見出し画像

「自分」でいることの難しさ

この記事はお蔵入りになっていましたが、
みらっちさんの記事を読んで
思い切って公開することにしました。
みらっちさん、興味深い記事を
ありがとうございました!
(勝手に記事をご紹介させていただきまして
すみません💦)


🪞💛🪞💛🪞💛🪞💛

最近毎朝鏡を見ると、
不思議と「今の自分が一番いい感じ」
と思うんです。

若い頃の写真と比べてると
シミも増えたし
歯も伸びたし、
昔より痩せたわけでもないし
お胸も大分下の方にあるけれど。

でも、毎朝鏡で自分を見て
がっかりすることがなくなりました。

Then:鏡よ鏡、この世で一番ブスは私?

小さい頃は、
自分が学校一かわいくて
ファッションセンスも良いし
みんなが私を好きなんだと思っていて
カメラに写るのも大好きな
超生意気なクソガキでした笑。

でも大きくなるにつれて、
雑誌のモデルたちと自分を比べるようになり、
友達みんなは、周りが決めた「美」に
ぴったりはまる女の子たちばかりだったのに
自分は彼女たちのように美しくなく、
スタイルも全然良くないと気づきました。

むしろ学生時代はぽっちゃりしてたから
流行りの服はサイズが小さくて入らない。
振り切って超個性的になるほどの
センスもなかったです。
あの頃はH&Mもなかったし
サイズ大きい服はダサかった💦

女性はみんな体重40㌔だと信じている
男性たちと出会うようになりました。
少年漫画の中で描かれている女の子たちは
みんな目がくりくりで
胸が大きくて
ウエストがきゅっとなっていて
足がなんがい💦
みんな多分あれがリアルな女の子でも
通用するって思ってたと思う。

私みたいな人がミニスカを履いていたら、
見ず知らずのおじさんに
阪急電車の中で笑われたこともあったし、
大学内で知らない男の子に
「見苦しっ」って
言われたこともあります。

社会人になってからも
「男性からどう見られるか」
ばかり気にして
自分に彼氏ができないのは
太っているからだ、
痩せれば男性からの愛を手に入れられる、
と信じていました。
だから好きな人ができては
過酷なダイエットをして10㌔近く痩せ、
仕舞いには好きな男性の前では
食事ができなくなり、
デートから帰って来てから家で
ドカ食いすることもよくありました。
恋愛が終わるとやけ食いしてリバウンド…。
そんなことを繰り返していました。

少しでも可愛く見せるために
ディファインのコンタクトをつけては
目が真っ赤になって
眼科の先生によく怒られました。
それでもコンタクトなしでは
外出もできなかった。

肌の色がくすんでるから
雑誌でよく特集されてた
「男ウケ」のする可愛くて
ふわふわして柔らかい色の服なんて
超絶似合わないし、
ナチュラルメイクなんて
全然好きじゃなかった自分。

友達のように
恋愛適齢期(この考え方もどうなの)に
彼氏がいなかった自分。
そして、20代後半になっても
結婚を考えられるような
相手がいなかったこと。

母から褒められなかった自分。
結婚が決まっても
ウェディングドレス姿でさえ
母は私のことを綺麗だ、
と言いませんでした。

いつも周りが決めた基準から外れた
「規格外」の自分が大大大嫌いでした。

小さい頃はあんなに鏡で
自分の姿を見るのがスキだったのに
どんどん自信を失くし
鏡に映る自分のアラ探しをしては
理想の姿になれない自分に
がっかりしていました。

Now:鏡よ鏡…ま、こんなもんでいっか。

名作を汚してごめんなさい🐈‍⬛
でも元気だよ〜😂
もう諦めとるからね〜😂

若い頃はずっと、
痩せた美しい人たちは
きっと私のような規格外の人間が経験できないような
刺激的な恋愛をハイスペックな相手として
誰からも愛されて
努力しなくても欲しいものが何でも手に入って
楽しいバラ色の人生を送っているんだろうと
思っていました。

でも、みらっちさんの記事を読んで
「規格内」にいた女性たちも
私と同じように
(モデルと自分を一緒にするという
おこがましさは置いといて)
息苦しくて辛い思いをして、
自分の体に無理を強いていたんだなと
分かりました。

学生時代は特に
「自分の容姿に向き合う」という試練は
避けて通れないかもしれません。
途中、誰かに傷つけられたり、
誰かを下に見てしまうこともあるでしょう。

「Body positive」の時代になっても
まだまだ痩せていること、
シワや傷1つない顔や体を「美しい」と
考えている人が多いと思います。
私もやっぱり、
欠点1つない痩せた美人に生まれたかったと
思いますもん。

Sans Complexe Lingerieという会社のコマーシャル。
どんな体型の人にも心地の良い下着を
フェアな価格で販売しているようです。


でも、いつまでも容姿にとらわれて
自分を受け入れられないのって
本当に息苦しいと思います。

今の私は、諦めの境地にいます。

鏡の前に立つ自分が
ツタンカーメンみたいな髪型であっても、
変なVネックの日焼けしちゃってても、
下っ腹ポッコリ、
ふくらはぎもパツパツ(朝なのに!)、
学生時代からお付き合いのある
セルライトも健在していても。

なりたい自分に決してなってはいないし
理想の体重+5㌔ですが。

昔のようにジェットコースター並みに
体重が増減することはなくなりました。

「今の自分が一番心地いい」って
思えるようになりました。

あれほど悩んでいた体型や外見のことが
不思議なくらいどうでもよくなりました。

だって
みんなに好かれることも
みんなに認められることも
みんなを幸せにすることも
無理なんやって
やー------っと
わかったんです。

私にできるのは、
「ま、こんなもんか」って
自分を受け入れることくらい。

だから、
暑ければ家の外でも薄着ができるし
(文句言われても暑いんだもん)
歳不相応で大根脚でもミニスカートを履く
(見苦しいかどうか、じゃなく
私に似合うかどうか、で、それは私が決めます)!

誰にどう思われても
ぜーんぶどーでもいいー----。
ほにゃほにゃほにゃあぁ。

ここに至るまで紆余曲折ありましたが、
容姿を気にしていた時よりも、
外出前に服を決める時間も減ったし
幸福度もちょびっと上がった気がします。

自分の「容姿」とどう向き合うか。
私の場合は今は「諦め」かな笑

#ともちゃん
#あきらめましょう
#昔は変な歌だなと思ってたけど
#今はこれに尽きるなと思う
#諦めが肝心
#容姿
#ルッキズム
#自己愛
#Love_yourself
#BTS
#愛って言うと大げさに聞こえる
#諦めという言葉がしっくりくる
#落ち込んだりもしたけれど
#私は元気です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?