。また、新たな取り組みとして、自社ブランドだけでなく、様々なクリエイターのプロダクトの展示販売などを行うコミュニティスペースの立ち上げも進めておられます。今後の活躍が楽しみです。
 参加者からは「bookmarkwearは一石二鳥以上のメリットがある」「服作りの工程を知り、これまで以上に大切に着ようと思った」「見た目だけなく、作り手の想いを考えて服を買いたい」などの感想がよせられました。

社屋前で記念撮影。

3件目は弥栄電設工業さん。

 私たちの生活に欠かせない電気と通信を支えるプロフェッショナル集団です。今回は赤れんがパークに設置された特設ブースで、弥栄電設の高い技術力を体感させてもらいました。  

赤れんがパークに設置された特設ブース
お話を聞きながら興味津々

 初めに、電気、通信などのインフラ事業からIT事業まで幅広い分野を網羅する事業内容を紹介していただきました。WiFi環境も保守点検が行き届いているからこそ、便利に使えているのだと参加者一同、納得&弥栄電設工業の皆さんに感謝しました。
 今回は、光ファイバーの接続体験や新事業として取り組んでおられるeスポーツ体験、無人化に取り組まれた天橋立ロープウェイ車内との生中継、迷惑電話撃退機能付き機器の体験コーナーを設置していただきました。

光ファイバーの接続体験
皆さん、やさしく教えてくださいました。

 参加者はそれぞれ、気になるコーナーを回り、説明を聞いたのですが、多くのスタッフさんがおられたので、マンツーマンに近い形で、ざっくばらんに様々な質問に答えていただきました。自分達の生活を支えてくださっている業務に対し、「デジタルなのに作業はアナログ。こんなに多くの人手が必要で、人に支えられていると感じた」「地域に欠かせない企業だ」と感じたり、「知識だけでなく技術と経験がいる仕事で尊敬する」「学校で習っていることは基礎でしかないと知った」など、その職人技に感激した感想も多くよせられました。

弥栄の『Y』マークで記念撮影。

ツアーを終えて

 3事業所を訪問したEツアー。業務内容は三社三様でしたが、そこで働くスタッフの皆さんそれぞれが仕事に対してやりがいと責任感を持ち、未来に向け、チャレンジを続けておられる姿を見て、参加者は感心したり、驚いたり。。舞鶴には面白く、素敵会社があるのだと、改めて実感したツアーとなりました。

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