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『夜、ナク、鳥』まもなく

こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<さあ、そろそろ準備はいいですか?????
私が言うことじゃないですが・・・>ミツルギです。

顔合わせのときの集合写真

もう1週間切りました。
カラ/フル『夜、ナク、鳥』
かなりの仕上がりになってきました。

高橋映美子
高橋映美子

前回は内容に触れませんでしたので、内容について書いてみたいと思います。
まず、『カラ/フル』の公式ブログから作品説明を。

【作品説明】 今作は、1998年(平成10年)1月と1999年(平成11年)3月に福岡県・久留米市に住む看護婦の女性4人組が生命保険金目的でグループ内の女性の夫を医学的知識を利用して殺害した保険金殺人事件を、大竹野正典氏が設定を大阪に置き換え、独自の解釈を加え書かれた事実を基に描かれたフィクションである。
大竹野氏によって書かれたこの戯曲はある種エンターテイメント性を帯びたものになっていて人気も高く過去幾度となく再演されてきた。
その歪で美しい世界が、カラ/フルと関西屈指の実力派俳優達によって令和の時代に再び蘇ることになる。

私は実力派俳優達の部分にアンダーラインを引きたいです。

峯素子(街の劇)
峯素子(街の劇)

要するに実際の事件を元にドラマ化しているのです。
正直、私は怖いです。
こういうことに手を出すのは。
傷つく人が出てくるかもとか考えてしまいます。
でも、大竹野正典さんは描きました。
興味本位だけじゃなく、この事件を通して「今」の息苦しさ、人間の弱さ、脆さ、儚さなどを叩きつけてくるのです。
強力な本だと思います。
やっていてほんとそう思いました。

有元はるか(カヨコの大発明)
有元はるか(カヨコの大発明)

怖いと書きましたが、内容もです。
大竹野正典作品の実際の事件を元にした作品は、
加害者になる過程、
普通の人が道を踏み外す過程が描かれてるため、
加害者と心情で繋がってしまう怖さです。

中村ユリ(アルソア日粧)
中村ユリ(アルソア日粧)

ニュースで殺人事件を聞くと
「人間のやることか?」
と思ったりします。
それがその気持ちをわかってしまうのです。
ちょっと
「俺、大丈夫か?」
と思ってしまうのです。

泥谷将(Micro To Macro)
泥谷将(Micro To Macro)

この稽古をしてるときに昔のことを思い出しました。

中学の頃だったかなー?
よく遊ぶ友人が突然、Aくんのことを
「あいつ、ムカつけへん?」
と聞いてきたのです。
「うん、そやなー」
と何となく答えました。

が、それからAくんのことがどんどん気に入らなくなってしまったのです。
やることなすこと、顔から名前まで。
それまで普通に話す関係だったのですが、いつの間にか友人たちとAくんの陰口をたたいたりするようになってしまいました。

理由は何もなかったのですけど・・・

それ以来、私も理由もなく嫌われることがあるだろうなと思いました。

この感覚わかりますかねー?
この作品の彼女達もこの出来事とそう遠くない感覚で道を踏み外したんだと思うのです。

白井宏幸(ステージタイガー)
白井宏幸(ステージタイガー)

大竹野正典作品は、遊気舎に入る前から観てました。
『リボルバー』からです。
鷹田ゆきさんという遊気舎の女優さんが出ていたので、遊気舎の演劇講座生だった私が観に行ったのです。
それからスケジュールが空いてれば観てました。
大竹野正典さんとも何度か飲ませてもらいました。
私の冗談に笑ったり、変な質問にも答えてくれました。

栖参蔵(劇団大阪新撰組)
栖参蔵(劇団大阪新撰組)

ずっと観てましたが、自分とは遠い芝居だと思ってました。
自分でやることはないと思いました。
まあ、そんなニーズも無いだろうし、やるのしんどそうやし。
が、やったことがあるのです。
難波サザンシアタープロデュース『彼方のソナタ』です。
寄りにもよって3人芝居をやりました。
いや、実は私もこれと連動して同じキャラによる『三人虜』を自分でやろうと思っておりました。
難波サザンシアターの当麻さんに相談して決めたのです。
が、『彼方のソナタ』直後にコロナ禍になり、『三人虜』は諦めました。
高橋恵さんが演出した『三人虜』が良かったのもありますし、『彼方のソナタ』で満足した感じもあります。

鎌田恵弥
鎌田恵弥

で、今回声がかかりました。
たぶんあの役だと思ってたら、その通りでした。
エネルギッシュなシーンが多い芝居ですが、ちょっと違う空気になればいいなーと思っております。

魔人ハンターミツルギ、中村ユリさんと共に
どうしても似たような感じの写真が多いのですねー。
55歳の誕生日のときです。
この写真撮られたとき、「長い」と言われました。
ミツルギ多めでお送りしました。

演劇ならではの怖さやキリキリする心を感じてほしいです。
立ち向かう姿勢で観てください。
強烈なので跳ね飛ばされないよう気をつけてくださいね。

ミツルギの予約フォーム

カラ/フル vol.8
『夜、ナク、鳥』
作・大竹野正典
演出・オダタクミ
【出演】
高橋映美子
峯素子(街の劇)
有元はるか(カヨコの大発明)
中村ユリ(アルソア日粧)
泥谷将(Micro To Macro)
白井宏幸(ステージタイガー)
魔人ハンターミツルギ(超人予備校)
栖参蔵(劇団大阪新撰組)
鎌田恵弥
【日時】
2023年7月7日(金)19:30完売
8 日(土)14:00完売/18:00◎
9 日(日)12:00△/16:00○
土日のソワレがおススメです!!!!!

【料金】
前売 3500 円/当日 3800 円
土日ソワレ割 3200 円(前売のみ)
ペア割6000 円(要予約)
U-25 割 2000 円(要証明)
高校生 500 円(要証明)
リピート 1000 円(要半券)

【会場】
大阪市立芸術創造館
大阪府大阪市旭区中宮1-11-14
(OsakaMetro谷町線「千林大宮」駅から徒歩10分
京阪本線 「森小路」駅から徒歩10分
JRおおさか東線「城北公園通」駅から徒歩15分
大阪駅前より大阪シティバス 83号系統「花博記念公園北口」行
 または 78号系統「守口車庫前」行 約30分 「旭区役所」下車すぐ
(交通事情により遅延あり))
【スタッフ】
照明:浦部喜行(浪速グランドロマン)
音響:大西博樹
美術:佐野康弘(CQ)
舞台監督:西野真理子
宣伝美術:都 美佳(崖淵五次元)

医療指導:岩本さとみ
衣装・小道具:カラ/フル
制作:桝田聖美・宮路一枝

最後にお越しになる皆様へのご案内を。
公演当日に関するご案内
会場:大阪市立芸術創造館 (旭区民センターや旭図書館と同じ建物の中にあります)
最寄り駅:
■地下鉄谷町線「千林大宮」駅下車 徒歩 12 分(約 800m)
■京阪本線 「森小路」駅下車 徒歩 12 分(約 800m)
■JRおおさか東線 「城北公園通」駅下車 徒歩 15 分(約 1,100m)
■大阪駅前より大阪シティバス 83 号系統「花博記念公園北口」行 または 78 号系統「守口車庫前」行(乗車時間約 30 分)「旭区役所」下車すぐ GoogleMap:https://goo.gl/maps/eRBmj29Z3NiJcFS97
地下鉄谷町線「千林大宮」駅からの道案内動画
https://youtu.be/J7gFe1Tj-6U
JRおおさか東線 「城北公園通」駅からの道案内動画 https://youtu.be/KeZHPmmu6uc

受付開始は開演の 45 分前、開場は開演の30分前です。
受付場所は、3F エレベーター前です。
お席は自由席となります。
受付順に、入場順の整理券番号を発行し、開場時間になりましたら、番号順にご入場頂きます。
体調不良などによるキャンセルがある場合は、事前に問い合わせ先までご連絡ください。
★問い合わせ先:kara-furu@live.jp 090-1152-2100(上演日のみ)

【ご来場に関して】
1. 会場内では、マスクの着用をお願いいたします。
★マスクをご用意出来なかった場合は、受付にお申し出いただければこちらで準備した物をお渡 しいたします。
2. 差し入れなどの頂き物につきましては、スタンド花・鉢花・個包装のされていない食品などは、 お受け取り出来ません。
3. 関係者のお見送り、ご面会はございません。

ご不便をおかけしますが以上の点につきまして皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
会場では、安心してご観劇頂けるように、換気、消毒など、対策を行ないます。

皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

カラ/フル 関係者一同より

チラシ
チラシ裏

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