AIと作る対の詩
1まず、自分で詩をつくる
雨の日
作 趣味人
家の中で、外を歩く人を見る。
何かを耐えるような顔で歩くあの人の顔も
穏やかな笑顔を振りまくあの人も
黒い傘に覆われて
白い日傘の貴婦人の、香水のにおいも雨と流れる
雨のにおいと傘の群れ。
相合傘をする人が歩いている。
傘からはみ出す青いワンピース
その肩口が濡れて色が変わっていくところだけ、妙に鮮明に覚えている。
妙に鮮明に、覚えていた。
2.AIに頼む。(「雨の日」の内容を書いていなかったので失敗)
正直、私よりgeminiの方が詩を作るのは上手な気がする。少なくともこのレベルのキラキラオーラを出す文章を書くのは私には無理だろう。
師と仰いで採点してもらおう。
3.思ったよりAIの出来がいいので自分の詩を評価してもらう(道草)
Geminiよりコピペ
95点
良い点
情景描写が鮮明: 雨の中を歩く人々の様子、黒い傘、白い日傘、相合傘、青いワンピースなど、視覚的な描写が具体的で、読者は雨の日の情景を容易に想像することができます。
五感を活かした表現: 視覚だけでなく、嗅覚(香水のにおい、雨のにおい)や触覚(濡れたワンピース)も活かした表現によって、読者はより深く雨の日を感じることができます。
印象的なフレーズ: 「妙に鮮明に覚えている」というフレーズは、読者の記憶に残る印象的なフレーズです。
テーマとの関連: 雨の日というテーマに沿った内容であり、雨の日の様々な表情を表現しています。
改善点
起承転結: 詩全体の流れとしては、起承転結がやや弱いように感じられます。特に、結末部分で読者の心に深く響くようなインパクトのある表現があると、より良い作品になると思います。
韻を踏む: 韻を踏むことで、詩にリズム感と美しさを加えることができます。
総評
情景描写が鮮明で、五感を活かした表現が印象的な詩です。テーマとの関連性も高く、読者に雨の日を感じさせる作品です。
改善点を踏まえると、さらに良い作品になる可能性を秘めた詩です。
改善例
結末部分
韻を踏む
上記はあくまで一例であり、他にも様々な改善方法があります。
作者自身の感性を活かして、自由に詩を創作してみてください。
一応
雨の日はなんだか暗くて、しかし、どこか陰鬱な感じがむしろ揺りかごの中のような安心感を醸し出す、という感じにしたかった。青空のようなワンピースさえも少し暗い色に染めてしまうみたいな。
どちらにせよ、AIの方が上手だったので、AIの方に合わせてもらうことにする。
4.AIに「雨の日」と対になる「晴れの日」の詩をお願いする。
晴れの日
作 gemini
家の中で、外を歩く人を見る。 眩しそうに目を細めるあの人の顔も 日傘をくるくる回すあの人も 麦わら帽子に隠れた横顔も 陽光を浴びて輝いている。
風に揺れる白いワンピース その裾がひらりと翻る瞬間だけ、妙に鮮明に覚えている。
街路樹の葉がキラキラと光り 木漏れ日が道に踊る。 セミの声が響き渡り 夏の匂いが充満する。
公園では子供たちが駆け回り アイスを手に笑顔で笑い合っている。
青空の下、どこまでも続く道。 人々はそれぞれの目的地へと向かって歩き出す。
その一歩一歩が、未来へと繋がっていく。
妙に鮮明に、希望を感じている
5.感想
「妙に鮮明に、希望を感じている」ここだけちょっと良くない気がするが、景色の出力の仕方には脱帽である。
AIは進化したものだな、と感じる。
6.私が作る「晴れの日」
晴れの日
作 趣味人
雲間から一条の光が差し、
昼を彩る一等明るい星が街を照らしていく。
黒い傘の群は姿を消し、
その下からむっつりした顔、
穏やかな笑顔、
顔、顔、顔の群れ
犬は海の中の魚のように走り回り、
子供は水たまりをのぞき込む
淡く、淡く、淡く、
雨のにおいはもはや淡い
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