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リスキリング人気が想像以上でした

自分の得意・長所を活かした仕事をする、という目標へ向かうステップとして、キャリアコンサルタントの資格取得を目指すことにしました。

今、採用の仕事をしていて、長所を活かせる場面もあると感じたので、このまま進んでみようと思ったところです。

具体的には、「人の気持ちを敏感に感じとること」「堅実に安定感をもって物事を進めること」「長期的な目線で物事を考えられること」「人を受け入れ尊重できること(安心感を与えられる)」という長所が活かせそうです。

将来的には、採用業務だけでなく、研修業務にも幅を広げられたらいいのでは、と考えています。

そこで、来年7月の試験を受けたいから、そろそろキャリアコンサルタントの講座の申し込みをしないとな〜と思い、調べはじめた13日の金曜日。

遅すぎました。

なんと、人気の大手スクールの講座はもう定員が埋まり始めていました。

私が受講したかったのは、オンライン完結で休日に受講可能な12月〜1月開始のコース。

合格率が一番高いといわれているスクールの最寄り校舎では、もうオンライン講座は定員に達していました。

やばい!受講できないかも!

と危機感を感じ、昼休みにすぐそのスクールの個別説明会を予約。

そして翌日の土曜日にオンラインで説明を受けました。

対応していただいた方はテキパキした良い方で、いろいろ調べながら丁寧に説明してくれました。

最寄りの校舎に通学で受講するか、全国の他の校舎で実施しているオンライン講座に空席があれば、そこに申し込むか。
その2択でした。

説明会中にも他県に空き状況を問い合わせてくれて、「昨日まではA県で5席空いていたようなので、再確認してもらってます」など、リアルタイムで対応いただきました。

縁もゆかりもない地域だけど、受けられるならいいか、と思っていたら、「先ほどの5席は埋まったそうです……」と、無情な結果に。

今まさに全国で席の奪い合いが起きている……!
そんな状況でした。

「あ、B県で1席空いているそうです!」

スクールの方が希望の光を見つけてくれました。

でも、こういうときに焦ってはいけません。
飛びつきたくなる衝動をぐっと抑えます。
まだこのスクールにするか決めていないし、全然知らない地域の人に混じっての勉強で大丈夫かなど、不安はあります。

勢いで決めるのは良くないので、「一回落ち着いて考えてから、またあらためてご連絡してもいいですか」とお願いしました。

スクールの方も、トラブルになると困るというのもあるのか、「焦って決めてほしくはないので、大丈夫です。今たぶんヒートアップしているので一息つくのをおすすめします。ただ、席の確保は保証できません」と言ってくれました。

そこで即決を求めないところが、むしろ信用できるな、と感じました。

いったんオンラインの説明会を終えて、パートナーに相談しました。

パートナーは通学なら教室で集中できるし人脈もできてメリットが多いのでは、という意見をくれました。
私は初めからオンライン完結という考えしかなかったので、違う方向からの意見をもらって、目からウロコでした。

確かにそういうメリットもあります。
無理に知らない土地のオンライン講座に参加するより、地元近くの人と交流しながら受講した方がいいのでは、という気持ちにもなりました。

やっぱりいったん落ち着いて他の人の意見を聞くのは大事です。

でも、最終的には他県でのオンライン完結の講座に参加することを選びました。

理由は、私は周りに気を遣いやすいので、家で1人の方が集中して勉強できそうなこと、同期の受講生との交流は大事だけれど、その交流に気を遣って疲れてしまいそうだったことです。

人脈はあくまで副産物で目的は資格取得なので、それに集中できる環境を選んだ方がいい、という判断です。

家族も賛成してくれたので、心は決まりました。

改めてスクールに電話して、その日のうちに申し込みと入金を完了。
滑り込みセーフで、地域以外は希望どおりのコースで受講できることになりました。

何か資格を取る講座やセミナーに申し込むときは、まだ大丈夫だとのんびりせずにすぐ申し込むのが大事だと実感しました……。

スクールの方に聞いたところによると、キャリアコンサルタント講座は去年の倍くらいのスピードで枠が埋まっているとのこと。

理由はやっぱりリスキリング(学び直し)の需要が高まっているからということのようです。
特にキャリアコンサルタントは、対人のスキルなので、AIに取って代わられない能力と思われていることも人気の理由のようです。

でも、キャリア選択には絶対AIが活用されるようになっていくとは思います。適性診断はどの転職サイトでもやっていますし。
だから、キャリアコンサルタントはAIに取って代わられる可能性が十分あると思います。

ただ、AIで出てきたおすすめの仕事やキャリアプランを、どう解釈してどう選択するかは、その人の判断です。

面接官「志望動機は?」

応募者「AIに適性があると言われたからです」

となったら、大丈夫かこの人……?ってなりますもんね。

その判断の手助けをするのが、キャリアコンサルタントのお仕事になっていくのかなぁと、まだ資格を取ってもいないのに考えています。
また、キャリアコンサルタントそのものにならなくても、活かせる場面はあるはずです。

これから7月まで長丁場の勉強になるので、本当にやり遂げられるのか不安ですが、セーフでつかんだチャンスなのでがんばります。

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