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冬支度・クリスマス・ニュース

冬支度

寒い。分厚い靴下を履いて着る毛布を装備している。ベッドに使うタオルケットの枚数も増やした。白湯を飲みながらこれを書いている。暖房はまだ入れたくない。

クローゼットを自分と家族のぶん整理した。
ひとつの引き出しの中に「シャツ・Tシャツ・ズボン」みたいなものが混ざっていると、我々はそのカオスをどうにもできない。畳んで都度区分するとか、そういった作業には向いていない。なるべくすべてをハンガーにかけなおして「畳む手間」をなくし、靴下や肌着類、ハンカチ類、ヘアバンド類をそれぞれ決まった箱に入れる仕様にした。どうにかして楽をしたい。

安売りのりんごを箱で買う。冬だなあと思う。

クリスマス

10年ぶりぐらいの友達と会って遊んだ。
クリスマスガチ勢の運営する書店へ行き、

・クリスマスを祝うためのありとあらゆるグッズ
・修道院で作られたお菓子
・ベツレヘムパール(パレスチナの真珠貝細工)
・ロザリオ
・ガチ勢によるガチ勢紹介書籍群
・ありがたいトレーディングカードのようなもの(40円程度)

などを見て、「インターネットってやっぱ基本はクソなんだな」と呟いていたら、友達に「どうした!?」と心配されてしまった。
インターネットは気合いの入った店ではないので、クソから砂金掘りをする気概が必要だなと改めて思ったのだ。気合いの入った店はいきなりゴールドバーが積み上げられている。それに慣れた視点からインターネットにあるものを見て「クソだな」とか思うのは、息を吸って「CO2濃度が濃い」と思うぐらい意味がない。換気をしましょう。

久しぶりに友達と遊ぶのは凄く楽しくて良かった。町がクリスマス仕様に浮かれていたのもよかった。友達のご実家は反キリストだったらしく、クリスマスを「邪教の祭」と言われて育ったらしい。その反動で180cmのツリーを買い、全力でクリスマスを楽しむ大人になったそう。楽しみ尽くして欲しい。
私を遊びに誘ってくれたときも「反キリストとかだったら無理しないでね」と言いながら声をかけてくれた。優しいなと思った。祈りの密度が濃い空間には、私が反キリストだろうがそうでなかろうが圧倒される。

取り扱われているクリスマスグッズの中で、すべてのくるみ割り人形の口がきちんと動く仕様になっていたことに2人で感動した。そう、くるみを割る力がなくてもいいから、口は動いて欲しい。

プロテスタント系の幼稚園に通っていたとき、牧師さんから聖書のお話として「人々は1000年待ちました」と語られたことがある。私は「人は1000年生きることができないし、そういった古い約束は忘れるのではないか」と質問しに行ったのだが、「待てるんです。信仰というのはそういうものなんです。」とマジレスをされた。信仰が、信仰に疑念を持つ園児に対して穏やかに真剣回答する力を得られるものなら、「それは」とてもいいものなのだろうな。

ニュース

芸能人をストーカーした結果として得られたニュースに言及して、更なるストーカー行為を助長する結果になるのは嫌だ。

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