私の大好きな作品「違国日記」の話。

さくのです。

本日は、私の大好きな作品をご紹介します。
「違国日記」です!!(いこくにっきと読みます。)

この作品、元々は漫画なのですが、実写映画化が決定しておりまして、
ついさっき、映画の上映情報を見かけたもんですから、
これは!書きたい!!ってなって今書いてます。

違国日記の良さって何?と聞かれたら、私は一言では答えられません。
それは、筆舌に尽くしがたい美しさを持つ作品だということもありますが、何よりも、これから違国日記を読むよ。という人に、私の主観に染まった感想を聞かせたくないからです。できれば、その人が感じたままのまっすぐな感想と、意見交換したい。これが大きな理由です。

そうは思っていても、やっぱり書きたい!!!!!


勝手な奴だな(笑)と思われると思いますが、書かせてください。
今回は長くなりそうです。

この作品を簡単に説明しますと、
交通事故で両親を失った田汲朝と、朝の叔母である人見知りな少女小説家の高代槙生が、不器用に共同生活を送るというのが、おおまかなストーリーです。思春期と、朝曰く大人だか子どもだか分からない「へんな人」。なかなか理解しあえない。けれど、まっすぐに向き合う。そんな関係の二人が描かれているヤマシタトモコさんの作品です。
(全11巻で完結しています。)


私がどう思ったか以外でこの作品について語るなら、
まずはやっぱり、言葉が美しいことじゃないでしょうか。
朝も、槇生も、それ以外の人も、よく喋る(というよりしっかり生きてるんですよ。)し、よく泣きます。
彼らの言葉を受け取るたびに、脳みそなのか、心臓なのか、こころなのか、どこになのかは分かりませんが、殴られるというか、叫ばれるんです。
おい!お前はどうなんだ!って。
そのたびに、私はどうなんだろうってなります。
それぐらい、言葉に熱や息遣いを感じます。
私のちんけな語彙では、限界を感じますが、それが違国日記の魅力の一つだと思います。

皆さん。電車とかおしゃれなカフェとかで読んじゃだめですよ。それでは、十分にしみじみできません。
(ちなみに私は余韻で泣いたりしました。人の目があるところは、危険です。笑)


え!?
気が付いたら、もう900字も書いています。
私の思うことは、また次の次の記事で書こうと思います。
(ばりばり主観のやつをね。)

では、また、次の記事でお会いしましょう。さくのでした。





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